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『呼び覚まされる霊性の震災学』から思う「時間」の巻 - 雨宮処凛

 東日本大震災から、あと少しで5年だ。  生き残った私たちは5年分、年を重ね、亡くなった人たちの時間はあの日のまま、止まっている。 そんな節目を前にして、ある本を読んだ。前回の原稿で取り上げた「タクシーに乗る幽霊」の論文が掲載されている『呼び覚まされる霊性の震災学――3.11 生と死のはざまで』(新曜社)だ。

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