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最高裁の判断を受け、感想をお聞かせ下さい。

議論

更新:2013年09月05日 09:15

共同通信社
結婚をしていない男女の間に生まれた婚外子(非嫡出子)の相続分を嫡出子の半分とする民法の規定に関する特別抗告審で、最高裁大法廷は、憲法に定める「法の下の平等に反する」と、「違憲」の判断を示しました。

決定文の中では、
平成期に入った後においては、いわゆる晩婚化、非婚化、少子化が進み、 これに伴って中高年の未婚の子どもがその親と同居する世帯や単独世帯が増加しているとともに、離婚件数、特に未成年の子を持つ夫婦の離婚件数及び再婚件数も増加するなどしている。これらのことから、婚姻、家族の形態が著しく多様化しており、これに伴い、婚姻、家族の在り方に対する国民の意識の多様化が大きく進んでいることが指摘されている。
と述べ、同規定を「合憲」と判断した平成7年よりも、さらに家族のあり方、意識の多様化が進んでいると判断したもようです。

今回の決定を受けて、政府与党も早ければ秋の臨時国会に改正案提出を目指す方針で、野党も賛成の立場を示していることから、成立する可能性も高いと見られます。

最高裁の判断は、価値観が多様化する中、親を選べない子どもにとって、結婚していない両親だった場合に不利益を被ってしまうことは許されない、とするものですが、一方で、結婚しないまま子どもを作る人が増え、その結果、従来の家族制度が崩れる可能性があると、事実婚ではなく法律婚を尊重、伝統的な家族観を重視する保守系の議員からの懸念の声も予想されます。

日本同様、婚姻を重んじてきたキリスト教圏である欧米諸国でも、非嫡出子と嫡出子の差別規定が撤廃する流れもあります。また、事実婚や婚外子の数も年々増える傾向にあります。

嫡出子側「受け入れがたい」

違憲判断を受け、遺産分割をめぐる審判で争っていた嫡出子側は、「日本の家族形態や社会状況を理解せず、国民の意識とかけ離れたもの」と批判。

「非常に残念で受け入れ難い」=嫡出子側がコメント-婚外子相続 - 時事ドットコム

みなさんはどのような家族観をお持ちですか?今回の判断を受け、感想をお聞かせ下さい。

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