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- 2011年12月08日 06:00
書評:東浩紀『一般意志2.0』
話題になっている東浩紀『一般意志2.0』をとても興味深く読んだので、その感想を書いておきたい。本書のいちばんの美点は、きわめて平易かつ明晰に書かれていることだ。私のような哲学の専門外の者でも、著者の思考の航跡を正確に追っていくことができる。すでのたくさんのレビューが出ているが、東氏はここで、「複雑になりすぎた現代社会では、ひとびとが集まって熟議によってものごとを決める理想的な民主主義はとうのむかし…



