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- 2019年12月04日 06:00
クーデター、裏切り、密告……「ぺんてる」の仁義なき戦い - 森岡 英樹
「サインペン」でお馴染みの筆記具のぺんてる株をめぐり、総合文具最大手のコクヨと2位のプラスが争奪戦を繰り広げている。 なぜ、コクヨは、連結売上400億円ほどのぺんてるに触手を伸ばしたのか。「コクヨは連結売上高3151億円を誇るが、国内市場が縮小する中、海外の売上比率は7%。約120カ国で展開し、海外売上が66%でブランド力や販路を持つぺんてるは、魅力的なのです」(エコノミスト) ことの発端は、ぺん…