記事
- 2020年02月03日 06:00
国賓・習近平が狙う訪日の「成果」 中国がさらなる対日関係の改善を望む理由 - 加茂具樹(慶應義塾大学総合政策学部教授)
「中国は一人当たりのGDPが1万ドルを超えただろう」。習近平国家主席は、新年の祝辞で、こう展望した。高度成長を経験して一人当たりGDPが1万ドルを超えた中所得国が、その後に辿(たど)る成長の軌跡は二つあるといわれる。一つは安定成長を維持する場合で、もう一つは成長率が低下し、長期に低迷する「中所得国の罠(わな)」に陥る場合である。



