記事
- 2019年11月16日 16:00
イッセー尾形 「役作りの人間観察はしない」理由
イッセー尾形が役作りを語る 映画史・時代劇研究家の春日太一氏がつづった週刊ポスト連載『役者は言葉でできている』。今回は、日本における一人芝居の第一人者である俳優・イッセー尾形が芝居を始めたきっかけ、役作りについて語った言葉をお届けする。 * * * イッセー尾形は一九七一年、十九歳で演劇学校に入り、役者としてのスタートを切る。「当時、ビル清掃のバイトをしていまして。