記事
- 2014年12月07日 11:25
医者の家族が患者になったとき - 髙本眞一
「医師にずっとそばにいてほしい――」。 東京大学医学部心臓血管外科の教授だった私は、儚くなりつつある命の妻を看病しながら、ただひたすら願っていました。 東大医学部教授の家族ならば、さぞかし充実した医療が受けられるに違いない。普通の人は当然、そう思われるでしょう。しかし、医療の世界は、そんなに簡単なものではありません。東大医学部教授の家族であれ、ひとりの患者であるという事実は変わりません。



