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更新:2018年10月23日 14:36

曽野綾子

1931年(昭和6年)生まれの作家。保守論客の一人。

「アパルトヘイト政策は不支持」

共同通信社
2015年2月11日付の産経新聞朝刊に掲載された、曽野綾子氏による連載コラム「透明な歳月の光」に対し、国内外から非難が殺到している。

問題となっているのは、「労働力不足と移民」と題したコラム。冒頭で「日本の労働力補充のためにも、労働移民を認めなければならない」と主張。一方で「移民としての法的身分は厳重に守るように制度を作らねばならない」とし、「20〜30年も前に南アフリカ共和国の実情を知って以来、私は、居住区だけは、白人、アジア人、黒人というふうに分けて住む方がいい、と思うようになった」などと書いた。

過去には、2013年8月31日号の週刊現代への寄稿記事「何でも会社のせいにする甘ったれた女子社員たちへ」の中で、「出産した女性は会社を辞めろ」という趣旨の発言が大きな話題を呼んだ。

曽野氏は14日付け産経新聞の記事の中で、
私は文章の中でアパルトヘイト政策を日本で行うよう提唱してなどいません。生活習慣の違う人間が一緒に住むことは難しい、という個人の経験を書いているだけです
とコメント。 産経新聞執行役員東京編集局長の小林毅氏は
当該記事は曽野綾子氏の常設コラムで、曽野氏ご本人の意見として掲載しました。コラムについてさまざまなご意見があるのは当然のことと考えております。産経新聞は、一貫してアパルトヘイトはもとより、人種差別などあらゆる差別は許されるものではないとの考えです
としている。
曽野氏コラムで南ア駐日大使が本紙に抗議  - 産経新聞(2月14日)

また朝日新聞が17日、曽野綾子氏に見解を求めたところ、
私はブログやツイッターなどと関係のない世界で生きて来て、今回、まちがった情報に基づいて興奮している人々を知りました。

 私が安倍総理のアドヴァイザーであったことなど一度もありません。そのような記事を配信した新聞は、日本のであろうと、外国のであろうと、その根拠を示す責任があります。もし示せない時には記事の訂正をされるのがマスコミの良心というものでしょう。

 私は、アパルトヘイトを称揚したことなどありませんが、「チャイナ・タウン」や「リトル・東京」の存在はいいものでしょう。
といったコメントが寄せられたという。

曽野綾子氏「アパルトヘイト称揚してない」 ‐ 朝日新聞(2月17日)

さらに、18日には共同通信社の質問に回答、コラムは撤回しないとするとともに、重ねてアパルトハイト擁護の意図はないと否定した。

曽野氏、抗議のコラム撤回せず アパルトヘイト政策は不支持 - 共同通信社

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産経新聞:曽野綾子氏コラムにNPO法人が撤回求め抗議文 - 毎日新聞(2月14日)
Author Sono calls for racial segregation in op-ed piece - TheJapanTimes(2月12日)
Japan PM ex-adviser praises apartheid in embarrassment for Abe - REUTERS(2月13日)
Author Causes Row With Remarks on Immigration, Segregation - THE WALL STREET JOURNAL(2月13日)

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産経新聞 曽野綾子さんのコラムへの抗議文 - 特定非営利活動法人 アフリカ日本協議会
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