タグ

更新:2018年10月29日 15:48

イルカ追い込み漁

和歌山県東牟婁郡太地町(わかやまけんひがしむろぐんたいじちょう)で行われているバンドウイルカの追い込み漁に関し、かねて国外から批判の声が寄せられていた。5月20日、日本動物園水族館協会(JAZA)の荒井会長は追い込み漁によるイルカ調達禁止を発表した

JAZA イルカ追い込み漁禁止を発表

共同通信社
4月、日本で行われているイルカの追い込み漁が「野蛮」だとし、「世界動物園水族館協会」(WAZA)は、「日本動物園水族館協会」(JAZA)の会員資格の停止を全会一致で決定。

この問題に対しJAZAは5月20日会見にて追い込み漁によるイルカ調達禁止を発表。これを受け、WAZAは「歓迎する」との声明をHP上に掲載した。

太地町イルカ追い込み漁に関して~1 - 坂野真一
和歌山・太地町長「反捕鯨団体に屈服」 イルカ入手問題 - 朝日新聞(5月21日)
イルカの入手方法変更、WAZAが「歓迎する」 - 読売新聞(5月21日)

社説

イルカ漁―国際理解へ努力重ねよ - 朝日新聞(5月22日)
イルカ漁 誤解正す努力も必要だ - 毎日新聞(5月22日)
イルカ伝統漁 国際的圧力に屈した組織残留 - 読売新聞(5月22日)
イルカ入手困難 実情をさらに訴え続けよ - 産経新聞(5月22日)

太地町のイルカ漁にケネディ駐日大使がコメント

1969年から漁を開始した太地町は、日本の古式捕鯨発祥の地ともいわれる。イルカ漁は他にソロモン諸島、デンマーク領のフェロー諸島、南米のペルーなどでも行われている。

2009年、米国でPG-12指定のドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』が公開された。同年のサンダンス映画祭で観客賞、第82回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞など数々の賞を受け、日本国外では概ね評価の高い作品だったが、同時に、同作品には反捕鯨過激団体のシーシェパードが関わって太地町のイルカ漁のみを極めて批判的・恣意的に描いたものであり、盗撮や懸賞金をかけるなどの不当な撮影が行われたとして、日本のみならず海外メディアからもプロパガンダ作品として批判の声があがった。

出演した北海道医療大学准教授の一人は「反捕鯨運動に使われるとは思わなかった」として、後に配給会社を相手取り損害賠償請求などを行った。

また2014年1月18日、駐日米大使キャロライン・ケネディ氏がTwitter上で発した以下のつぶやきに日本人ユーザーが反発をみせ、波紋を広げている。 これを受け、オノ・ヨーコ氏が太地町の漁業関係者に宛てた"TO THE JAPANESE FISHERMAN OF TAIJI"とする公開書簡を公式サイト内で発表した。

声明文でオノ氏は、「(イルカの追い込み漁は)中国やインド、ロシアといった大国やその子どもたちに、日本を悪く言う口実を与えてしまう。簡単なことではないと思うが、私たちの国の力をそぐ機会を常に探している、多くの強国に囲まれた日本の将来の安全のために、どうか考えてほしい。」とし、イルカの追い込み漁が外交リスクとして存在感を増すことなどへの懸念を示した。

関連リンク

古式捕鯨発祥地、太地町 - 太地町公式サイト
イルカ漁等に対する和歌山県の見解

「イルカ追い込み漁」に関連する記事一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。