小林恭子の記事一覧

慰安婦問題に迫る映画「主戦場」 英エセックス大学の上映会でデザキ監督が語ったことは

第2次世界大戦時の慰安婦問題を主題にしたドキュメンタリー映画「主戦場」が、このところ、話題になっている。 「KAWASAKIしんゆり映画祭」(10月末から11月4日)では、安全性を理由にいったんは上映中止とされながらも、最終日に上映が実現したことで大きな注目を集めたばかりだ。 日本で、慰安婦問題と言えば…どう表現したらよいのだろう。 例えば、日本語のウィキペディアでは、以下の説明になっている。 旧...

2019年11月24日 21:25

書評「ディープフェイクと闘う『スロージャーナリズム』の時代」 フェイクニュース対抗策の最前線を追う

フェイクニュースと事実を伝えるニュースを見極めるには、どうするか? これまで、以下のような対処法が推奨されてきた。 -信頼できるニュース媒体が発信しているかどうか -見識ある友人・知人による拡散かどう...

2019年11月20日 08:14

上昇気流の日本の皇室と、批判が膨らむ英王室 大衆紙を訴えたヘンリー王子とメーガン妃

天皇陛下の即位を祝う「饗宴の儀」の4回目が31日に無事終了し、順風満帆の機運が広がる日本だが、イギリスでは王室のメンバーに対する批判が日を追うごとに大きくなっている。批判の矛先は、イギリスのエリザベス...

2019年11月02日 08:17

「日本のハイテクなトイレを怖がるな」 ラグビー観戦で日本を初めて訪れる人たちに呼びかける海外メディアのアドバイスが興味深い

10月13日、ラグビーワールドカップ日本大会で、スコットランドを破って初の決勝トーナメント出場を果たした日本。20日の準々決勝では南アフリカに敗れたものの、これまでの最高記録に達したことで、世界が「日...

2019年10月31日 07:21

24時間ニュース・番組同時配信が現実の英メディア どうやってデジタル化にまい進したのか(小林恭子)

日本の新聞界は紙媒体発行・販売からの収入を最重要視し、ネットへの進出が遅れたと言われている。放送業も、NHKが来年からようやく常時同時配信を開始すると発表したばかりだ。一方、イギリスの新聞および放送メ...

2019年10月23日 10:29

英公共放送BBCの受信料支払い率は94.3% N国党のような政党はイギリスで誕生するのか

日本では、「NHKから国民を守る党」(通称「N国党」)が支持を増大させ、7月の参議院選挙では党首立花孝志氏が一議席を獲得するまでに至った。政党のウェブサイトによると、NHKにお金(受信料)を払わない人...

2019年09月30日 06:59

書評『100年かけてやる仕事 中世ラテン語の辞書を編む』 地道で手間がかかる仕事をなぜやるのか

毎日新聞の元欧州総局長で、現在は編集編成局次長の小倉孝保氏との初顔合わせは、5年ほど前になる。 当時は在ロンドン・欧州総局長で、在英日本人が集まるイベントが終わり、食事会のためにレストランに入った時だ...

2019年09月23日 10:38

ドイツの新興メディア「Correctiv(コレクティブ)」は、読者とこうやってつながっている

これまで、数回にわたり、読者とともにメディアを作る試みを紹介してきた。 最後は、ドイツの新興メディアで調査報道を専門とする、「コレクティブ」を取り上げたい(4月4日セッション「独立した編集室の運営方法...

2019年09月12日 07:24

【英ブレグジット】「ごり押し」ジョンソン政権に愛想をつかした閣僚、辞任 中道派の「粛清」に耐えられず

英国は、10月31日までに欧州連合(EU)から離脱(「ブレグジット」)する予定だが、これを必ず実現すると確約したジョンソン英政権の評判がガタ落ち状態となっている。 9月5日、ジョンソン首相の弟で閣外相...

2019年09月09日 19:45

メディア経営のもう1つの選択肢、会員制で編集部はここまで意識を変えている

メディア経営で、購読料でもなく、販売収入でもなく、「会員になってもらう」ことで収入を得て、ジャーナリズムにこれを投資する仕組みが世界各国で目に付くようになった。 読者が会員になることで、コンテンツを作...

2019年09月09日 16:09

学費年間500万円の英名門イートン校、日本からはセレブの象徴として人気集めるも国内では「特権階級の学校」のイメージ払しょくに苦心

イギリスの名門私立学校に通う日本人学生も急増制服は「黒の燕尾服にベスト」「白シャツにピンストライプ」という学校がイギリスにある。イギリスの中等教育機関(日本では中高一貫校に相当)「イートン・カレッジ」...

2019年09月09日 12:56

地域のジャーナリズムをどう支えるか カナダの先住民のTV局、米ニュージャージー州、英BBCの試みとは

イタリア・ペルージャで開催された、国際ジャーナリズム祭のセッションから、地域のジャーナリズムを支える例を紹介したい。 (以下、4月4日セッション「21世紀のメディアのために公的資金を使う」から) 話し...

2019年09月09日 09:09

フィランソロピー(社会貢献活動)とジャーナリズム ―なぜ寄付をするのか、寄付金をどう使うべきか

前回、英ガーディアン紙が購読収入や販売収入とは別個に、会員制やフィランソロピー(慈善行為、社会貢献活動)による支援金・寄付金をジャーナリズムに投資し、効果をあげている話を紹介した。 今回は、フィランソ...

2019年09月05日 22:20

英ガーディアン紙の経営が黒字化 収入の56%をデジタルから 鍵となった会員制とは

「メディア展望」(新聞通信調査会発行)8月号掲載の筆者記事に補足しました。*** 英国の左派系高級紙「ガーディアン」(月曜から土曜)と日曜紙「オブザーバー」を発行するガーディアン・ニュース&メ...

2019年09月04日 08:11

GSOMIA破棄で悪化する日韓関係をヨーロッパ各国はどう見ているか?

日韓の関係悪化は、一体どこまで進むのか。多くの人が大きな懸念を感じたのが、韓国政府が8月23日、「日韓軍事情報包括保護協定」(GSOMIA、ジーソミア)を破棄すると発表した時だった。昨年秋、韓国大法院...

2019年08月28日 07:22

【英議会】来月頭にも内閣不信任決議案提出か 次期首相はコービン氏? 労働党ウォッチャーに聞く

9月3日、夏季休暇中の英議会が再開する。英国の最大野党・労働党は早ければこの日、ジョンソン新政権に対し、内閣不信任決議案を提出すると言われている。 英国の欧州連合(EU)からの離脱(「ブレグジット」)...

2019年08月25日 08:11

書評「候補者ジェレミー・コービン『反貧困』から首相への道」 ー英国の「万年平議員」上昇の理由とは

7月末、英国ではジョンソン新政権が発足した。目下の最大の政治課題であるEUからの離脱(「ブレグジット」)を10月末の離脱予定日までに実現できるか、できないか。これでその命運が決まる。 新政権は、EU側...

2019年08月22日 21:25

陸上新規則で壁にぶつかる南アのセメンヤ選手 「体の性の様々な発達状態」(DSD:性分化疾患)とは?

国際陸連の新規則で、立ちはだかる大きな壁 7月末、南アフリカ出身の陸上女子中距離選手キャスター・セメンヤ(28歳)が、この秋に開かれる世界陸上ドーハ大会に参加しないことを代理人を通じて発表した。 男性...

2019年08月20日 20:24

英国の新50ポンド札の顔になる、暗号機「エニグマ」を解読した数学者アラン・チューリングとは

2021年末から、英国の新50ポンド札(1枚で約6700円相当)に、第2次世界大戦でドイツ軍の暗号機「エニグマ」を解読し、対独戦争の勝利に大きく貢献をした数学者・コンピューター科学者アラン・チューリン...

2019年08月19日 17:55

ディズニーの人魚姫役や『007』主役に黒人女性を抜擢し賛否 ― やりすぎ?それとも必要?

人魚役に黒人起用で「ディズニーを台無しにした」文学作品やコミック、テレビ番組、ミュージシャンの人生などが映画化される時、「イメージにぴったり」と思えるときは意外と少なそうだが、最近、米英の映画の中の意...

2019年08月01日 07:17

YOSHIKI、エリザベス女王にスカーフが直撃!英メディアはどう報じたか

2019年6月23日、イギリス訪問中だったロックバンドXJapanのYOSHIKIのスカーフがエリザベス女王の肩にかかる事件が発生し、日英のメディアが報じて話題となった。I'm so sorr...

2019年07月20日 07:12

読者と深く関わることを志向する新興メディア 伊ペルージャ・ジャーナリズム祭報告

「メディア展望」(新聞通信調査会発行)6月号掲載の筆者記事に補足しました。*** 毎年イタリア・ペルージャで開催される「国際ジャーナリズム祭」が今年は4月3日から7日まで行われ、世界各地からやってきた...

2019年07月16日 09:30

ロンドンで「報道の自由」をテーマに国際会議 ー英国とカナダ政府主催の居心地の悪さ

「報道の自由」という言葉に、どんなイメージを持たれるだろうか? 日本や筆者が住む英国は民主主義社会であり、報道の自由が保障されている。しかし、世界に目を配ると、政府批判の報道によって投獄される、自分や...

2019年07月15日 15:41

書評「すべてを疑え!フェイクニュース時代を生き抜く技術」 どうやって見分けるかを指南

書店に行くと、フェイクニュースについての本が目につくようになった。 かつては「フェイクニュース」を「偽ニュース」などと訳していたこともあったが、もはや、このカタカナ言葉だけで意味が通じる。 デマ情報が...

2019年07月12日 20:44

「子育て家庭の転勤は当然」日本の価値観に衝撃 海外から見たカネカのパタハラ問題

化学メーカー「カネカ」元社員の妻による怒りの暴露で明らかになったパタハラ問題。夫の元社員男性は、育児休業を取得し復帰直後に地方転勤を命じられ退職した。休暇明け直後に引っ越しを伴う転勤を命じるのは配慮に...

2019年07月03日 07:00

英BBCの男女比を半々にするプロジェクトが拡大、差別もまだ残る 「世界ニュースメディア大会」報告

2017年秋以降、セクハラや性犯罪に声を上げる「#MeToo運動」が拡大している。職場での性差別解消の動きを後押しする機運もできた。 しかし、2019年現在でも、「まだこうなの?」という例もあちこちで...

2019年06月27日 09:39

【英ロイヤル・ベビー】BBCの司会者が「差別的」画像ツイートで降板 引用された画像の背景とは

「プライベート主義」を維持しながら、アーチーちゃん誕生 5月6日、エリザベス女王の孫にあたるヘンリー(通称ハリー)王子とメーガン妃の間に、初の子供(アーチ―・ハリソン・マウントバッテン=ウィンザー)が...

2019年06月26日 15:11

「まるで動物のように扱われた」英BBCが養護施設での虐待を暴露

約3年前、相模原市の障がい者施設で入所者19人が刺殺された事件は、未だに大きな衝撃ととして私たちの記憶に残っているが、近年、児童や高齢者に対する虐待を報じるニュースが頻繁に目に付く。例えば、特別養護老...

2019年06月20日 06:56

番組同時配信サービスが普通になったら・・・ 英国で、刻々と動くニュースを追ってみた

(新聞通信調査会が発行する「メディア展望」の筆者記事に補足しました。) 5月29日、NHKのテレビ放送のインターネットへの常時同時配信を認める改正放送法が、参議院本会議で自民党や立憲民主党などの賛成多...

2019年06月13日 17:25

【英ロイヤル・ベビー】初めての子供の誕生を待つヘンリー王子とメーガン妃 英王室の出産の歴史とは

エリザベス英女王の孫にあたるヘンリー(通称「ハリー」)王子とメーガン妃の間に、初めての子供がもうすぐ生まれると言われている。 近年、英国でロイヤル・ベビーとして注目されたのは、ハリー王子の兄にあたるウ...

2019年05月01日 19:51

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