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個人的な考えとしては、もちろん豊洲の方が安全性が高いに決まっています。 根拠は「豊洲の方が施設自体が新しく、直近の基準での衛生管理がなされている」はずだからです。 ただし専門の方に向かって大変失礼ですが、『二者択一の原理:リスクがわかりやすい、でも誤認の元?』 の「食の安全の専門家たちは築地市場のリスクが明らかに大きいと明言」についてはあまり上手なリスコミではないように思います。 築地に関するリスクに関しては、食の安全の専門家が「設備の古さ、狭さ、施設の開放状態、構造的に乾燥させることができない・・・」というように「定性的」にリスクを説明しているのに対し、豊洲に関しては「ベンゼン79倍は問題にならない」というように「定量的」なリスクの説明になってしまっています。豊洲が危険と考えている人に対して、「定性的」なリスクと「定量的」なリスクを比較しても意味はありません。 そういう意味で、小池知事が「定性的」な部分も含めて安全性を伝えるべきということかもしれませんが、「立ち止まって考える」という小池知事が、再調査結果の前、今の段階で「豊洲の方が安全」などという豊洲移転を前提としたような説明をすることは「政治的なデメリット」でしかありません。
あと「定量的リスク」として豊洲市場地下水のモニタリング調査結果をあげておられますが、専門家会議座長の平田先生も「地下水のモニタリングは安心のため、地上は安全」と明言されており、本議論でいう「食の安全」のリスク評価には影響しない数値と思います。豊洲市場がまだオープンしていないため、やはり定性的リスク評価が限界なのですが、それでも豊洲市場と築地市場の食品衛生上のリスクの差は歴然としているというのが食の安全の専門家たちのご見解と思います。
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