フロリダ州銃乱射事件

日本時間６月12日午後、米フロリダ州オーランドのナイトクラブでに乱射事件が発生、容疑者を含む50人が死亡、53人が負傷したと報じられている。

警察との銃撃戦で死亡したみられるオマル・マティーン容疑者は、両親がアフガニスタン出身で、事件直前、警察当局にISに忠誠を誓う旨の電話をしたという。また、12日にはISが独自に持つメディアにおいて犯行声明を発表しており、米当局が関連を調査している。

事件が起きたナイトクラブ「パルス」は同性愛者向けのクラブだといい、会見したオバマ大統領は「テロ行為であり、ヘイト行為である」と非難した。

大統領選挙で民主党の候補者指名を確実にしているヒラリー・クリントン氏は声明で銃規制の強化に言及、共和党の候補者指名を確実にしているドナルド・トランプ氏は、イスラム教徒の入国禁止を求めた自身の主張に賛意が寄せられているとコメントしている。

各紙社説

・米乱射事件　許せぬヘイトの凶行 - 朝日新聞
・フロリダ乱射　銃規制こそ世界の声だ - 毎日新聞
・米乱射テロ　銃規制へ冷静な議論を尽くせ - 読売新聞
・米乱射テロ　異常な社会としか言えぬ - 産経新聞
・寛容な社会がテロを防ぐ - 日本経済新聞