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更新:2018年10月29日 15:48

被災地のがれき処理

東日本大震災の被災地のがれきの処理量は全体で2200万トンのうち約6%に留まっている。

被災地のがれき処理の行方


宮城県気仙沼市に積み上げられたガレキの山(2011年5月、撮影:安藤健二)

東日本大震災で発生した震災瓦礫の処理を巡って、環境省は被災地の円滑な復興支援のために、被災地から各自治体に震災がれきを運び出して分散処理を行えるよう協力を呼びかけている。受け入れを巡っては、がれきから飛散する放射性物質や風評被害に対する不安などから、反対する自治体も数多く出ており、物議を醸した。

被災地以外でがれきの受け入れを表明したのは3月22日時点で、青森・山形・東京の3都県のみであったが、受け入れ自治体に対する財政支援が示されたことなどで、受け入れを表明したり、受け入れの検討を表明する自治体の数は3月末の倍となる70を超えている。

被災地におけるがれき処理の現況


環境省は2014年末までに震災がれきを含む災害廃棄物の処理を完了することを目指しているが、2012年3月5日時点での処理量は福島、宮城、岩手全体の6%で、94%が未処理となっており、計画より大きく遅れている。

震災のがれきの総量は岩手・宮城合わせて環境省推計で2000万トンを超えており、環境省は「現地では仮設焼却炉の設置を行うなどして処理能力の拡充に努めているが、それでも処理能力は足りておらず、震災がれきは仮置き場に堆積され現地の復興の妨げになっており、一日も早い復興のために各自治体の協力による広域処理が必要」としている。

受け入れには各地で強い反対も


市長や議会の決断によって受け入れを表明した自治体の数こそ増えてきたものの、住民の強い反対が見られる自体などもあり、安全性などに関しての住民に対する、わかりやすい説明が求められている。また、各自治体において実際に安全被害や風評被害などが出てしまった場合の国の責任や対応を、より具体的にしてほしいという声もある。

BLOGOSにおいても、がれきの広域処理に関しては賛否両論の様々な意見が出ています。

・議論:震災瓦礫の受け入れに賛成?反対?(BLOGOS)
・議論のまとめ記事:「病的に反対するな」「被災地で処理せよ」震災ガレキ受け入れめぐって激論(BLOGOS)

<賛成派>
・震災がれきの受け入れに賛成する -河野太郎
・震災がれきQ&A-河野太郎
・震災がれき Q&A その2-河野太郎
・震災がれき Q&A その3-河野太郎

<反対派>
・放射能汚染ガレキを解決する方法の案 -西村博之
「絆」で瓦礫は処理できるのか -田中康夫

<関連リンク>
環境省が推進するがれき広域処理の意味――前編:大量のがれき

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