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- 2019年07月11日 22:54
【県民健康調査】誰のための委員会?何のための議論?「事故との因果関係否定」に反対続出も、星座長は早期決着に固執。会見も打ち切り、県民は「任期や時間より徹底した議論を」
現時点で本当に原発事故と甲状腺ガンとの因果関係を否定出来るのか─。8日午後に福島県福島市内で開かれた35回目の「県民健康調査検討委員会」で、2014~2015年度に実施された甲状腺検査結果について、「現時点において、甲状腺がんと放射線被ばくの間の関連は認められない」とする評価部会の評価に関して議論が紛糾した。反対意見が相次いだが、星北斗座長は議論を打ち切り、文面修正の一任を取り付けた。