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- 2012年11月26日 16:30
本屋をめぐる冒険
記憶のある限り、ぼくは本屋さんに通って育った。母親は自分で会社をしていて忙しかったのだろうが、毎月のように、二子玉川の高島屋の中にある紀伊国屋に、小学校低学年のぼくを連れていってくれた。そしてこう言うのだ。「好きな本を選びなさい。」ぼくの頭の中には、紀伊国屋の地図ができあがっていた。文庫本エリアは「おとなの本」で、つやのない表紙の新潮文庫に対しては、特に大人な印象を持っていた。



