篠原孝の記事一覧

厳格な入国拒否で日本国民の生命・財産を守るのは当然- 国境を越えた感染症の侵透は水際で防ぐしかない

<入管法でいの一番に感染症患者の入国を拒否> 1月下旬、各紙に一斉に「入国拒否」の文字が踊った。法律的に実は「上陸拒否」で入国管理難民法第5条を根拠にしている。まだ航空機による移動がそれほどなく、船による移動が大半だった頃の法律であり、そのまま改正されずにきているからだ。 しかし、上陸拒否(以下は、「入国拒否」で統一する)の内容をよく見ると、法制定時の14項に枝番が3つ途中で付け加えられ、計17項...

2020年02月05日 17:13

今この時点で野党統合以外の選択肢はありえず-羽田元総理の教え・大同小異に従うべし

<野党統合は反安倍側の総意> この年末年始、精力的に支持者訪問を行った。数百軒回った中でただの1人も、統合すべきではないなどという人はおらず、やっと一つになってやっていくのか、これで安倍政権を倒せるか...

2020年01月22日 14:08

世界は環境重視で動き始めている -グレタの警鐘は物の移動に伴うCO2の削減

11月下旬、3泊5日の大忙しのヨーロッパ出張(EU議会議員との定期交流)は、行きも帰りもデモの日となった。まず11月29日(金)の帰りのデモから触れなければならない。いわゆる世界気候行進であり、12月...

2019年12月28日 14:41

【台風19号水害シリーズ3】千曲川の洪水を防ぐには川を流れやすくするしかない。-川の掘削・浚渫、大滝ダムの撤去、二つの狭窄部の改修が必須-

<究極の解決法地球温暖化防止> 今回の洪水は大型台風が引き起こしたものであり、元凶は地球温暖化である。之をストップするしかない世界はパリ協定でこれに歯止めをかけようとしているが、日本はナマクラな態度を...

2019年11月22日 21:50

【日米貿易協定シリーズ5】トランプ再選の加勢をしただけの日米の貿易協定- アメリカにこびへつらう情け無い国になってはならず

<ユニークな総取り方式のアメリカ大統領選挙> 日本で選挙というと4割近くいる無党派層の獲得競争になるが、アメリカ大統領選挙は全く事情が異なる。日本のように総得票数の多寡で決まり票差で勝つというやり方で...

2019年11月21日 16:01

【日米貿易協定シリーズ4】自動車一強、トヨタ一強は政界の一強とかわりなし -多様性のない就業構造では将来が危ういばかり-

<日本の外への徒らな噴出的輸出が生んだ数々の通商摩擦>〔別表「アメリカの貿易赤字上位5カ国・地域の推移」参照〕 この日米貿易交渉の根底に日本の洪水的自動車輸出があることは誰でもが承知している。 日本か...

2019年11月20日 16:18

【日米貿易協定シリーズ3】アメリカの対日要求は止むことなし-農産物を犠牲にする悪習は止めるべし

<アメリカ農産物のいいお客様・日本>〔別表「日本の世界からの輸入農林水産物及び農産物の推移と上位5カ国」、「日本のアメリカからの輸入農林水産物及び農産物の推移と上位5品目」参照〕 日本は世界有数の農産...

2019年11月19日 16:16

【日米貿易協定シリーズ2】 拙速この上なく、情報公開不足、WTO違反と悪だらけの交渉経緯 - 過少影響計算をよそに農産物輸入拡大により農業には大打撃

<たった6ヶ月のスピード決着>(別表「EPA・FTAの交渉経緯」参照) この交渉は非常に酷い交渉であり酷い結果である。このことは交渉の過程を見ていればよくわかる。2018年9月26日の日米首脳会談で二...

2019年11月18日 08:51

【日米貿易協定シリーズ1】 日米貿易交渉史上最悪のやられっぱなし交渉 - 日本は農産物関税を譲り、アメリカは自動車を譲らずトランプの意のまま

<2年振りの質問> 11月13日水曜日、外務委員会で日米貿易交渉について2年ぶりの質問をした。一年半に及び質問のできない懲罰委員長をやっていたので本当に久方ぶりである。私は外務委員会に4年4回所属して...

2019年11月17日 14:21

【19号台風シリーズ2】 治山治水を忘れた報いかもしれない大洪水 -山と田は放置され、水路はコンクリートでは川があふれてしまう

<2山が怒っている:保水力の劣化した落葉松・杉の人工林> 第一に落葉松の人工林面積が全国一の長野で、山の保水力が急激に下がっていることである。 まじめな日本人、その中でも超まじめで政府の方針に忠実だっ...

2019年11月14日 15:00

【19号台風シリーズ1】日本の山川海(自然)も怒っている- 地球温暖化がもたらした大型雨台風は今後通常化するおそれ

大風19号により甚大な被害を受け、尊い人命までもが失われ痛ましい限りです。御遺族に対し哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。 私の選挙区では、2名の方が亡くなられ9...

2019年11月08日 21:22

一刻も早いワクチン接種が必要ではないか- 政府の対応は口蹄疫と比べると後手だらけ

通常国会の後半、私は出入国管理法の改正により肉製品を持った者を空港や港で入国拒否(上陸拒否)することを目指したが、立憲民主党の法務委員会の筆頭理事が1ヶ月も法案の議論をせずにほったらかしにしておいた。...

2019年09月20日 14:55

【政僚シリーズ7】外交官 杉原千畝の人道博愛精神と矜持-上司の命令と良心のはざまで揺れ動く苦悩に思いを馳せる

杉原千畝の功績を伝える「リトアニア杉原記念館」(カウナス)を訪問した。用意された2本のビデオ(杉原の故郷 岐阜県八百津市とユダヤ人入港地敦賀市の作成)を見て涙した。私はもともと涙もろく、寅さんの映画を...

2019年08月27日 21:58

ハンディのある棚田を守るのは日本国政府の重要な仕事‐経済効果一辺倒では棚田は生き残れない

<環境関係の議連に多く加入> 私は様々な議員連盟に加盟している。数は少なくしているがそれでも3~40にはなっている。そうしたものの中に棚田振興議員連盟がある。嬉しいことにこの通常国会で棚田振興法が議員...

2019年08月12日 16:38

長野県(羽田)の圧勝から見えてくる政権交代への道 -反安倍連合戦線により14万5千票の大差の勝利

後日のブログで公開するが、参議院選挙は野党の敗北である。しかし、そうした中で一人気を吐き健闘したのが、我が長野県だった。<3年前の杉尾議員の勝利>杉尾参議院議員は3年前に当選して以来、今回の羽田候補の...

2019年07月31日 22:26

国家戦略特区は安倍政権による新たな「利権」を生むだけ-「政僚」原英史の跋扈を許す制度は廃止すべし-

橋本行革の頃からだったと記憶している。内閣機能の強化が叫ばれ、行政改革が進みはじめて、徐々にその形が出来上がっていった。その一環として、官邸に総理の私的諮問機関として○○会議などが設置され、我が物顔に...

2019年07月17日 20:58

デモを忘れた日本vsデモで政策変更する民主主義国 -仏はマクロンの強硬策を変更させ、香港は逃亡犯条例を撤回に追い込む-

<50年前はデモが日常茶飯事だった日本> 私のような団塊の世代は、大学紛争のあおりをもろにくらってろくに授業もできなかった。学生といえばデモをし、全学ストで授業をボイコットしていた。京大ではなんと学生...

2019年07月01日 16:19

豚コレラ・アフリカ豚コレラは水際でくい止める以外になし- 2010年の口蹄疫による大量殺処分を繰り返してはならず

2018年9月に豚コレラが岐阜で発生後、長野県を含む5県に広がった。現在までに10万5千頭余が殺処分されたが、未だ決着には至っていない。2010年5月の口蹄疫がワクチン投与による殺処分もあり、7月には...

2019年06月18日 17:53

令和初の国賓トランプ大統領の見せかけの融和 - 言いたい放題で参院選挙の交渉の大妥協を迫る礼儀知らず

<接待攻勢の返礼が言いたい放題か>アメリカ流の交渉はドギツイが、ビジネス界で得意の取引(dealディール)とやらでのし上がり、果ては大統領にまでなったトランプ大統領は、言ってみれば「強引なアメリカ」の...

2019年06月03日 15:23

中国の高度経済成長は都市と農村との格差を拡大するばかり ‐最先端を行く未来都市の陰で見えない9億人の中国農民は今後どうなるか

<2002年に垣間見た農村の貧困>私は、農林水産省で働いた30年間のうち3分の1は国際関係に携わったが、中国は2002年の農林水産政策研究所長時代に日中韓所長会議で北京に出張しただけだった。その際、近...

2019年05月27日 08:54

21世紀の摩天楼・深センのビル群は驚嘆に値する‐日本の高度経済成長を凌ぐスピードで工業化一直線の中国の象徴

私は、いわゆる「励ます会」は2012年の2冊の本(「TPPはいらない」「原発廃止で世代責任を果たす」)の出版記念パーティ以外に開催していない。従って、1回行くと100万円近くなる海外出張は極力控えてき...

2019年05月23日 19:20

【統一地方選シリーズ4】大阪都構想に理あり、大阪府(市)民も選択-二重行政のムダを排するためには、維新の金看板は一考に値する

<自民勝利は厳然たる事実> 長野県議選挙は全国と同じく、自民党の勝利に終わった。国民民主党は公認した2者が破れ、公認議席ゼロとなった。長野1区では推薦した3人は全員当選した(長野・上水内区で党籍のある...

2019年05月01日 16:06

【統一地方選シリーズ3】市町村議会議員のなり手不足の解消は報酬のアップが自然 - 区長が議員となり市町村議会は夕方に開催も一つの手

<あまりの低報酬が市町村議員のなり手不足の根本原因>なり手不足の問題は、市町村議会こそ深刻である。信毎は以下のように報じている。全国町村議長会検討委員会報告書では、議員のなり手不足の原因は低報酬である...

2019年04月19日 14:40

【統一地方選シリーズ2】合区も定員削減も根本的解決にはならず- 地方の片隅の声を反映させるには県議選は3~4人区にすべし

最後になり手不足の問題である。市町村議会と比べ、都道府県議会の報酬は十分過ぎるくらいである。長野県でも報酬は80万4000円であり、政務活動費も31万円になる。太平洋ベルト地帯の大きな県議を経験した同...

2019年04月11日 12:53

【統一地方選シリーズ1】 地方議会の低迷は「首長一強」が原因 - 県議選の低投票率、無投票の克服のためにすべきこと

明日は第19回統一地方選挙の前半(道府県議選、以下県議選)の投票日である。有権者の関心を高めるとともに経費を節減することを目的として始まったが、広域市町村合併等で統一率は27%に落ち込んでいる。新しい...

2019年04月08日 14:50

行革による削減の成れの果てに生じた統計不正 - 政僚が忖度で統計を改ざんする深刻な事態- 

1月31日(木)、原口一博 国民民主党国対委員長から要請を受けて、野党統計不正合同ヒアリングに参加した。もう衆議院議員のほとんどは選挙区に帰っており残っていない。そこで「統計のプロである篠原さん」と紹...

2019年02月18日 17:23

私が聞きほれた河野外交演説-外務省働き方改革、英語力のアップ、公邸料理人の確保、政治家を国際機関のトップに等満載

1月28日、通常国会の施政方針演説が行われた。もう聞き飽きた安倍首相の美辞麗句は聞くに堪えがたかった。平板な財政・経済演説も同じだったが、私が楽しく聞いたのが河野外交演説である。いつもはかん高い声に辟...

2019年01月30日 19:23

<漁業法シリーズ4>21年前の幻の漁業法改正-きちんとした96年TAC法制定とデタラメな18年漁業法改正の手続きを比較する-

<留学を活かせる水産庁企画課長を拝命> 私は1994年夏、3年間のOECDの勤務を終え日本に帰国し、9月に水産庁企画課長を拝命した。内示を受け私も身震いした。なぜならば前号で触れた第3次海洋法会議の決...

2018年12月04日 18:06

【漁業法シリーズ3】 沿岸国主義は沿岸漁民主義につながる -大規模漁業の振興では資源は枯渇に向かう

<世界は沿岸国主義> 国連海洋法条約とそれに順じたTAC法の下では、沿岸国の漁業資源の管理はすべて沿岸国に任される。つまり沿岸国がまず使う。それで余裕があって有効活用できないときに、外国にその資源を割...

2018年12月03日 19:40

【外国人労働者シリーズ2】実質的な移民を容認する時代錯誤の入管法改正案-物、人の移動を制限するトランプ大統領と過度の自由化が嫌でEU離脱するイギリスが世界の潮流

入管法のにわか論議が始まっている。政府は展望もなくきちんとした数字も示さず、示したと思ったら間違った数字だったりして混乱を極めている。それにもかかわらず、政府は4月1日の施行を目指して今国会での成立を...

2018年11月22日 15:26

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