ログイン
ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。
コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。
※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。
今回の「生前退位」の表明は、国民に向けているのはもちろん、もっとも深刻、かつ重く受け止めた、もしくは、受け止めるべきは、皇太子ではないかと想像しています。 天皇制の問題というより、これは「家族の問題」と考えたほうがいいのではないかというのが、私の意見です。 ビデオメッセージのなかで、天皇は、象徴天皇として大切にしたきたものは「国見」に代表される、国民と、ともにある、という気持ちであり行為である、と、考えを述べられました。それはつまり、公務です。法律で決められた国事ではなく、公務。 あの、天皇のビデオメッセージを私たちが見たあとで、皇太子が、天皇がおこなってきた「公務」を、できるだけ自分が引き受けようという態度を示されたならば、国民は、とても素直にその気持ちに寄り添えるのではないでしょうか。それは国内だけではなく、海外のひとたちにも充分、理解できることではないかと思います。 「天皇」は、部長とか社長とか、首相とか国家元首というような「役割」を示すものではありません。 「象徴」です。 日本国の象徴である天皇が、個人的な思いとして、年齢を重ねてしまったがゆえに、役目を果たせないことがつらい、と思いを述べられた。しかし、それは「役目」の問題ではない。彼に「役目」があるわけではなく、存在そのものが「象徴」であると規定されていますし、私たちも、そういうふうに理解しています。 私は「生前退位」には反対です。 なぜなら、天皇というものは「退位する」という概念とはべつのところにあるものだから、と思うからです。 存在そのものが私たちの「象徴」である「天皇」。 そういう約束ごとのなかで、それでも老いていく天皇の役割とはなにか? と、今上天皇は悩まれている。 それに応えられるのは、たぶん、息子しかないというのが、私の意見です。
FOLLOW US