ビッグイシュー・オンラインの記事一覧

「食品ロス」と「ホームレス支援」は同時にアプローチ可能/コロナ禍の米国支援団体の今

「食品ロス」と「ホームレス」は別々の社会問題と見られがちだが、米国には両課題に一度にアプローチする団体が数多くある。コロナ禍の困難に見舞われながらも、廃棄処分になっていた大量の食品を“レスキュー”し、食料が必要な大勢の人々の支援に取り組んでいる。米国では食品供給の約30〜40%が廃棄されているとの推定がある*1。年間の総廃棄量は約1,330億ポンド(約6千万トン)以上、毎日一人あたり約450グラム...

2021年01月21日 08:44

フェミニズムの対極「トラッドワイフ」、支持者は余裕のある層?コロナ禍で仕事を失う女性たちの影響が深刻

近頃、英国を中心にSNSでハッシュタグ #TradWife が人気なのをご存知だろうか。「昔ながらの従順な妻(traditional wife)」を意味するこのキーワードがこの時代に注目を集めているの...

2020年12月28日 10:16

LGBTQが1,000名以上出馬した2020年米議会選挙。権利確保には政界で存在感を増す必要

「LGBTQ*1の議員を増やそう」というと、なぜか「世界を滅ぼす気か!」と抵抗感を示す人もいるようだ。だがLGBTQの議員が増えることで、むしろ、多様性ある細やかな視点が政治に持ち込まれ、マイノリティ...

2020年12月26日 15:01

「借金が原因で実家と絶縁。日雇いで働けど給与未払いで途方に暮れ―ビッグイシューの龍谷大学へのオンライン講義レポート

ホームレス問題やビッグイシューの活動への理解を深めるため、教育機関や各種団体を対象に出張講義を行っているビッグイシュー。コロナ禍においては場をオンラインに移して講義を継続している。今回は龍谷大学社会学...

2020年12月18日 06:00

カマラ・ハリス副大統領の誕生までに茨の道を切り拓いてきた黒人女性たち

米国の次期副大統領カマラ・ハリスは、ジャマイカ出身の父とインド出身の母を持つ米国人女性だ。ジョー・バイデンが現職大統領トランプに勝利したことで、上院議員カマラ・ハリスは黒人として、また女性として米国で...

2020年12月16日 09:23

生のモミの木と人工クリスマスツリー、環境負荷が高いのはどちらか

日本でも「返却可能な手ごろなサイズの生のモミの木」が家具メーカーから販売されているが、そもそもクリスマスツリーは生木のものと人工のもの、どちらが環境に良いのかー 環境意識が高い消費者からたびたび質問さ...

2020年12月11日 10:49

−80℃のワクチン保管:氷点下の流通「コールドチェーン」の確立がパンデミック終息のカギ

ワクチンは新鮮な刺し身のようなもの。傷みやすく、超低温状態で保管しなければならない。現在開発が進められている新型コロナウイルスワクチンの主流は新しいRNAワクチン*1 と呼ばれるもので、温めるのはもち...

2020年12月10日 08:02

マスクを拒否する米国人。スペイン風邪の時も拒絶反応で感染拡大した歴史

相変わらず新型コロナウイルス感染者増が止まらないが、こと米国においては、もはや感染予防の常識となっている「マスク着用*1」に反対する動きが依然強くある。 大多数の人たちはマスク着用に従っているのだが、...

2020年11月24日 07:36

海に浮かぶ大量のプラスチックごみ。自分の出すごみを考え直す時が来た /使うのは一度きり、残るのは永遠

今や世界で毎年800万トンのプラスチックごみが海へ流れ出ている。この問題の解決を目指した「G7海洋プラスチック憲章」が2018年6月に提唱されるも、日本と米国は署名せず。英国や台湾、EUではプラ製品の...

2020年11月20日 08:24

『リーマンショックとコロナ禍 生活困窮支援の方向性を探る』座談会レポート-コロナ禍の支援現場で見えてきた課題とは

2020年10月16日、『リーマンショックとコロナ禍 生活困窮支援の方向性を探る』と題した座談会が大阪市天王寺区の総合社会福祉研究所にて開催された。本イベントの司会を務めたのは佛教大学社会福祉学部の加...

2020年11月13日 14:00

格安ジーンズ、9ヵ国を旅して届く。 大量の農薬、過酷な労働、砂漠化する湖……他国に押しつける「本当のコスト」

世界で売られるジーンズは、毎年約20億本。しかし、その多くの製造工程は環境や社会、人間に配慮しているとは言いがたい。店に並んだジーンズたちは、労働や生産コストの低い国を旅してやって来る。 ドイツ市場向...

2020年11月09日 09:58

ゾクゾクしてトランス状態になれる!?「ASMR」動画のYouTube検索が止まらない

YouTubeの検索ワード数ランキングで世界第3位*1となった「ASMR(エー・エス・エム・アール)」というワードをご存知だろうか? 自律感覚絶頂反応(Autonomous Sensory Merid...

2020年11月07日 08:52

世界最大の温室効果ガス排出者は米軍。気候変動報告書では記載なし、情報公開請求で明るみに

加速する気候危機に対し、世界で最も温室効果ガスを排出している組織「米軍」の存在はあまり知られていない。京都議定書の合意により、最も信頼される気候変動の報告書でも計算対象外とされ、米国も排出量を公開して...

2020年11月05日 15:38

オリンピックはアスリートの政治行動を認めるべきか否か

国際オリンピック委員会(IOC)は政治的に中立であろうと努めてきてはいるが、オリンピックを含むスポーツには常にさまざまな問題がつきまとうものだ。IOCも、アスリートたちによる “ささやかな” 政治的主...

2020年10月28日 11:53

韓国の高校はどのくらいオンライン化が進んだのかー高校生3人にインタビュー

新型コロナウイルス感染症によって「オンライン授業」の需要がかつてないほど高まった。日本では、ごく一部の学校がオンライン化を急速に進めたものの、多くの学校では早期終息に期待を込めているのか、旧態依然のと...

2020年10月22日 14:31

アスリートも「ストライキ権」を行使できる労働者?ー 穏便な対話では変わらない社会に実力行使を

「スポーツに政治を持ち込むな」「スポーツ選手は粛々とプレーしてろ」そう主張する声も少なくない。だがこれは、いつも通りスポーツ観戦できれば、自分の知らない誰かが死のうと構わないということなのか。多くの命...

2020年10月18日 06:00

トランスジェンダーやノンバイナリーの人たちが医療や緩和ケアで受ける差別をなくすために

病院にかかる時に気にすることといえば、アクセスや待ち時間の長さ、保険の適用範囲といったことだろうか。だがトランスジェンダー(生まれもった性別と自認の性が一致しない人)やノンバイナリー(身体的な性に関係...

2020年10月16日 15:45

「ワクチンを買い占める国」は“頼れる国”か“非人道的な国”かー「ワクチン・ナショナリズム」の実態

新型コロナ感染症に効果があるとされる治療薬を確保しようと躍起になっている国々のありさまが、「ワクチン・ナショナリズム」と非難されている。その実態と道徳的に問題とされている点について、法律と世界の健康問...

2020年09月19日 09:32

経済優先で12万人の死亡者を出しているブラジル。「沈黙」で抗議する国民の切なる思い

新型コロナウイルスの感染者400万人超と世界最悪レベルの感染拡大が起きているブラジル*1。この背景には、パンデミックの危険性を軽視するボルソナーロ大統領の姿勢が大きく加担している。感染防止策を巡って、...

2020年09月16日 09:04

「プラスチック・フリー」の先進国がコロナ禍で再び「使い捨て」を採用。今、個人ができること

コロナ対策のさまざまな行動制約は概ね緩和されつつあるが、もはや私たちの生活がコロナ前の “元通り” に戻ることはないだろう。いわゆる「新しい生活様式」といわれるものだが、人々が衛生面を気にするあまり、...

2020年08月21日 16:10

コロナ禍に加えて台風シーズンで見直したいビジネス・セオリー/「在庫」の価値を見直す

台風やハリケーンのシーズンが到来した。コロナ禍で手一杯なのに、この上大規模な自然災害が起こればどう対処すればよいのか、多くの自治体が頭を悩ませている。しかも米国では、今年は名前のつく熱帯暴風雨が16個...

2020年08月19日 08:13

ケニアで4月から続く都市封鎖。アフリカ全土、アフリカゾウとサイの“密猟”急増

ケニア、マサイマラ保護区(※1)で小型飛行機を自ら操縦し、ゾウ密猟対策活動や野生動物の保護に奔走する滝田さん。しかし、今年3月にコロナ感染者が出て、ケニアでは都市封鎖と帰宅令が出されたという。※1 ケ...

2020年08月15日 10:22

オーストラリア森林火災のその後。コアラの数より深刻!?昆虫の減少は生態系を通じて人間社会にも影響

2019年9月から、240日以上続いたオーストラリアの森林火災。2020年3月になってようやくオーストラリア東部ニューサウスウェールズ州の消防当局が鎮火宣言したわけだが、「その後」の状況は、新型コロナ...

2020年08月01日 08:23

経産省が公文書偽造ードタバタ劇、慣れあいの原子力行政

3月31日に経済産業省は公文書の偽造を認め、管理職員などの処分を公表。その顛末は、「関西電力株式会社に対する業務改善命令に係る不適切な手続きへの対応について」という文書に書かれている。「不適切な手続き...

2020年07月12日 08:08

暴力は“感染症”に酷似、予防・治療できる。11ヵ国以上で24~86%の暴力事件を減少させる

アフリカで結核やHIVの問題に取り組んだ疫学者が、米国に帰国して気づいたこと。それは、暴力が“感染症”に酷似することだった――。暴力の“予防・治療”に驚くべき効果をあげるNGO「キュア・バイオレンス」...

2020年07月10日 09:47

黒人警官を増やすことは解決にならないー警官による行き過ぎた暴力行為の是正に向けてできることとは

米国の警官による黒人への残忍ぶりに注目が集まるなか、その原因を警察組織内の人種構成に求める見方が広がっている。ミシガン州立大学刑事司法研究科の准教授ジェニファー・コビーナが解説する。警察官にもっと多様...

2020年06月28日 14:27

デモ参加者は感染リスクを軽視しているわけではない。感染より恐ろしいことがあると伝えたい人たちに必要な工夫

世界のあちこちで大規模な抗議デモが繰り広げられている。「コロナ禍の真っただ中にやらなくても」と批判の声もある一方で、脅かされる民主主義、まん延する人種差別、警察による残忍行為に対して闘うことは、基本的...

2020年06月26日 09:43

月1回の無料「獣医ナイト」-ペットが友の、若者ホームレスへのサービス。若者をうつ、薬、犯罪から遠ざけるペットたち

カナダの路上で暮らす若者ホームレスの多くは、ペットを飼うことで孤独と闘う。 彼らが頼れる数少ないサポートの一つとして、ボランティアの獣医師による無料診察日が設けられている。唯一、うさぎも無料診察 ペッ...

2020年06月21日 17:14

頼りない政府のコロナ対策をあてにせず、違法組織が必要な措置を指揮する国々。その思惑とは

 リオデジャネイロ(ブラジル)やベイルート(レバノン)では、新型コロナウイルス感染症対策を指揮しているのは過激派組織やテロ組織、ギャングの構成員らだ。政府の後手後手な対応に代わり、ときに独裁...

2020年05月17日 06:00

"自宅待機"が危険をもたらすーロックダウンによる家庭内暴力の増加と各国の対策

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、終わりの見えない自宅待機が続くーー米国各地で大勢の人々がトイレットペーパーや缶詰を求めて店に押し寄せる様子が報じられる一方、また別の大きな不安を感じている人々が数...

2020年05月03日 06:00

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