篠原孝の記事一覧

【19号台風シリーズ2】 治山治水を忘れた報いかもしれない大洪水 -山と田は放置され、水路はコンクリートでは川があふれてしまう

<2山が怒っている:保水力の劣化した落葉松・杉の人工林> 第一に落葉松の人工林面積が全国一の長野で、山の保水力が急激に下がっていることである。 まじめな日本人、その中でも超まじめで政府の方針に忠実だった長野県民は、戦後の「植樹せよ」という大号令に従い、よくこんな山のてっぺんまでと、今更ながら感心するところまで落葉松や杉等を植えた。 自然は偉大である。大昔から大雨が降り大水が出て山崩れもあっただろう...

2019年11月14日 15:00

【19号台風シリーズ1】日本の山川海(自然)も怒っている- 地球温暖化がもたらした大型雨台風は今後通常化するおそれ

大風19号により甚大な被害を受け、尊い人命までもが失われ痛ましい限りです。御遺族に対し哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。 私の選挙区では、2名の方が亡くなられ9...

2019年11月08日 21:22

一刻も早いワクチン接種が必要ではないか- 政府の対応は口蹄疫と比べると後手だらけ

通常国会の後半、私は出入国管理法の改正により肉製品を持った者を空港や港で入国拒否(上陸拒否)することを目指したが、立憲民主党の法務委員会の筆頭理事が1ヶ月も法案の議論をせずにほったらかしにしておいた。...

2019年09月20日 14:55

【政僚シリーズ7】外交官 杉原千畝の人道博愛精神と矜持-上司の命令と良心のはざまで揺れ動く苦悩に思いを馳せる

杉原千畝の功績を伝える「リトアニア杉原記念館」(カウナス)を訪問した。用意された2本のビデオ(杉原の故郷 岐阜県八百津市とユダヤ人入港地敦賀市の作成)を見て涙した。私はもともと涙もろく、寅さんの映画を...

2019年08月27日 21:58

ハンディのある棚田を守るのは日本国政府の重要な仕事‐経済効果一辺倒では棚田は生き残れない

<環境関係の議連に多く加入> 私は様々な議員連盟に加盟している。数は少なくしているがそれでも3~40にはなっている。そうしたものの中に棚田振興議員連盟がある。嬉しいことにこの通常国会で棚田振興法が議員...

2019年08月12日 16:38

長野県(羽田)の圧勝から見えてくる政権交代への道 -反安倍連合戦線により14万5千票の大差の勝利

後日のブログで公開するが、参議院選挙は野党の敗北である。しかし、そうした中で一人気を吐き健闘したのが、我が長野県だった。<3年前の杉尾議員の勝利>杉尾参議院議員は3年前に当選して以来、今回の羽田候補の...

2019年07月31日 22:26

国家戦略特区は安倍政権による新たな「利権」を生むだけ-「政僚」原英史の跋扈を許す制度は廃止すべし-

橋本行革の頃からだったと記憶している。内閣機能の強化が叫ばれ、行政改革が進みはじめて、徐々にその形が出来上がっていった。その一環として、官邸に総理の私的諮問機関として○○会議などが設置され、我が物顔に...

2019年07月17日 20:58

デモを忘れた日本vsデモで政策変更する民主主義国 -仏はマクロンの強硬策を変更させ、香港は逃亡犯条例を撤回に追い込む-

<50年前はデモが日常茶飯事だった日本> 私のような団塊の世代は、大学紛争のあおりをもろにくらってろくに授業もできなかった。学生といえばデモをし、全学ストで授業をボイコットしていた。京大ではなんと学生...

2019年07月01日 16:19

豚コレラ・アフリカ豚コレラは水際でくい止める以外になし- 2010年の口蹄疫による大量殺処分を繰り返してはならず

2018年9月に豚コレラが岐阜で発生後、長野県を含む5県に広がった。現在までに10万5千頭余が殺処分されたが、未だ決着には至っていない。2010年5月の口蹄疫がワクチン投与による殺処分もあり、7月には...

2019年06月18日 17:53

令和初の国賓トランプ大統領の見せかけの融和 - 言いたい放題で参院選挙の交渉の大妥協を迫る礼儀知らず

<接待攻勢の返礼が言いたい放題か>アメリカ流の交渉はドギツイが、ビジネス界で得意の取引(dealディール)とやらでのし上がり、果ては大統領にまでなったトランプ大統領は、言ってみれば「強引なアメリカ」の...

2019年06月03日 15:23

中国の高度経済成長は都市と農村との格差を拡大するばかり ‐最先端を行く未来都市の陰で見えない9億人の中国農民は今後どうなるか

<2002年に垣間見た農村の貧困>私は、農林水産省で働いた30年間のうち3分の1は国際関係に携わったが、中国は2002年の農林水産政策研究所長時代に日中韓所長会議で北京に出張しただけだった。その際、近...

2019年05月27日 08:54

21世紀の摩天楼・深センのビル群は驚嘆に値する‐日本の高度経済成長を凌ぐスピードで工業化一直線の中国の象徴

私は、いわゆる「励ます会」は2012年の2冊の本(「TPPはいらない」「原発廃止で世代責任を果たす」)の出版記念パーティ以外に開催していない。従って、1回行くと100万円近くなる海外出張は極力控えてき...

2019年05月23日 19:20

【統一地方選シリーズ4】大阪都構想に理あり、大阪府(市)民も選択-二重行政のムダを排するためには、維新の金看板は一考に値する

<自民勝利は厳然たる事実> 長野県議選挙は全国と同じく、自民党の勝利に終わった。国民民主党は公認した2者が破れ、公認議席ゼロとなった。長野1区では推薦した3人は全員当選した(長野・上水内区で党籍のある...

2019年05月01日 16:06

【統一地方選シリーズ3】市町村議会議員のなり手不足の解消は報酬のアップが自然 - 区長が議員となり市町村議会は夕方に開催も一つの手

<あまりの低報酬が市町村議員のなり手不足の根本原因>なり手不足の問題は、市町村議会こそ深刻である。信毎は以下のように報じている。全国町村議長会検討委員会報告書では、議員のなり手不足の原因は低報酬である...

2019年04月19日 14:40

【統一地方選シリーズ2】合区も定員削減も根本的解決にはならず- 地方の片隅の声を反映させるには県議選は3~4人区にすべし

最後になり手不足の問題である。市町村議会と比べ、都道府県議会の報酬は十分過ぎるくらいである。長野県でも報酬は80万4000円であり、政務活動費も31万円になる。太平洋ベルト地帯の大きな県議を経験した同...

2019年04月11日 12:53

【統一地方選シリーズ1】 地方議会の低迷は「首長一強」が原因 - 県議選の低投票率、無投票の克服のためにすべきこと

明日は第19回統一地方選挙の前半(道府県議選、以下県議選)の投票日である。有権者の関心を高めるとともに経費を節減することを目的として始まったが、広域市町村合併等で統一率は27%に落ち込んでいる。新しい...

2019年04月08日 14:50

行革による削減の成れの果てに生じた統計不正 - 政僚が忖度で統計を改ざんする深刻な事態- 

1月31日(木)、原口一博 国民民主党国対委員長から要請を受けて、野党統計不正合同ヒアリングに参加した。もう衆議院議員のほとんどは選挙区に帰っており残っていない。そこで「統計のプロである篠原さん」と紹...

2019年02月18日 17:23

私が聞きほれた河野外交演説-外務省働き方改革、英語力のアップ、公邸料理人の確保、政治家を国際機関のトップに等満載

1月28日、通常国会の施政方針演説が行われた。もう聞き飽きた安倍首相の美辞麗句は聞くに堪えがたかった。平板な財政・経済演説も同じだったが、私が楽しく聞いたのが河野外交演説である。いつもはかん高い声に辟...

2019年01月30日 19:23

<漁業法シリーズ4>21年前の幻の漁業法改正-きちんとした96年TAC法制定とデタラメな18年漁業法改正の手続きを比較する-

<留学を活かせる水産庁企画課長を拝命> 私は1994年夏、3年間のOECDの勤務を終え日本に帰国し、9月に水産庁企画課長を拝命した。内示を受け私も身震いした。なぜならば前号で触れた第3次海洋法会議の決...

2018年12月04日 18:06

【漁業法シリーズ3】 沿岸国主義は沿岸漁民主義につながる -大規模漁業の振興では資源は枯渇に向かう

<世界は沿岸国主義> 国連海洋法条約とそれに順じたTAC法の下では、沿岸国の漁業資源の管理はすべて沿岸国に任される。つまり沿岸国がまず使う。それで余裕があって有効活用できないときに、外国にその資源を割...

2018年12月03日 19:40

【外国人労働者シリーズ2】実質的な移民を容認する時代錯誤の入管法改正案-物、人の移動を制限するトランプ大統領と過度の自由化が嫌でEU離脱するイギリスが世界の潮流

入管法のにわか論議が始まっている。政府は展望もなくきちんとした数字も示さず、示したと思ったら間違った数字だったりして混乱を極めている。それにもかかわらず、政府は4月1日の施行を目指して今国会での成立を...

2018年11月22日 15:26

国が外国人不法就労の抜け道をつくる愚 -入管法改正は経済優先で国の根幹を揺るがすー

<日本の外国人労働は遠洋漁業から始まった>  私は水産庁の企画課長として当時外国人漁船員の問題を担当した。どこにも所属しない仕事が企画課に集まっていた一つの例である。あまり知られていないが、遠洋漁船は...

2018年11月14日 22:28

津村候補の最後の一人の推薦人となる -支持率1%の政党を今後どう立て直すか

<15年の政治生活前半半分は代表選にノータッチ> 私はほかの普通の政治家とは違い、仲間で争う代表選挙は基本的に嫌いである。2010年の鹿野道彦候補の擁立以前は、どこの陣営にも顔を出さず、推薦人にもなる...

2018年08月27日 15:54

小国スイスが食料安保を憲法に書き込む-東洋のスイスたる日本はなぜのほほんとしているのか

日本と同じような小国スイスが昨年、国民投票により、食料安全保障を憲法に書き込むことを決定している。 スイスは国土面積僅か413万haと九州とほぼ同じであり、山岳地が多く国土の4割が海抜1300mを超え...

2018年06月07日 17:39

【食料安保シリーズ1】 自衛隊を憲法に書くなら食料安保も書き込むべき-安倍首相の都合の良い理屈を一人歩きさせてはならず

<内閣人事局人事の弊害が顕著化している農林水産行政>国会は明けても暮れてもモリ・カケ問題である。大事なことだとは思うが、前回のブログにも書いたように、この問題については語りつくされているし、語るに落ち...

2018年06月05日 15:23

政僚シリーズ5 政僚の跋扈が生んだ決済文書の改ざん、忖度政治-日本の官庁全体が全自動忖度機になってしまった

私は、この件について数年前から「政僚」シリーズであまりにも官邸支配が強くなりすぎており、その機能の中心となっているのが内閣人事局であると指摘してきた。情けない限りである。私はもう、日本の優秀な官僚制度...

2018年05月18日 15:14

国民民主党の結成は野党総結集の第一歩 -民進党と希望の党の合流にあらず- 18.05.08

1月から4か月間、ブログ・メルマガを更新せず失礼しました。<10月下旬民進党の新党への衣替えを主張> 元々前総選挙の後、民進党はなくなることになっていた。だから民進党の候補者は誰一人として立候補してい...

2018年05月08日 19:27

【民進党再生・野党統合シリーズ3】 立憲民主党にも野党統一会派結成・統合を呼びかける責任がある -国民は右でも左でもなく民進党的な中道を望んでいる

民進党は親元の責任もあり、立憲民主党と希望の党の双方に、まずは野党統一会派の結成を呼びかけ、その後(できれば7月の参議院選挙前早い時期に)野党統合して新党を結成し、参議院選挙で勝利し、次の総選挙を政権...

2017年12月29日 11:50

【民進党再生・野党統合シリーズ1】 残った民進党は野党統合をリードすべし -民進党再生を巡る「通説」を再考する

私は、正直なところ民進党を今後どうしていくかということについてはよくわからない。だから、中川正春座長の下に検討会が行われているが、あまり発言していない。今までは散々建白書を書いてこうすべきだと言ってき...

2017年12月27日 10:38

自民党の質問時間を長くするといういかがわしい魂胆 -政策決定からヒラメ学者、ヒラメ評論家を排すべし-

<自民党の身勝手な提案> 国会の論戦というのは、予算委員会を中心に国民の関心が高いテーマはNHKでTV中継される。16年秋の臨時国会ではTPP特別委員会がずっとTV中継された。その時の与党と野党の質問...

2017年12月05日 18:27

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