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今回、多くの人が、民主の三年三ヶ月に対する〝NO〟の意味で票を投じたのだろうと思う。それは消去法的な選択であって、この票がすなわち、改憲(そして、そのさきにまっているだろう再軍備)に対するYESにつながるとまで自覚していないと思う。 ただ、確かに、選挙間近で中華人民共和国が尖閣諸島の領空侵犯を行ったことは、右傾化を促進しただろう。私の知っている限りでは、この事件を機会に、決して〝右〟ではなかった人が、Face bookに突然右寄りの書き込みを始め、自民支持層にかわっていった。 私が最も不気味に思えたのは、1980年代、日本の政治家の発言や社会に少しでも右傾化の兆しが見えると大騒ぎした中華人民共和国が、今度はわざわざ総選挙直前に領空侵犯をして、日本の国防意識を刺激してきたこと。 中華人民共和国にとって、「日本の再軍備」はもはや脅威でもなんでもないのだなと感じた。 むしろ、このことに我々は危機感を感じるべきではないだろうか?それ程、日本の力は弱くなったのだ。 現実をみよう。日本が今更再軍備したところで、中華人民共和国には叶わない。ボタン一つで終わりだ。それなのに、再軍備して、今以上に財政負担を増やしてどうするというのだ? 1953年の通称「バカヤロー選挙」は、吉田茂のバカヤロー発言ばかりが有名になった感があるが、あの選挙で争点になったのは、憲法改正と再軍備問題だった。吉田派は改憲・再軍備反対。鳩山は賛成だったのだ。 …吉田茂は平和主義者だったのだろうか?いいや、違う。彼は現実主義者だったのだ。再軍備は財政負担だ。経済増強のためにはマイナスでしかない。アメリカの属国のように屈辱的な思いをしても、アメリカの軍事力を利用した方が、経済の増強にはプラスになるというのが彼の結論だった。 今、まさにその吉田から学ぶべきではないのか?経済復興を目指す今、再軍備なんてしている場合じゃない。
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