杉田水脈

自民党は2日、杉田氏のLGBT差別とされる発言について「問題への理解不足と関係者への配慮を欠いた表現がある」とする見解を、ホームページ上に掲載した。

朝日新聞デジタルによると、同党は当初「寄稿文は議員個人としてのもの」と静観する構えを見せていたが、先月27日には党本部前で大規模な抗議集会が行われるなど、党の責任を問う声が高まったことで釈明。同党が議員の問題発言をめぐって見解を公表するのは、極めて異例だという。

・杉田水脈議員に自民党が指導　「配慮欠く」と異例の見解 - 朝日新聞デジタル(8月2日)
・LGBTに関するわが党の政策について - 自由民主党(8月2日)

LGBT当事者らが抗議集会 4000人参加と発表

自民党の杉田水脈議員の、「LGBTには生産性がない」などとする内容の雑誌への寄稿が問題とないっている件で、27日夜、当事者団体などが永田町の自民党本部前で抗議の集会を開いた。

NHKによると、集会には4000人が参加(主催者発表)し、「他人の価値を勝手に測るな」「差別をするな」などとシュプレヒコール。団体の代表は、「私たちの生き方に最低限の敬意を払ってほしい」などと訴えたという。

・自民 杉田議員の「ＬＧＢＴは生産性ない」に抗議集会 - NHK(7月27日)