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津波で母親を失った女子高生は記者に 傷つく痛みが分かるから「報道で誰かを救ってみたい」

まだ午後3時を過ぎたばかりなのに、あたりが真っ暗だったのを覚えている。いつもは干上がっている川が水でいっぱいになった次の瞬間、乗っていた軽自動車が津波に押し流されていった――。福島県のテレビ局で記者をしている阿部真奈さん(26)は、10年前のあの時の記憶を忘れることはない。生まれ育った宮城県女川町を襲った津波は、母親、家族を奪い去っていった。震災の後、地元に小さな災害放送局が生まれた。

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