記事
- 2019年03月04日 16:53
〈多文化〉韓国を生きる 難民・イスラーム・フェミニズム - 田浪亜央江 / 中東地域研究・パレスチナ文化研究
1.済州島(チェジュド)歳末の街頭募金を呼びかける救世軍の鐘が耳の奥底まで響くのを感じながら、私はソウルから高速バスで100キロあまり離れた町に向かった。2018年10月に済州島で出会ったイエメン人ラムズィー(仮名)に会うためである。その1か月後、済州から移動してきたばかりの彼にソウルで再会したとき、何だか弱気になっているように見えて後ろ髪を引かれた。



