記事
- 2010年06月17日 11:22
むかし言論人ありけり
戦前、満州進出で全国紙が軍部礼賛に染まるなか、地方紙に反骨の言論人がいた。桐生悠々(きりゅう ゆうゆう)。信濃毎日新聞の主筆である。日本が国際連盟を脱退した昭和8年、彼は「関東防空大演習を嗤ふ」という社説を書いた。陸軍が、国民の好戦気分をあおるため思いついた防空訓練。空襲を想定し灯火を消して、お祭り騒ぎで行われた。桐生悠々の社説、概略はこうだ。



