内田樹の記事一覧

コロナ禍についてのアンケート

ある媒体からQ&A形式でインタビューがあった。字数に制限があったので、ロング・ヴァージョンをこちらに掲載する。■新型コロナウイルスによって引き起こされた日本や世界の状況について、どのように解釈されていますか?  感染症の世界的流行そのものは2002年のSARS、2009年の新型インフルエンザ、2012年のMERSと短い間隔をおいて定期的に起きています。ですからコロナウィルスのパンデミックも別に前代...

2020年05月10日 11:47

現状分析と展望

ある媒体からメールでQ&Aで現状についてのコメントを求められた。字数が制限されていたので、ロング・ヴァージョンを再録しておく。1)いま、「こんな社会でいいのか」と多くの国民が思っています。コロナ危機が...

2020年04月28日 13:04

コロナ後の世界

『月刊日本』にロングインタビューが掲載された。「コロナ後の世界」について。■「独裁か、民主主義か」という歴史的分岐点―― 世界中がコロナ危機の対応に追われています。しかしたとえコロナが収束しても、もは...

2020年04月22日 16:40

維新についてのアンケート

ある全国紙から大阪の維新の人気についてアンケートを受けた。説明が要るので長い回答を書いたが、紙面に載るのはこの10分の1くらいなので、オリジナルを掲載しておく。Q1:大阪維新の会は立ち上げから10年を...

2020年04月18日 14:40

ある週刊誌からのメールインタビュー

ある週刊誌からインタビューしたいという電話があった。 電話で話をして、それを記者がまとめて、それをまた手直しして・・・という手間は考えるだけでも面倒なので、最初からQ&Aでやりましょう。僕が書いたもの...

2020年04月11日 08:43

『山本太郎から見える日本』から

『山本太郎から見える日本』(ele-king)という山本太郎研究書にインタビューが載った。全体の4分の1ほどを一部を「予告編」として再録。■山本太郎を支持する理由──山本太郎を支持するようになったきっ...

2020年04月10日 14:13

民主主義をめざさない社会

「サンデー毎日」に不定期連載という欄を持っている。三月に一度くらい思い立ったことを書く。5000字ほど頂いているので、わりとややこしい話が書ける。今回3月29日号に寄稿したのは民主制論である。「存在す...

2020年03月26日 16:00

「朝鮮新報」のインタビュー

「朝鮮新報」の3月1618日合併号に日韓問題についてのインタビューが掲載された。 総連系のメディアに取材されたのはこれがはじめてのような気がする。 紙面では字数が足りなかったので、これはロングヴァージ...

2020年03月25日 14:25

『人口減社会の未来学』から

ちょうど2年前に『人口減社会の未来学』という編著書を出した(文藝春秋、2018年)。寄稿者は常連の平川克美、小田嶋隆のほかに、池田清彦、平田オリザ、ブレイディみかこ、姜尚中、藻谷浩介ら錚々たる論客。私...

2020年03月18日 13:54

「打って一丸」の危うさ

ある媒体のロングインタビューの中で「打って一丸となる」ことの危うさについて語った。日本人が「打って一丸」となるとだいたいろくなことはないのである。では、国難的状況でわれわれはどうしたらいいのか。──内...

2020年03月06日 15:22

教育についての「いつもと同じ話」

ある媒体に教育論を寄稿した。あまり人目に触れることのないマイナーな媒体なので、ブログに採録しておく。 そちらの編集部から教育について寄稿をお願いされたので、「いつも同じ話をしているので、改めて書き下ろ...

2020年03月04日 09:19

「サル化する世界」についてのインタビュー

「サル化する世界」(文藝春秋)が発売5日で重版となった。累計2万部。ずいぶん勢いがある。きっと養老先生の『バカの壁』と同じで、タイトルのインパクトが大きいのだと思う。「なんだか知らないけれど、最近、『...

2020年03月03日 14:31

コロナウィルスと社会的共通資本

先週の『信濃毎日』に寄稿したもの。それよりさらに数日前に書いたものなので、その点を勘案してお読みください。  コロナウィルスの感染はこの原稿が掲載される日(注:2月25日)にどうなっているか予測がつか...

2020年02月29日 14:15

桜を見る会再論

もうこの話をするのにも飽き飽きしている。「桜を見る会」についての話である。 どうして「飽き飽き」しているかというと、ふつうの人間の受忍限度を超えて、この話が続いているからである。 続く理由は簡単で、ふ...

2020年02月01日 13:46

Onepieceの組織論

集英社に頼まれて、『Onepiece』についての解説を三編書いた。2011年に二つ、2013年に1つ。これから養老孟司先生とマンガ論のつづきを京都ですることになっているので、「予習」のつもりで自分が7...

2020年01月11日 13:46

国語教育について

去年国語教育について、国語科の教員の先生たちの集まりで講演した。もうだいぶ前のことである。同じようなことはこれまでもブログに書いてきたけれど、たいせつなことなので、何度も繰り返して言い続ける。 今日は...

2020年01月06日 14:56

街場の教育論 韓国語版序文

みなさん、こんにちは。内田樹です。 このたび『街場の教育論』の韓国語版が出ることになりました。 次々と僕の本を翻訳してくださっている朴東燮先生と、出版してくださっている韓国の出版社(今回はご縁の深いE...

2019年12月03日 14:42

えらてんさんとの対談本の「まえがき」

もうすぐ晶文社からえらてんさんとの対談本(司会は中田考先生という濃い布陣)が出ます。その「まえがき」を書きました。予告編としてお読みください。 みなさん、こんにちは、内田樹です。 今回は矢内東紀(ak...

2019年12月01日 09:31

沈黙する知性

夜間飛行からもうすぐ『沈黙する知性』という本が出る。平川克美くんとの「たぶん月刊話半分」の対談を文字起こしして、大量に加筆したものである。ラジオで聴いたよ、という人もまあ悪いことは言わないから買ってみ...

2019年11月02日 17:03

China Scare

日韓関係が「史上最悪」である一方で、かつて排外主義的なメディアの二枚看板だった「嫌中」記事が姿を消しつつあることにみなさんは気づかれだろうか。 なぜ嫌韓は亢進し、嫌中は抑制されたのか。私はそれについて...

2019年10月28日 10:55

海民と天皇

新天皇の即位の儀式が行われた。私は天皇制についてはこれを支持する立場をとっている。その理路は『街場の天皇論』において述べたので、ここでは繰り返さない。新天皇について私は「網野史学」の系譜に連なる人だと...

2019年10月24日 10:43

嫌韓の構造

今月号(2019年11月号)の『潮』に「嫌韓言説の構造」について一文を寄せた。もう出てだいぶ経つからブログに採録する。前半はこれまで書いたことの繰り返しなので、途中から。 (前略)日韓の対立を煽る仰々...

2019年10月13日 11:18

合従論再考

AERAに先々週「合従」論を書いた。字数が制限されていたので、少し加筆したものをここに掲げる。  前から「東アジア共同体」を提唱している。日韓連携を中核として、台湾、香港を結ぶ「合従」を以て、米中二大...

2019年10月10日 12:14

「日韓関係論」への寄稿のお願い

日韓論のアンソロジー企画が晶文社の安藤さんから提案された。時宜にかなったものだと思ったので、編著者をお引き受けすることにした。これからこの「寄稿のお願い」がいろいろな方のもとに安藤さんから届けられると...

2019年09月26日 11:23

サンデー毎日「嫌韓言説について」

嫌韓言説について『サンデー毎日』に寄稿した。言いたいことはだいたい前にブログの『週刊ポスト問題について』で書いた。紙数を多めにもらったので、そこでは書ききれなかったことを書き足した。だから、最初の方は...

2019年09月24日 10:25

内閣についての韓国紙からのインタビュー

内閣改造のあと、韓国TBS放送局のキム記者から書面でのインタビューがあった。小泉進次郎について韓国メディアも注目していることが伺える。最近、日本の日経新聞の世論調査によると、11日に行われた内閣改造と...

2019年09月17日 10:30

[週刊ポスト」問題について

週刊ポスト問題についていくつものメディアから電話で取材を受けた。 どれにも同じことを言っているのだけれど、切り取り方はそれぞれである。 同じことを繰り返すのも面倒なので、ブログに「コメント」を上げてお...

2019年09月05日 15:36

道徳について

去年、ある出版社から頼まれて中高生向けの「道徳の本」というものを書きおろした。中高の図書館には入っているはずだけれど、一般読者には手に取る機会がない。 今日これから小学校の先生と「道徳教育」について懇...

2019年09月03日 12:24

Voiceについて

2019年の5月に国語科の教員たちを対象に「国語について」の講演を行った。いつもの話なのだけれど、「ボイス」に関してわりとまとまった話をしたので、その部分だけを抜き出して再録する。 査定をしないで、能...

2019年09月02日 15:54

『女は何を欲望するか』韓国語版序文

日韓の政府間では緊張が続いているが、民間での連携はペースダウンすることなく深まっている。私の本も先日出た『大市民講座』に続いて、『最終講義』『街場の文体論』『女は何を欲望するか』が出版される。この文化...

2019年08月15日 10:38

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