記事
- 2014年12月22日 23:28
誰がための円安か ~「富める者」が景況感の悪化を感じる経済
「(日銀短観で)意外だったのは円安メリットを享受できる業種の景況感が思ったほど改善しなかったことである。代表例が『自動車』。現状の業況判断指数は6ポイントの悪化。3カ月先までの見通しも5ポイント悪化した。 海外現地生産拡大などで円安になっても輸出数量が増えにくくなっているが、円安は金額ベースの輸出を増やす効果は持つはずだ。