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【書評】『あの日 勇者だった僕らは』(山川沙登美・著)は心がうずく好著でした

 業界ネタの作品を見ると大概において関わる人の濃淡、温度差、遠近感のようなものが体感できたりするわけですけど、この本ほどゲームに携わる人間の「遠影」とぬくもりを感じさせる作品もないなあと思います。ゲームを楽しんでいた人が、いつしかゲームの作り手になり、友や環境を得て、業界特有の事情に直面し、葛藤を抱いて歩んでいく。王道なのに、どこか手触りを感じる素敵な作品に仕上がっているのですよ。

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