平野貞夫氏「小沢氏の敗北、これは日本が健全な民主主義をつくる最後のチャンス。」

放送

更新:2011年11月22日 10:36

池田:それで皆さんが一番注目なさるのは、小沢さんはこういう時になるとまた党を割るとか新しい党をつくるとかですね(笑)、そういうことを繰り返してこられたわけですけれども、今後そういう可能性ってあるんですか?

平野:まぁあのー小沢さんが党をつくり党を壊しっていう誤解が相当あるんですが、

池田:笑

平野:あのー、その間全部私がシナリオをつくるっていう

池田:爆笑

平野:私が関わっていることがありましてね、これは真実はですね、要するに政治闘争で負けたんですよ。負けた結果が分かれたりつくったりするわけですからね。

池田:なるほどね。

平野:全部負けたっちゅうことなのです。それからまぁ岡田克也さんが新進党を解党した時にですね、あのー、そんな説明じゃ分からんと非常に憤慨して、いろいろその、小沢―岡田の関係がちょっとぎくしゃくするのはそれからなんですが、これはまったくの誤解でしてね。これは当時のやっぱ公明党が参議院で、比例を新進党でやるか公明党でやるかっていう、揺れましてね。その結果突然、公明でやろうということになったんで、ならば新進党で通った公明系、創価学会系の人がいるもんですから、いったん新進党を手続き的に解党しなければならなくなりましてね。
そういう、いわば公明のその理由で解党したわけなんです。ところがその、小沢さんは、それを言うとこりゃやっぱり公明に悪いということで、自分の責任だという、そういうことで、これは私の責任だということで、詳細なことは言わなかったんです。

池田:あーなるほど。

平野:これは小沢さんのいいとこでもあるし、また欠陥でもあるんですよ。

池田:ちょっとあのこれ、いきなり昔の話に飛ぶんで説明が必要なんですけれども、1997年の末に、12月27日にか、解党したんですね。

平野:そうそうそう。

池田:みんなビックリしたんですよね。あれはなんで解党したのか未だにみんな分からないっていう人が多いんですけど、平野さんの御本を読むと今おっしゃったように、あれは法的にいったん解党した上で、もういっぺん新たに新進党をつくるということだった。

平野:そうです。

池田:だったわけですよね?

平野:さようでございます。

池田:ところがその過程で、ぱらぱらと色々な人が辞めちゃったから…。

平野:もっとも寄せ集めですからね。

池田:それを結果的には小沢さんが潰したというふうに見られちゃったと。

平野:誰の責任で潰したかっていうことは当然言われますからね。その時に両院議員総会で、(小沢さんは)私の判断で、私の責任で潰したと。それしか言わないわけですよ。

池田:まぁ男らしいっていえば男らしい。

平野:まぁ……けどね、それはね、私は随分文句を言ったんですよ。

池田:笑

平野:ちゃんと説明しとけよと。そしたらやっぱり公明・創価学会に迷惑をかけると。それはある意味彼らのエゴイズムでやったわけですから。しかしその旧・民社党とか、自民党から来たグループも2つくらいありましたからね。複雑な内容ですから、ガラス細工ですから、1カ所壊れたらバッと壊れるわけですよ。

池田:それは解党して年内に、政党助成金の関係で3日くらいでバタバタっといろんな党をつくったんですよね。

平野:そのときには4つくらい政党できたんじゃないですかね。

池田:ねぇ。笑。

平野:その後また合併がありますけどね。

池田:それも含めてやっぱり小沢さんにはいわゆる「壊し屋」というイメージがつきまとっているんですけれども、それは平野さんから見て、別に壊そうとして壊したっていう感じではないわけですよね?

平野:ある意味でその新進党を解党しなきゃならんっていう事情は後ろに野中(広務)さんが、その例のビデオ問題なんかで揺さぶっていて、公明・創価学会の中でそっちに付く人たちがいたもんですから、それが根っこにあるわけなんですよ。ただ小沢さんが非常に悪い印象をそのときに、悪役をやったのは、まぁ本人はそれでやったわけですけれども、悪役をさらに悪くしたのは私の発言でしてね。

池田:ほぉ。

平野:これは申し訳ないと思っているんですけどね、新進党解党の政治的意義、効果は何かっていう質問に対して、私がその政党の純化だと。

池田:あぁ、はいはい。

平野:覚えています?

池田:いやみんなそれが合理的な説明だと思って聞いたわけですよ。

平野:笑。いや、しかしそれは純化だと思っている人はいい、納得しますけどね。国会議員で。やられたほうは怒る。俺たちはじゃあ純じゃないのかとね。それが評判を悪くしたんですよ。

池田:あれは本当にそういう意図をもってやられたわけじゃなくて、その時に平野さんが言い訳というか、思いついておっしゃった?

平野:思いついてって、私たちは元自民党でね、健全な保守政党というか、これをつくろうという狙いがあったもんですから、あの時自由党をつくったわけですね、だから自由党がその純粋な新進党を継承する政党だという意味でいったわけなんです。で新進党の純化っていう。それで他の連中は「何を」っちゅうわけで怒って。でそれは平野がいうんだから小沢もそう思っとるんだろうということになったんです。

池田:それは小沢さんの意思じゃなかったんですか。

平野:まったく意思じゃない。

池田:それはもうまったくアクシデントでそういう結果になっちゃったっていう。

平野:さっき言ったような。

池田:ははははは(笑)。

平野:手続きの、その政党助成金とか、分けて、その規定になっとるわけですね。

池田:はいはいはい。そのへんがね、小沢神話っていうのが生まれる原因になっちゃうわけですよね。そういうのも、後々から結果としてみると小沢さんがいわばもう、面倒臭いほかのヤツらを蹴りだして、自分たちのね、コアのグループだけでもっとこう、楽にやっていこうと思ったら実は当初より小さくなっちゃって計算ちがったっていうふうなね、解説のされ方をするじゃないですか。それは後からつけた話なんですね?

平野:まぁそれはけど、余計なことをいった私の責任もあるんですよ。
これね、もう一つ面白い話があるんですよ、いいですか。ちょっと飛びますけどね、その後いろいろあって小渕さんのときに自民党と自由党の連立ありましたね。

池田:はいはい。

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