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更新:2014年07月28日 14:10

西山太吉

元毎日新聞記者。沖縄返還時の機密文書を漏らしたとして外務省の女性事務官とともに1972年に逮捕、有罪に。一連の経緯は山崎豊子氏の小説「運命の人」のモデルとなっている。

密約文書開示訴訟の敗訴確定。

7月14日、沖縄返還を巡る密約文書の開示を求めた上告審判決で、最高裁第二小法廷(千葉勝美裁判長)は開示を認めなかった二審の東京高裁判決を支持、西山氏ら原告側の上告を棄却。原告側の敗訴が確定した。

一審で東京地裁は「文書は国が保有していると認定できる」として開示と賠償金支払いを命じたが、二審の東京高裁は廃棄された可能性を指摘、「国が文書を保有していると認めるに足りる証拠はない」としていた。今回、最高裁第二小法廷は、「行政機関が文書を保有していないことを理由に不開示を決定した場合、行政機関が文書を保有していたことの立証責任は原告側が負う」との判断を示した。

沖縄返還協定(1972年)に関する日米交渉で、軍用地の原状回復費用などを日本政府が肩代わりすることなどの密約があったとされる。今世紀に入り、米国での公文書の開示とともに、外務省も文書は見つからなかったとしながらも、この密約の存在自体は認めていた。

各紙の社説

沖縄密約文書―説明なしではすまない - 朝日新聞
沖縄密約判決 隠ぺい体質黙認するな - 毎日新聞
沖縄「密約」判決 文書管理と原則公開の徹底を - 読売新聞

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