
事業仕分けの対象とされたスーパーコンピュータ事業。(AP/アフロ)
昨年6月、11月のランキングで、2回連続"世界最高性能"とされてきた富士通製のスーパーコンピュータ「京(けい)」が、今年6月のランキングではIBM社製で、米ローレンス・リバモア国立研究所に設置されている「Sequoia(セコイア)」に抜かれ、世界2位に陥落したことがわかりました。
セコイアは京の1.6倍の計算速度を誇り、消費電力は京の半分とされています。
今回1位の座を明け渡した「京」の総事業費は今年度までに約1120億円にのぼり、3年前の「事業仕分け」では、蓮舫参院議員の「2位じゃダメなんでしょうか?」でクローズアップされた事業でもあります。
近年の日本、中国、米国のトップ争いの中、昨年は見事「京」が世界一の座を奪取しましたが、今回の2位陥落で、厳しい国際競争の現実が再び明らかになりました。
その一方、日本勢はTOP500ランキングにランクインさせたスーパーコンピュータの数を前回の30台から35台と増やしており、日本の技術水準は世界でも高いランクにあることがわかります。
みなさんは、日本のスーパーコンピュータは、やはり世界で第1位を目指すべきだと思いますか?
■関連情報
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June 2012 - TOP500 Supercomputing Sites
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「次世代スーパーコンピュータ」 - 富士通
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次世代スーパーコンピュータの開発・整備 - 理化学研究所
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スーパーコンピュータの性能ランキングで「京」が2期連続世界第1位を獲得 - 昨年11月の発表。