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- 2020年11月24日 18:38
リベラリズムが生き残る理由――『アフター・リベラル 怒りと憎悪の政治』(講談社現代新書) - 吉田徹
いわゆる「リベラル批判」がかまびすしくなってから久しい。書籍の類をざっと検索しただけでも、橘玲『「リベラル」がうさんくさいのには理由がある』、ケント・ギルバート『リベラルの毒に侵された日米の憂鬱』、中には岩田温『「リベラル」という病』、山口真由『リベラルという病』という、同じタイトルを持つものまである。