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- 2015年12月25日 02:11
弁護士「営業」時代の懸念
弁護士の口から自らの仕事に関して、「営業」という言葉が出ることもそれほど珍しいことではなくなりました。もっともその中身はさまざまで、肯定的な弁護士のなかにも、その姿勢には積極、消極の濃淡があります。しかし、「改革」の増員政策が弁護士に意識させることになった競争、一サービス業としての「自覚」、さらにいってしまえば、「背に腹はかえられない」といえるような生存への切迫感のなかで、やや大仰に言えば、この…