むのきらんの公開コメント一覧

  • 2019年12月16日 14:22

    エントリーがグレタ氏の将来を心配するのは、いいでしょう。 しかし、あたしは、なんだかな、感を強く感じます。 トランプ氏やアウンサンスーチー氏の「問題」は、基本的にはあたしたちがどうこうできることではなく、アメリカやミャンマーの問題です。(日本という国家やあたしたちが、そこにどうアプローチすべきか、という問いはもちろんありますが。)___ しかし、「グレタ氏の構造問題」の本質は、「グレタ氏の問題」ではありません。 日本という国家やあたしたち一人一人が問われている問題、抱えている問題でもあるのです。 よく、歴史認識の議論で、日本は侵略国だったのかどうか、みたいのがありますが、本件はそれとも違います。歴史的過去ではなく、現在進行形の問題なのです。 日本という国家が、環境問題にどう取り組むべきか、あたしたち一人一人は、どう向き合うべきか。 観光に出かける時に、出かけるべきかどうか、どういう交通手段をすべきか。それらの問いはあたしたちへの問いです。___ そして、あたしたちがまず客観的事実として認識せねばならないのは、日本人の一人当たりのCO2排出量は、世界の平均よりも遙かに高い、という現実です。 これほど人口稠密な国にいながら、です。___ 中国や米国など排出量が多い他国を批判することもいいでしょう。グレタ氏を批判することもいいでしょう。 しかし、日本は、日本人は、批判される側にある、という事実を認識してほしい。 日本という国家単位でみれば、世界的には被害者ではなく加害者なのです。

    佐々木康彦 / ITmedia オルタナティブ・ブログ
    環境少女のグレタさん、数年後にスーチー氏のようにならないかが心配
  • 2019年12月15日 13:08

    良問ですね。 現役の教師や医師でも、回答は非常に分かれるでしょう。 河合塾の解説も面白い。 で、設問自体が河合塾の解説と矛盾しているようにも思えるところもまた面白い点です。___ 生徒にどう「指導」するか、という設問になっていることが、ひょっとしたら、ある種の引っかけなのかもしれません。 一般的には、「指導」とは、相手の考えや行動に働きかけることです。 しかし、今回は、河合塾的にいえば、管理者つまり学校側が失敗しているケース。もしくは、農業体験として、衛生面の一定のリスクと対応を織り込んだ体験として学校が決定している、ということも想定できますが、それならば、このような事態は起きにくいはずです。(生徒や農家にどう事前に説明しているかもありますが、そこは不明であり、文脈的には想定外の事態で、しかも生徒がばらばらに対応する前に教師は判断をしていない、としか思いにくいわけ。)___ それらを考え合わせると、設問の前提である、「指導」のあり方も含めて問う、ということが必要でしょうね。 つまり、学校側の失敗(と捉えるかどうかもありますが、一応河合塾理論でいえばそうなります。)を、どう捉えて、生徒や農家にコミュニケートするか、ということでしょう。___ しかも、「学校側」と書きましたが、学校という組織の一員として、想定外の事態に現場の一教師としてはどう対応するかということがポイントです。設問の感じでは、現場での教師の対応を問うているわけで、そこも教師としては悩ましいところでしょう。___ と、いうことで、面白い問いですね。 おそらく単一の正解はありませんが、こういうのはダメな指導、ということはあるでしょうね。

    佐々木康彦 / ITmedia オルタナティブ・ブログ
    医学部入試で出題された「他人のおにぎり問題」は何を求めているのか?
  • 2019年12月15日 12:08

    なるほどね。そういう風にとる方もおられるのですね。 あたしは、貴殿とは異なる印象。 エントリーは、誰のことも規制しようなんてしていません。中国政府や自民党などの一部のおっちゃん(&おばちゃん)たちとはそこが違うのです。 あくまで、個人の意見として、こうした方があたしはいいと思うよ、という意見を述べているだけ。 それを、採用するもしないもあなたの自由です。___ もちろん、街宣車で押しかけてスピーカーで主張を一方的に押しつけようという行為も、「規制しようとする」行為の一種と捉えてもいいでしょう。エントリーはそれでもありません。 そこのところを、一度、分けて考えてみたらどうでしょうか。 リベラルとはなんだかんだ、と定義しようとするちょっと前にね。

    PRESIDENT Online
    なぜ夫に"重大なことを相談"してはいけないか
  • 2019年12月15日 11:55

    自民党議員で元大臣ともあろう方が。 <文句なく離脱問題にけりがついた。>・・・ですって。 離脱は1月末に行われるでしょうが、それは文句なくけりがついたとは全く言えません。 むしろ、移行期間である2020年12月末までに、FTAその他の交渉がまとまるかどうかが、最大の焦点と言えましょう。また、移行期間も公約どおり来年末までなのか、延ばすのか、もありますし。 離脱は実行されることには確かにほぼケリがついたと言えますが、離脱問題は全くケリがついていません。そこのところを混同してジョンソン首相万歳とは残念ですね。一般人の居酒屋談義と同じ次元と言わざるを得ません。___ さらに、スコットランドや北アイルランドの問題も、これまでは一応ケリがついていたのですが、離脱によって改めて問題化したわけなので、これも広義の離脱問題と言えましょう。 エントリーは政治家としてのジョンソン氏を評価しているようですが、私は、政治屋としてのジョンソン氏を評価しますが、政治家としては全く評価できません。 また、ジョンソン氏が旗を振って大ほら吹いておいて、国民投票で離脱が決定した直後に、逃げたという事実も押えておきたいところです。

    原田義昭
    英国総選挙、ジョンソン首相圧勝
  • 2019年12月03日 13:15

    面白いエントリーだけど、都合のいい側面だけを列挙したシナリオと考えます。 エントリーは、要するに、朝鮮半島は統一されているよりも分断のままの方が、米、中、日にとって都合がいい。そのためには、米朝国交回復が望ましい、という主張。 あたしも、統一よりは現状がマシ、米朝国交も、そして日朝国交も必要、という考えです。ーーー ただし、国交があることは、友好関係だとか制裁をしない、ということとは分ける必要があります。北朝鮮は交渉すべき主権国家なので国交を行う、というだけです。 そして、米朝国交回復は、日本にとって有利か、といえば、そうとも言えません。拉致問題の解決につながるとも思えません。ーーー 日本の安全保障において、短期的には北朝鮮が脅威です。しかし、より大きな中長期的な脅威は、いずこの国か、と言えば言うまでもありません。 北朝鮮については、暴発をさせないことが最重要であり、そのための国交です。金体制を認めるならば、暴発は起きません。ーーー なお、米朝の裏取引がある、というエントリーの推測は間違いでしょう。いわゆる陰謀論です。それぞれに有利と思うアクションをしているだけです。 北朝鮮の軍事的挑発は今後も続きます。自分の存在を忘れられないようにね。 一方、アメリカは、地政学を踏まえた精密な裏取引をできる状況にはないと思われます。

    文春オンライン
    混乱の文在寅政権 アメリカは「在韓米軍撤退」のカードを切るのか? 元陸将が解説! 朝鮮半島安定化の方策「クロス承認」とは - 福山 隆
  • 2019年12月03日 11:25

    ニッセイ基礎研究所のレポートは、大体いつも分析はいいのだが、ちょっと足りないところがあるんです。 おそらく本体に遠慮しているのだと思いますが。それがなくなれば、一流の基礎研究所になれるのに、大変惜しいところです。___ 今回の場合、最重要の点をスルーしている。 それは、新規供給、つまり新築への各種優遇という制度的、経済的要因があるにも関わらず、提言にはそれが出てこない、ということです。それのない空き家対策は、アクセルとブレーキの両方を踏むようなものです。___ 国土対策、都市対策、環境対策などの点で、新築供給優遇を止めるべき時です。 むしろ、新築時には解体コストや大規模修繕コストの積み立てを義務づけることが必要です。 (もちろん、新築を止めろ、と言っているのではありません。誤解のないようにね。)

    ニッセイ基礎研究所
    空家法施行後の空き家の現状~空き家総数は増加している一方、「腐朽(ふきゅう)・破損がある空き家」は減少 - 吉田 資
  • 2019年12月03日 10:20

    身分制というのは、本質的に人をモノ扱いするということです。 「上方差別」という用語もありますけど、それとほぼ同じなんです。ある人がある存在を敬うということは、何を敬っているのか、ということです。 エントリーが指摘しているのは、人権を基盤にする民主主義と、象徴天皇という身分制度の持つ、根本的な矛盾点なのです。___ もちろん、その矛盾を持つ民主主義国は日本だけではありません。しかし、立憲君主制をとる西欧諸国と比較すると、天皇制は一層、人権の制限の度合いが激しい、ということは言えます。

    文春オンライン
    【“愛子天皇”は是か非か】「皇族の女性はモノ的に扱われてはいないか」三浦瑠麗氏インタビュー 令和皇室、最大の”宿題”をどう考えるか
  • 2019年12月02日 11:40

    安倍氏を中曽根氏の劣化コピーと呼び、安倍氏を批判したいのが、エントリーのキーメッセージなんでしょうね。 あたしも、安倍氏は中曽根氏の劣化コピーの面があると思います。しかし、当たり前ですが、両者の置かれた環境が異なるので、単純に安倍氏の責であったとは思いませんが。___ 中曽根氏の大きな功績は、国鉄をはじめとした3公社の民営化です。いろいろ不十分なスキームではありますが、それでも公社時代よりは遙かにマシです。 それに対して安倍氏は、岩盤規制の打破を口にするものの、実施していることは、中曽根氏に対しては遙かに小粒です。その果実として、安倍氏は中曽根氏よりも長期政権を保っているといえます。___ 中曽根氏のもう一つの功績は、ロンヤス関係に象徴される国際関係です。ただしこれはソ連という共通の主敵を前提とした関係でした。そして、当時からの中国に対する太陽政策は、今日の覇権主義超大国中国への栄養となったことは間違いありません。___ 一方、安倍氏の場合は遙かに複雑です。共通の価値観と共通の敵を持つレーガン氏やサッチャー氏と付き合うよりは、トランプ氏や文氏、習近平氏と付き合うほうが遙かに難しいのです。 トランプ氏と付き合うにはプライドを捨てる必要もあります。その点については、安倍氏は、泥水をすすっても日本の国益を全うする、という覚悟を感じます。(あ、あたし、安倍氏を褒めてますね。) それは、日本の国益と安全保障に合致しています。風見鶏と言われた中曽根氏も、それができたのかもしれませんが。___ エントリーとは異なりあたしは、歴代自民党総裁、首相の中では、比較の問題として両氏に好意的です。 新自由主義や市場原理主義とかいう言葉たちで、彼をくくることは現実を直視していません。彼らが実現したこと、しなかったこと、党内や国民との政治的妥協により禍根を残したことを冷静に把握すべきです。

    八木啓代
    中曽根元首相の訃報に思い出すこと
  • 2019年12月01日 10:04

    一理あるけど、理屈と情緒がかなり混ざっているのが残念。 日本も含めた先進国は、自国の過去の行為と、そして現在の大量のCO2排出を直視すべきなのは、その通り。ーーー 一方で、ブラジル等に対しては、もう少しメカニズム的な発想も必要です。 つまり、どうしたら、森林破壊をやめさせることができるか、ということ。それは、こちら側の視点ではなく、ブラジル側の視点で見ることが不可欠です。そこには、相互理解や情緒的アプローチとともに、各種の飴と鞭の組み合わせというメカニズム設計が必要です。端的にいえば、環境保護をするとお金が貰える、ということ。今は環境破壊の方がお金になってしまっているので。エレガントにいえば、外部経済効果の内部化です。ーーー ブラジルと先進国の関係を考える際には、いわゆる日本の戦争責任をめぐる中国、韓国などとの関係も参考になると思います。沖縄と本土の関係、でもいいでしょうし。

    川北英隆
    【日本の世界遺産管理に疑問】環境への貢献と企業の独自性
  • 2019年12月01日 09:53

    一理はあるけど、どうかしらね。 グーグル先生が生まれる前は、博覧強記が力の源泉だった。つまり、知恵の前提となる知識を個人が独占していた。物凄い格差社会だったといえます。 今は、知識はかなりの部分ネットで得られる。したがって、単なる知識ではなく、知恵の勝負となった、と思います。ーーー どれだけの蔵書を持っているか、どれだけ本を読んだかの勝負よりは、知恵や創造力の勝負の方が、あたしは望ましいと思うんですけどね。 それはもちろん、ネットに溢れる情報の真贋を見分ける知恵も含めてね。そのことを、なんたらリテラシー、とも言うんでしょう。

    吉田喜貴
    文字・印刷術により低下した記憶力。そしてGoogle…
  • 2019年11月30日 14:29

    エントリーの前提が、どうもあたしは事実誤認、マスコミの風評に流されていると考えます。 少なくとも、日本の場合、市場原理主義とやらで、政府の存在は小さくなったんでしたっけ? 一部にそういう面もありますが、多くの局面で、政府の存在が肥大化しているのではないでしょうか。___ 他国の話は、一応置いておくとして、日本の場合は、市場原理の導入が一部にとどまっていることが、よく言われる格差の固定化の大きな要因ではないでしょうか。 たとえば、正社員、非正規社員の格差。公務員と民間の格差。地方への手厚い資金環流による、一人当たり公共投資額の格差、兼業農家も含めた農家や漁業への手厚い補助金。などなどです。

    佐々木康彦 / ITmedia オルタナティブ・ブログ
    中曽根康弘元首相の死去と渋谷の再開発から感じる"変革"の必要性
  • 2019年11月30日 11:41

    国会図書館の収集、保管、公開すべき範囲を、マンガ、アニメ、ゲームなどなど、そして全ての公開されたネット情報(たとえばニュース)、に抜本的に拡大すればいいのではないかと思います。ーーー もちろん、著作権者の権利は一定レベルで確保する必要がありますが。 一旦世に公開されたものは、基本的に人類共同資産である、という認識が重要です。 ちょうど、土地の公共的側面を明記した土地基本法みたいなもので(同法の問題は、その趣旨が十分実現されていないことです)。

    BLOGOS編集部
    「今こそアニメに恩返しを」山田太郎議員が語る“MANGAナショナルセンター法案”の重要性と直面する廃案の危機
  • 2019年11月30日 11:34

    もう少し、きちんと整理した方がいいのではないでしょうか? 「自由を尊重し、富の再分配を目指すリベラリズムが世界中で嫌われています。」、、、アメリカの民主党で勢いがあるのは、この勢力です。イギリス労働党の主張もこれです。日本でも、富の再配分への方向性はその逆よりも強い状況です。それをやってるのが自民党政権なわけですが。他にもいくつか反証を挙げられます。ーーー 今の世界の民主政体の諸国を覆おっているポピュリズムの潮流は、もう少し違います。もちろん、国によっていろいろ違いはありますが。非常に大雑把に共通点をあげれば、排外主義、自国や自分たちの短期的利益中心主義、反科学主義、反グローバル主義、といったところが共通点でしょう。ーーー 残念なことにリベラルを標榜する勢力の多くも、これらのわかりやすいスローガンに乗っています。 今、重要なのは、改めて人類として大事にすべきものはあるのか、それは何か、という問いでしょう。 あたしは、自由で豊かに生きる権利も含めた人権だと思います。人種、民族、国家などを問わずね。それが、本来のリベラル、リベラリズムではないでしょうか。

    幻冬舎plus
    リベラルへの風当たりが強くなっているのはなぜなのか? - 萱野稔人
  • 2019年11月30日 11:20

    確かに、小泉氏の話にはいろいろ問題があります。一方で、それを全否定してついでに気候変動問題も否定するコメントにも、大きな問題があります。 小泉氏を論破するのは誰でもできますが、気候変動の枠組みを形成している世界の科学者等の集合体であるIPCCを論破できるコメンターはいません。それらはすべて逆にIPCCに論破済みなんです。ーーー さて、小泉氏の主張ですが。 砂浜問題は、短期と長期に分ける必要があります。短期的には、コメンターの主張通り、治山治水護岸工事の結果です。一方で、長期的には、海面の上昇がもたらす影響も明白です。台風などの激甚化の影響は、プラスマイナスあるでしょう。ーーー また、環境問題をレジ袋とペットボトルに集約させるのは、小池都知事の環境相時代の成果である、クールビズ&ノーネクタイと、ほぼ同じ次元です。 できるところか手をつけることも大事ですので、それも良し、としておきます。ーーー 一方で、それがやってる振りだけに終わってしまうことは大問題です。日本の国策として本格的、抜本的なグリーンエコノミーへの転換が不可欠です。それには、炭素税の本格課税、原発と再生可能エネルギーの推進、そして、徹底的なコンパクトシティ化が柱です。いずれも、環境大臣だけでは実現できませんが、それを実現できる説得力と実行力を持った政治家こそ、首相にふさわしいと考えます。ーーー 環境政策は、安全保障や経済、福祉に勝るとも劣らない政策です。というよりも、それらを持続的に実現させるプラットフォームであり、そうでなければなりません。

    BLOGOS編集部
    小泉進次郎環境大臣が気候変動に警鐘「日本の9割の砂浜が消えるかもしれない」【スピーチ詳報】
  • 2019年11月30日 11:01

    「ビジネス野党」ねえ、確かに。 ただし、返す刀で、権力維持アンド権益維持が自己目的化している世襲大好き自民党も「ビジネス与党」と呼ぶべきだし、岩盤規制をドリルでこじ開ける、とセリフだけ大きくて、中曽根、小泉改革に遥かに及ばない(故に長期政権維持)のどこかの首相も「ビジネス首相」でしょう。

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)
    国会終盤の風物詩?!ビジネス野党は審議拒否で、支持率が上がらなくても大満足
  • 2019年11月29日 10:49

    ナショナリズムが持っている本質的問題、ということでしょう。 自らのアイデンティティを「国家」に寄りかかることがナショナリズムです。 そうすると、エントリーが指摘するように、どこより上とか下、という概念が出てくる。 しかし、それは、正直、ナショナリスト各位には申し訳ないけど、あまりエレガントな発想とは言えませんね。___ そして、現代の国民国家もしくは民族国家という、かなり人工的かつ限定的な概念を、大昔の歴史にも当てはめようとしてしまう。また、そもそも、「国家」という枠組みや概念さえも、時代や地域によって大きく異なる、というのは歴史学の常識です。つまり、自覚がないと思いますが、そのように洗脳されているわけです。___ 各種の遺跡等を見ても、今の国境によって大昔から民族や文化が規定されていたわけでないことは明白です。もちろん、階層や地域によって、言語(口語と文字はまた違いますしね)、習慣などの文化が大きく異なっていたことも明らかです。もちろんDNA解析を見てもね。___ 大昔の歴史に興味を持つことはとても楽しいことです。それは、自分の視点を変化させ、拡大させることに、醍醐味があるとあたしは思います。(もちろん、安心感を得るために物語的な歴史を消費する、というのも人間の性(サガ)ですけどね。)

    紙屋高雪
    倉本一宏『戦争の日本古代史』
  • 2019年11月29日 09:55

    <「桜を見る会」中止である。 筋が悪いと判断するや、来年はあっさり中止。吉田茂首相時代から続く歴史と伝統を一瞬で断絶。>・・・重大な誤認がある。 「廃止」と「中止」は異なる。大事小事、というエントリーが好きな単純二分類でいえば、廃止のほうが中止よりもはるかに大事であることは間違いない。___ それと、吉田首相時代に始まったものを、「歴史と伝統」みたいなビッグワードにしてしまうことも、危険であることこそ、今回の問題があぶり出したことではないか。 「歴史と伝統」と「慣例や慣行」は、ほぼ同じ。___ 今回は、「慣行」が無反省にずるずる行われ、そして肥大化、エスカレートしたことが問題の本質です。 慣例や慣行を見つめ直し、見直すことは、非常に重要です。(ちなみに、見つめ直した結果、慣例や慣行を修正しないとしても、それもまた選択肢の一つなわけです。もちろん、今回はその選択肢はありえませんが。) なので、素早く一旦中止を決断し、あり方を見直す、と表明したことは、妥当です。

    文春オンライン
    「桜を見る会」は“小事”か“天下の一大事”か問題 ヒントは11月13日の“あっさり中止”にあった 桜の木の下には何が埋まっている? - プチ鹿島
  • 2019年11月28日 12:18

    「異常」がある意味、恒常化するのが、気候変動のオソロシイところです。 台風に異常があれば、冬にだって異常が発生する可能性が高くなるわけ。すでに世界的には、多数が凍死するほど「異常」に寒い冬が頻発しています。 「温暖化」とは、気候変動の激甚化を意味しますから、そこの点を押えましょう。

    川北英隆
    今年の秋はやはり異常
  • 2019年11月28日 12:14

    本件については、安倍首相はウソか理解の間違いを言ったことは間違いない。 そして、もっと良くないのは、一連のプロセスが問題ない、と強弁したこと。特に、最終的なとりまとめにタッチしていないから、関与していない、というロジックは間違い。そういうのは脱法行為のプロの発言と同じ次元であり、裁判で有罪が確定していないから、潔白、というレトリックと同じ次元。___ 一方、本件は安倍首相になってから招待客が拡大したわけだけど、民主党政権の時代も含めて、政治家枠があったことは明白。結果的には、慣例として定着していた、と見るべき。___ で、法的問題は司法が裁くので、政治家や議会が行うべきは、司法に代わって裁くのではなく、政治倫理としてどうか、ということ。 その点では、間違った慣例であることは間違いない。政治家、議員は誰の負託を受けた存在か、というそもそも論で考えれば明白。そのレベルでの議論をすることが重要。___ ローマ教皇が政治家は夢を語るべき、と言ったのは、本来はそういう意味のはず。 そして、3権の役割分担こそそれ。

    NEWSポストセブン
    桜を見る会 ブーメランで襲いかかる安倍首相の過去の言葉
  • 2019年11月28日 11:28

    コメントありがとうございます。 迷惑は、他人が測るものですから、スマホの明かりが迷惑、というご主張はそのとおりと思います。 あたしの主張は、そこにはなく、エントリーのキーメッセージである「上映中にスマホ開くなバカ! 「画面見なくても分かる」映画なんてねえからな」への批判です。

    いいんちょ
    上映中にスマホ開くなバカ! 「画面見なくても分かる」映画なんてねえからな
  • 2019年11月27日 15:40

    少し無理があるように思います。 後援会としての前夜祭、という性格上、会費の徴収先は後援会員のみ。後援される側の安倍首相他は、会費を徴収されない、というのはありでしょう。___ もちろん、その部分が仮に会費5000円の5%、一人250円程度あったとして、本来それは安倍事務所に一旦入り、政治資金として収支報告をするのが望ましい。しかし、お金の出入りを安倍事務所でなくホテルにした時点で、その程度であれば、違法性を問うのは難しいと思います。 これが、仮に一人100万円の会費みたいな話であれば、明らかに迂回目的であるので、脱法行為となるでしょうけど。___ で、本件の問題の本質は、前夜祭ではありません。 政府行事の招待客を、安倍首相等の自民党関係者が、自らの選挙運動に使用したという事実。そして、その事実をもみ消すために、政府と自民党がほとんどの名簿を隠滅したことでしょう。___ 通常、招待する場合は、過去の招待実績を元に検討するのが当然。なので、最終のとりまとめをした政府部局の、過去のデータは持たないというルールを、一応ありとするにしても、推薦する省庁や自民党の各種事務所では、名簿のエクセルデータを持っているのが当然の推論として成り立ちます。___ それらを公にできない、という点で、後ろ暗いことは明白です。100歩ゆずってマスコミに「公表」は個人情報保護の視点(?)でしないとしても、国会の委員会や第三者機関には当然に出すべきです。___ 違法かどうかは断定できないにしても、望ましくない行為であることは明白です。 噴飯ものなのは、二階氏等の自民党幹部が、こういう慣例を是としたことです。 それこそが、憲法のいう、国会議員は全国民の代表、という基本を汚し、かつ公金や公的行事の公平性を汚すことだからです。

    郷原信郎
    「桜を見る会」問題の本質~安倍首相説明の「詰み」を盤面解説
  • 2019年11月27日 09:37

    上で他の方が理論面で論破しているので、いませらですが。 「配当もコマセの類である。王道は株価上昇だろう。」・・・これは、まさに個人の主観、投資性向の問題です。 もちろん、配当を行っているのは日本の企業だけではありません。最近は差が縮まりましたが、むしろ欧米の企業のほうが配当性向が高かったのです。___ 上場企業と一言でくくっても、千差万別です。それを、成長による株価上昇が王道であり、配当はコマセ、とくくるのは、あまりにも現実の企業と市場を無視しています。 企業が内部に留保するお金が増大する傾向にありますが、投資機会が少ない場合は、積極的に配当するのも立派な企業のあり方であり、そういう企業を「コマセ」と批判するのは間違いです。

    川北英隆
    株主優待や配当はコマセ
  • 2019年11月27日 09:31

    他の方のおっしゃってますが、画面を光らせることで他人の迷惑になるならば、それは止めるべき。 しかし、他人の迷惑にならないならば、スマホを使うのは大いにありだとあたしは思います。 映画は総合芸術です。しかし、芸術だからこそ、0点か100点かじゃなくて、71点、みたいな映画は結構あるのよ。2時間、画面に釘付けにさせないのは、観客の責任はゼロとは言いませんが、映画側の責任の方が大きいでしょう。___ そして、映画の中で出たきた言葉やエピソードで、連想したり、頭の引き出しと照合したり、というのは映画の楽しみの一つです。 で、それを、頭脳という内部記憶装置とのやりとりの範囲でやるか、Google先生から引き出すか、という違い、と思ってもいいんじゃないでしょうか。

    いいんちょ
    上映中にスマホ開くなバカ! 「画面見なくても分かる」映画なんてねえからな
  • 2019年11月27日 09:19

    昨日の日経によれば、共産主義を主敵とした以前の教皇とは異なり、ロシアや中国とは宥和路線の一方、ポピュリズムを主敵と設定したようだ、とのこと。___ その教皇ですが、日本でのメッセージは、核廃絶とともに原発廃絶でした。 これは、左派にはありがたい教えかもしれませんが、前者はともあれ、後者はポピュリズムと言わざるを得ません。___ また、核廃絶は何のため、といえば、人類と人権のためです。その視点で人類と人権への脅威については、誰の仕業であろうと、公平に批判するのが、世俗の政治権力とは一線を画した指導者のあるべき姿ではないでしょうか。___ 同日の報道で、CO2の排出が世界最大になり、日本の排出も増加している、という報道を見るにつけ、人類と人権の存続、という切り口で、予断をなるべく排除して考えることの重要性こそが、指導者が「夢」として語るべきことだとあたしは思います。

    大串博志
    ローマ教皇のメッセージ
  • 2019年11月26日 10:19

    これね、ベーシックインカムと似てる話だと思います。 シビルミニマム、という概念が日本でも1970年代に流行りました。いわゆる福祉国家の概念ですね。実は今でも、言葉は使われないものの、日本のシビルミニマムは、徐々に底上げされて行ってます。高等教育無償化、保育無償化、介護保険などなどです。ーーー もちろん、そのコストは国民が直接間接に負担するわけです。 そして、そこで重要な点は、サービス供給の有無と、金銭負担の有無を、きちんと分けて政策決定していく、ということです。質の良いサービスを効率的に提供するために不可欠です。ーーー 残念ながら日本でのこの種の議論は、実質無償でのサービス提供を主張する左派と、それを否定する右派、という二項対立になりがちです。もちろん北欧も理想郷ではありませんが、サービス供給者側の競争メカニズムも含めた、北欧諸国のさまざまな制度設計の良し悪しを学ぶことは有意義です。

    両角達平
    スウェーデンの専業主婦率は0.7%
  • 2019年11月26日 10:06

    エントリーの主張は理解できます。しかし、リベラル人権派、として考えると、根本的な問題があります。 それは、中国本土の人と香港の人の人権を分けて考えている、という点。これは極論言えば、沖縄と本州の人の人権を分けて考えることと同じです。ーーー もちろん、それが現実的対応であり、中国政府が飲める可能性のあるギリギリの制度提案、という面では理解できますが。 また、大陸の圧倒的多数の共産党支持の人たちの「人権」を、他人がとやかく言うべきか、という、リベラル普遍主義のジレンマもあります。(これはイスラム法支配国におけるモスリムの人権を論じる際も同じ。また、いわゆる人権無視の「因習」の議論と同じ)。ーーー それでも、あたしは、一点だけ重視すべきは、「中国人民と共産党政府」を分けて考える、ということでしょう。これは、あちら様の手法と同じなんですけどね。 中国というまるっとした存在を批判するのではなく、後者の政策をきちんと批判すべき、ということです。 そこにおいて、「世界の人民は本質的に連帯しうる」のです。ーーー それこそが日本の左派をも本来は包摂しうるわけです。左派の中でも、安倍政権より共産党体制が好きな方は別としてね。

    倉本圭造
    香港ヤバい…そろそろ真剣に中国民主化を考えるべき
  • 2019年11月25日 12:58

    大筋として、俯瞰的、客観的な良い記事だと思います。 コメント欄で賛否が分かれるのも、BLOGOSの多様性が表れていて、そうでないよりは健全と思います。ーーー 木村氏の主張に賛成でも反対でも、それは自由です。 ただ、「反対」「間違い」だと思う方には、是非試してもらいたいことがあります。 もしも、ほんのちょっとした運命のいたずらで、自分が韓国に生まれ育っていたら、どういう考えを形成するかな、ということです。___ いや、自分は日本人なのだから、そんなことは絶対あり得ない、考えられん、という方もおられるでしょう。そういう方には、「仮定の質問には答えられない」というどこぞの政治家の答弁は適切か、という問いを差し上げます。(両者は全く同じではありませんが、通じるところがありますね。)___ もしも、とか、仮定で考えること、それ自体は、とても楽しいことでもありますよ。

    島村優
    【日韓関係】もう韓国に言うことを聞かせることはできない? 韓国研究の第一人者・木村幹氏が語る日韓の意識変化
  • 2019年11月24日 13:38

    困ったおっちゃんです。 <安倍政権はぶれず、米国も圧力をかけ、結果的に日本のパーフェクト勝利となった。> ・・・こういうことを言うのは、止めた方が良いわけ。 この手の話に、「勝敗」の言葉を使うことは、政治的には極めて不適切です。 さすがに、官邸はそこを理解しているので、こういう言い方をしません。 世論を誤らせ、それが政策をねじ曲げるのは、こういう言葉たちであることを、あたしたちは、日本の戦争の歴史からも学ぶべきでしょう。___ しかも、政策修正の大きなポイントは米国の圧力ですので、それで「日本が勝った」と喜ぶのも、ちょいと恥ずかしくないかしらね。 どうしても「勝利」というポピュリスト、ナショナリスト御用達の言葉を使いたいならば、せめて、「日本と韓国と米国と地域の安全保障にとって、大きな勝利となった。アメリカの適切な対応もあり、ギリギリの賢明な判断であった。」、という風にでも表現すべきです。

    深谷隆司
    「韓国の嘘つき文化」
  • 2019年11月24日 13:31

    昔、日本の首相で、日本に駐留していた海兵隊を追い出そうとした方がいました。で、それを撤回しました。 今、韓国の大統領も似たようなことをしたわけです。___ 誤りを修正する、というのは、このように支持層からも批判にさらされる行為ですが、それでも誤りは修正せねばなりません。 文政権の重大な誤りは、GSOMIA破棄の決定であり、破棄の凍結ではありません。 アメリカの圧力を受けてギリギリで政策を修正した点は、あたしはそれなりに評価します。 つまり、前者は韓国の国益を損なう行為であり、後者は韓国の国益に沿った行為ですので。 もちろん、日本にとっては言うまでもありませんが。

    文春オンライン
    韓国3大紙も「無能外交で恥ずかしい」と嘆いた“朝令暮改”文在寅政権のGSOMIA破棄回避 - 「週刊文春デジタル」編集部
  • 2019年11月21日 12:44

    いろんな国の実情を観察することは大事。 しかし、遅れた国の遅れた断面を切り取って安心するのは、日本を衰退させる早道です。 こう言っている間に、5年後の台湾の決済状況は激変するでしょう。それくらい、変化のスピードは速いのです。 また、「遅れた国」について、ごくたとえばでいえば、遅れていたはずの旧共産圏の東欧の国でも、JRよりも進んだネット、アプリで予約から乗り降りまで完結しちゃってる時代です。___ 日本は、「先進国」じゃなかったのかしら。 先進国としての誇り(?)を、きちんと持つことが大切と思います。

    川北英隆
    台湾のキャッシュレスレス

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