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ケムニッツ、あるいはドイツ社会の和解のレジリエンスと「憂慮する」市民たち - 辻英史 / 近現代ドイツ史

1.はじめに2018年8月末から9月はじめにかけての2週間、ドイツ社会はこの話題に揺れた。東部ザクセン州の都市ケムニッツでおこったある殺人事件をきっかけに、極右勢力が大規模なデモをおこない、街中で外国人を狩りたてて暴行したり、警察や反対する左派勢力と激しく衝突したりしたのだ。日本でも、この事件は大手マスコミ各社が取りあげた。

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