
AP
カーン内相は5日夜、首都ダッカで発生した人質テロ事件で、治安部隊などによって射殺された容疑者を、これまでの6人から5人に訂正した。
治安部隊は飲食店に突入した際に6人を殺害したが、このうちの1人はレストランの従業員で、武装グループの一員と間違われて射殺されたおそれがあるという。
・
バングラデシュ内相 射殺された容疑者は5人に訂正 - NHK(7月6日)
・
バングラデシュ襲撃、治安部隊が人質を誤って殺害した可能性- ロイター(7月5日)
遺体が羽田空港に到着
バングラデシュで発生した人質テロ事件で殺害された七人の日本人の遺体が5日早朝、羽田空港に到着した。
空港には、政府を代表し岸田外務大臣と萩生田官房副長官、ほかにJICA理事長北岡伸一氏やラバブ・ファティマ駐日バングラデシュ大使らが出迎えに訪れ、犠牲者に献花を行い、黙とうをささげた。
容疑者は裕福な家の出身のエリート
バングラデシュのハサヌル・ハク・イヌ情報相はインドのテレビ局に対し、実行犯の大半が比較的裕福な家の出で、ダッカかマレーシアの大学などで高等教育を受けていることを明かした。
とくに容疑者グループの一人であるロハン・イムティアズ容疑者の父親は、政権与党の中級幹部で、警察関係者によると、2015年12月30日に息子が行方不明と届け出ていたという。ロイターが伝えている。
・
バングラデシュ襲撃、一部容疑者は裕福な家出身のエリート -ロイター(7月5日)
関連情報
・
バングラデシュ・ダッカにおける襲撃事案について - 安倍総理、菅官房長官の会見録など。首相官邸
・
バングラデシュ・ダッカにおける襲撃事案 - 岸田外相の会見録など。外務省
・
JICA - 国際協力機構
FOLLOW US