SYNODOSの記事一覧

福島県の子どもの甲状腺被ばく線量はどのくらいか? - 福島レポート

福島では、2011年から住民(原発事故当時概ね18歳以下)に対して大規模な甲状腺検査が行われています。では、その対象となっている福島の子どもたちの甲状腺は、どの程度放射線被ばくしたのでしょうか。福島第一原発事故では、甲状腺がんのリスクとされる放射性ヨウ素を含む放射性物質が飛散しました。放射性ヨウ素は、食べ物や水、空気から体内に取り込まれます。しかし、放射性ヨウ素は半減期が8日間と短いため、内部被ば...

2018年12月19日 18:43

ダイエットという蟻地獄――最新の医学データが示すダイエットの真実(2) - 永田利彦+山田恒 / 精神科医

蟻地獄――ダイエッティングサイクルと脱抑制前回は、周囲の賞賛を求めて過激な目標設定に向かってダイエットをするのと、生活全体を健康的にして、健全なライフスタイルを地道に営み、その結果として健康的な体重に...

2018年12月19日 17:10

今、福島に行くということ――「ホープツーリズム」モニターツアー参加レポート - 広島大学4年 阪本健吾

2018年10月27日(土)から29日(月)にかけて、福島県観光物産交流協会が主催する「外国人留学生を対象としたホープツーリズムモニターツアー」が行われ、広島大学の留学生13名が参加した。筆者は留学生...

2018年12月13日 13:36

自衛隊海外派遣論議が深まらないわけ - 中村長史 / 国際政治学

実質的な議論がなされない。国連平和協力法案(1990年)、国際平和協力法(1992年)、テロ対策特別措置法(2001年)、イラク復興支援特別措置法(2003年)、そして平和安全法制〔いわゆる安保法制〕...

2018年12月10日 22:10

「戦争と武力紛争の兵器」としての性暴力――ナディア・ムラド氏自伝『THE LAST GIRL』 - 末近浩太 / 中東地域研究

今年度のノーベル平和賞を受賞したナディア・ムラド氏の自伝、『THE LAST GIRL:イスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語』(ジェナ・クラジェスキとの共著、吉井智津訳、東洋館出版社、2018年)...

2018年12月06日 15:54

福島の甲状腺がん「放射線影響とは考えられない」――甲状腺検査2巡目の解析

福島第一原発事故の後、福島県は県立医科大学に委託し、原発事故当時おおむね18歳以下だった県民全員を対象にした甲状腺の超音波によるスクリーニング検査(症状のない集団に対して、がんの可能性の有無をふるい分...

2018年12月04日 11:10

「働く上での障害」をなくしインクルーシブな職場づくりを - 野口晃菜/障害科学

省庁・地方自治体の障害者雇用水増し問題は、多くの当事者や当事者家族、そして日々障害のある方に関わる支援者にとってショッキングな出来事であった。第三者検証委員会の報告によると、省庁33機関中28機関が3...

2018年12月03日 15:47

なぜわれわれは「新しい能力」を強迫的に追い求めるのか? 『暴走する能力主義』著者、中村高康氏インタビュー - SYNODOS

「現状の高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜は、知識の暗記・再生に偏りがち」であり、「真の「学力」が十分に育成・評価されていない」。こう言われると、素直にうなずいてしまう人は多いだろう。そして、グロ...

2018年11月29日 17:39

ダイエットしたら太る――最新の医学データが示すダイエットの真実(1)- 永田利彦+山田恒 / 精神科医

はじめに、ダイエットという魔物ダイエットを成功させると幸せになると思っていませんか。生活が一変し、人生の成功者になれると思っていませんか。多くの人がダイエットの人生一発逆転効果を盲信し、ダイエットに惹...

2018年11月22日 11:34

日本における政策形成過程をより民主主義的にしていくためのいつつかの提言 - 鈴木崇弘 / 公共政策

筆者は、この30年ぐらい、政策や政治に関係する仕事に関わってきた。より具体的には、東京財団や自民党等の政策シンクタンクの設立および運営に関わった。その後、東日本大震災の際、原発事故の調査のために、東京...

2018年11月19日 20:29

消費税増税で日本はデフレに逆戻りしないのか? - 中里透氏インタビュー

――先日(10月15日)、安倍総理から19年10月に予定通り消費税率を10%に引き上げるとの表明がありました。もっとも、この点については、デフレへの逆戻りを懸念する声も聞かれます。そこでまずお聞きした...

2018年11月15日 14:46

ウォーク・アウェイ運動――アメリカのリベラル派はなぜ嫌われるのか - 西山隆行 / アメリカ政治

リベラルと民主党から立ち去ろう!――ブランドン・ストラカというニューヨークのゲイの美容師が、自分は嫌悪に満ちたリベラルと民主党を支持することは出来ないため立ち去ることにしたという内容の動画をYouTu...

2018年11月12日 14:09

消費増税は「確定」したのか――「19年10月10%」について考える - 中里透 / マクロ経済学・財政運営

先月10月15日の臨時閣議で、安倍総理は2019年10月に消費税率を10%に引き上げることを表明した。このことは新聞やテレビで広く報じられ、大きなニュースとして受けとめられたが、この「表明」が意味する...

2018年11月08日 14:15

「甲状腺スクリーニング検査を実施しないことを推奨する」――IARCの勧告

チェルノブイリ原子力発電所事故の後に、周辺地域の多くの子どもたちが甲状腺がんと診断されました。このことから、原子力災害が起きて放射性物質が環境中に飛散した場合、周辺住民の甲状腺検査の必要性が検討される...

2018年11月07日 12:22

漁業関係者が「処理水」の海洋放出に反対せざるをえない理由

福島第一原子力発電所では、放射性物質を含む汚染水を浄化しています。浄化した後に残る「トリチウム」を含む「処理水」が貯まり続けており、処分方法の検討がされています。(「福島第一原発にたまるトリチウムを含...

2018年11月07日 11:35

西洋史=世界史をこえて――アジア史を基軸とした世界史を構想する / 『世界史序説』著者、岡本隆司氏インタビュー

近年、新しい世界史やグローバル・ヒストリーと銘打った書物が数多く出版されている。そこではかつてのヨーロッパ中心の進歩史観から解放されて、18世紀以前の「豊かな」アジアにもしかるべき地位が与えられている...

2018年11月05日 21:01

学校へは行かなくてもよいのか?――不登校をめぐる諸問題 - 木村拓磨 / 心理学・応用行動分析学

私と不登校児童生徒とのかかわり私が初めて不登校の支援を始めたのが不登校の男の子A君でした。A君は当時アスペルガー症候群と診断されており、小学校1年生の夏休み後から登校せず家でゲームなどを行っていました...

2018年10月30日 19:07

スウェーデンの「IT ガイド」――移民と高齢者が進めるインテグレーション - 穂鷹知美 / 異文化間コミュニケーション

ヨーロッパでは2015年の難民危機以降、難民や移民と住民との間の摩擦や、移民に対する排外的な動きを扱う報道がとみに増えました。このような報道に日々接していると、ともすると、ヨーロッパ各地で移民と住民の...

2018年10月25日 11:17

子どもの家庭背景による学力格差は根深い――学力の追跡的調査の結果から考える - 中西啓喜 / 教育社会学

1.はじめに2018年8月2日、大阪市の吉村洋文市長が、文部科学省が実施する全国学力・学習状況調査(以下、「全国学テ」と表記)の数値目標を市として設定し、達成状況に応じて教員の手当を増減させる人事評価...

2018年10月23日 20:11

『ヴァンサンへの手紙』――フランスと日本、ろう文化の現在地 - レティシア・カートン監督×木村晴美

2018年10月13日よりアップリンク渋谷で公開がはじまった映画『ヴァンサンへの手紙』。130年間にわたる手話の禁止が解かれてまもなく8年。フランスのろう者たちの姿を撮影した本作はモントリオール国際映...

2018年10月18日 21:12

道徳教育は民主的な国家と社会を実現することができるのか? - 畠山勝太 / 国際教育開発

1.はじめにいま、日本では道徳教育が注目を集めている。これまで「道徳の時間」として行われてきた道徳教育が、「特別の教科」となったからである。これに伴い、道徳の教科書の導入と評価が行われるようになること...

2018年10月13日 15:02

PISAから私たちは何を学べるのか? ――「学力調査の設計」という視点から - 川口俊明 / 教育学・教育社会学

1.はじめに前回の記事(1)でPISA調査の概要を説明しましたが、PISAから私たちが学べることは他にもいろいろとあります。今回は「学力調査の設計」という観点から、日本で実施されている全国学力・学習状...

2018年10月11日 22:27

ポルトガルは「反緊縮」路線に転じたのか?――2015年総選挙と社会党少数派政権の意味 - 横田正顕 / 比較政治学

「余震」の中の“PIGS”とポルトガルユーロ危機(欧州債務危機や欧州危機などとも呼ばれる)からすでに8年が経過しようとしている。そうしたなか、かつて粉飾財政問題によって危機の発端を作ったギリシアでは、...

2018年10月11日 22:21

「革新」が目指したもの――江田三郎と向坂逸郎 - 岡田一郎 / 日本政治史

「革新」という言葉が使われなくなって久しい。55年体制の時代においては、自由民主党(自民党)を保守政党と呼び、それに対峙する野党勢力の一員で、なおかつ社会主義を目指す政党を革新政党と呼んだ。革新政党が...

2018年10月03日 19:24

雨傘運動後の香港――無力感が覆うまで - 倉田徹 / 現代中国・香港政治

香港の社会運動に元気がない。6月4日、毎年恒例の天安門事件追悼集会の参加者数は警察発表で1.7万人と、2008年以来の少なさとなった。返還記念日の7月1日のデモも、警察発表では9,800人と、「50万...

2018年09月26日 15:27

どのように「ブラック校則」をなくせるか――ジャーナリズム×アカデミズムの可能性 - 荻上チキ×内田良

生まれつき茶髪なのに黒髪に染めさせる、下着の色を指定するなど、理不尽な校則の現状に問題提起を行った、荻上チキ氏・内田良氏の編著『ブラック校則』(東洋館出版社)が発売された。荻上氏・内田氏が参加し、20...

2018年09月21日 15:57

ブラックアウトは電力会社のせいか?――北海道ブラックアウトからの教訓 - 安田陽 / 風力発電・電力系統

2018年9月6日未明に発生した北海道胆振東部地震をきっかけに、苫東厚真石炭火力発電所にある発電機3台が停止し、北海道ほぼ全域が連鎖停電するというブラックアウトが発生しました。これまで、2011年3月...

2018年09月19日 14:15

「街」を歩き、声を聴く――『沖縄アンダーグラウンド』(講談社)刊行記念対談 - 岸政彦×藤井誠二

2010年以降、沖縄の売春街が「浄化運動」によって消滅した。『沖縄アンダーグラウンド──売春街を生きた者たち』(講談社)は、沖縄の売春街で長年取材をしてきた藤井誠二氏によるルポルタージュだ。売春に従事...

2018年09月14日 15:44

高レベル放射性廃棄物と世代間倫理 - 寺本剛 / 環境倫理学、技術哲学

世代間公正・世代間倫理1970年代ごろから各方面で、「世代間公正」とか「世代間倫理」という言葉が使われるようになってきた。その背景には、科学技術の発展によって人間活動の影響力が増大し、現在世代の行為が...

2018年09月12日 14:25

東南アジアにおける「麻薬との戦い」――ジャカルタの現場から - 本名純 / インドネシア政治研究

「戦う男」は強い。「戦う男」は指導力がある。「戦う男」は正義感に溢れる。そのイメージは政治の世界で価値をもち、為政者たちは古今東西「ストロングマン」を演出してきた。米国では「貧困との戦い」を訴えたジョ...

2018年09月07日 14:38

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