震災後の3月24日、東京のスーパーで野菜を選ぶ女性(AP/アフロ)
これは、農業関係のGDPを比較した順位。先進国では米国に次ぐ2位。15位のオーストラリアの3倍で、「農業大国」と呼ばれるフランス(6位)も上回っているという。(
参考記事)
ただし、農水省のまとめによると、農業従事者の高齢化が進み先細り傾向が懸念される結果になった。2010年の農業就農人口の年齢階層別の推移を5年前と比べると、80歳以上の層は増加しているが、80歳以下の層は軒並み減少している。平均年齢は、65.8歳。年齢別農業就業人口を見ると、65歳以上が61.6%で160万5千人、15歳~29歳は3.5%(9万人)しかいない。
ただでさえこの状態なのに、野田政権はTPP参加に向けた交渉を始めた。「関税が撤廃され、外国産の安い農産物が入ってくることで日本の農業が壊滅的な打撃を受ける」という指摘もある。農業関係者の反対活動が続いている。
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