10年後、エネルギーの主役が代わる? 『大転換』レスター・R・ブラウン - 東嶋和子 (科学ジャーナリスト・筑波大学非常勤講師)
東日本大震災から5年。わが国のエネルギー政策は揺れに揺れた。 気候変動対策として主役に躍り出つつあった原子力発電に急ブレーキがかかり、電力不足を補ったのは天然ガス、石炭、石油の火力発電である。ただ、この”応急処置”は、一方で温室効果ガスの排出を大きく増やすという副作用をもたらした。 さらに、電力自由化ともあいまって、ベースロード電源(燃料費が比較的安く、毎日一定の電気を発電する中核の電源)として石...



