篠田 英朗の記事一覧

高齢者暴走は政治家の問題なのではないか

普段は政治の話などしか文章で書かないが、これも政治の話ではないかと思い、書いている。 87歳のドライバーによる親子死亡事故の件だ。 現場には、子ども用のヘルメットが転がっていたという。あまりに胸が痛み、夜も眠れない人も多いのではないか。 政治の怠慢だ。 日本は少子高齢化の深刻な危機にある。子どもを守るのは政治家の務めだ。 高齢者支援を充実させるべきだという意見もある。財政赤字の中で少子高齢化が進む...

2019年04月20日 11:57

「令和」は「Beautiful Harmony」あるいは「Order and Peace (in terms of the Rule of Law)」

新しい元号の話題が華やかだ。私には出典のことなどは全くわからない。ただ、国際政治学者として海外でどう報じられたかには関心がある。どうやら報道が定まっていないようだ。https://headlines....

2019年04月03日 12:35

日本の国内政治の視点で日韓関係を見る危険

日韓関係の緊張化をめぐって日本を批判する記事を繰り返し掲載している『ハーバービジネスオンライン』で、菅野完氏が、外務省が「韓国国内に滞在する邦人に対し、『反日集会が行われるため、近づかないように』との...

2019年03月12日 15:58

横畑内閣法制局長官発言と国会における炎上ビジネス

最近、国会審議の劣化が著しいということはないだろうか。ほとんどの国民は、「国会なんて昔からそんなものなのでは?誰も期待していませんよ」といった雰囲気なのではないかと思うが、それにしてもやはり劣化してい...

2019年03月08日 13:36

映画『ボヘミアン・ラプソディ』と「夢破れた僕らの世代」

「平和構築人材育成事業」の研修が続き、私が多数の現役国連職員らからなる講師層の招聘から演習の仕組み等にいたるまで運営指揮していため、なかなかブログを更新する時間もとれなかった。https://peac...

2019年03月04日 14:57

米朝会談物別れ後始末

1月に米朝会談が2月末に開催されることが決まった際、「3・1独立運動100周年に備えよ」という題名のブログを書いた。http://agora-web.jp/archives/2036796.html ...

2019年03月03日 14:49

3・1独立運動100周年に備えよ

米朝首脳会談が2月末に開催されるかもしれないという。その時期は、日韓関係にとっても一つの山になりそうだ。というのは、韓国が、3・1独立運動100周年を、3月1日に迎えるからだ。すでにムンジェイン(文在...

2019年01月20日 10:57

低空飛行「神風」論と「戦後日本外交の総決算」

レーダー照射問題は、あるいは日韓関係それ自体は、「低空飛行」を理由にして、韓国国防部が日本に謝罪を要求するに至り、さらに新しい段階に入った。日本は、冷静かつ明晰に、自己の立場を明らかにしていくべきだ。...

2019年01月03日 07:47

「JAPAN NAVY」で何も問題はない

レーダー照射問題が、日韓関係に影を落としている。ビデオ公開は正しい対応だ。うやむやにするべきではなく、日本の立場は明確にしておくべきだ。 もちろん韓国は、重要な隣国だ。しかしだからこそ、曖昧な態度をと...

2018年12月31日 09:49

マチィス辞任とアメリカの介入主義の終わり

マティス米国国防長官が辞任を表明した。これでトランプ政権発足時の最後の重要閣僚がいなくなる。マティス長官は、数少ない良識派の役割を担っていた。トランプ大統領は、公職歴を持たず就任した大統領として、輝か...

2018年12月24日 06:45

東京地検プレゼン力問題の顛末

以前のブログ記事で、東京地検の久木元伸次席検事の発言を、「最低の対応」と書いた。http://agora-web.jp/archives/2035966.html 久木元次席検事は、海外からの批判に対...

2018年12月21日 07:33

日本は国際法対応の充実を急げ

元徴用工問題で、関連企業の資産差し押さえ手続きが開始される期限である24日が近づいている。差し押さえ手続きが開始されれば、問題はさらに新しい段階に入る。日本も、準備が必要である。 対抗措置についての議...

2018年12月17日 15:25

順天堂大学コミュ力問題と、東京地検プレゼン力問題

先日、ゴーン事件をめぐる東京地検の態度に、プレゼン力の欠如を感じるという内容のブログを書いた。http://agora-web.jp/archives/2035966.html順天堂大学医学部が「コミ...

2018年12月12日 20:11

ゴーン事件で東京地検のプレゼン力を憂う

残念ながら、一般に、日本人はプレゼン力が弱い。小学校時代から詰め込み教育ばかりやっているからだとか、タコツボ社会だからだとか、権威主義的だからだ、とか、アティチュードの問題として、語られる。カルロス・...

2018年12月02日 07:33

韓国大法院判決と日本の憲法学の「憲法優位説」

『現代ビジネス』さんに「日本の憲法学は本当に大丈夫か?韓国・徴用工判決から見えてきたこと」という拙稿を掲載していただいた。https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58...

2018年11月12日 07:11

安田純平氏と巨大マスコミの責任

 安田純平氏が記者会見を開いた。安田氏についてブログ記事を書いた直後だったので、http://agora-web.jp/archives/2035452-2.html 私も会見の内容を見てみ...

2018年11月03日 21:31

安田純平氏の事件に関する三つの謎

安田純平氏解放が議論を呼んだ。プロの国際援助専門家やフィールド研究者は、沈黙している。一緒にされたくない、関わりたくない、ということだろう。私が代表を務める広島平和構築人材育成センター(HPC)の外務...

2018年10月30日 12:06

ノーベル平和賞と国際法の正義

今年のノーベル平和賞が、コンゴ民主共和国の婦人科医デニ・ムクウェゲ氏と、イラクのヤジディ教徒のナディア・ムラド・バセ・タハさんに決まった。ムクウェゲ氏については、日本で同氏の活動を長く支援している方も...

2018年10月08日 14:02

軍隊としての自衛隊の合憲性

9月10日発売号の雑誌『VOICE』に松川るい参議院議員との対談記事を掲載していただいた。外交通の実力派の若手国会議員で、メディアにも頻繁に登場している松川議員の方との対談の機会で、私としては非常に光...

2018年09月10日 18:52

欧州で日本の人口減少を考える

イギリスのブレグジット交渉が大きなヤマを迎えているという報道が続いている。EC加盟以降40年にわたって積み重なったEUの仕組みを取り外す作業は、並大抵のことではない。イギリスの様子を見ると、EUの負の...

2018年09月06日 10:30

北朝鮮問題の行方

  先週の米国国務長官ポンペオ氏の北朝鮮訪問中止発表を受け、核廃棄交渉の停滞が明らかになったと話題になっている。28日には、マティス国防長官は、米朝首脳会談後に「誠意」を示すためとして設けて...

2018年08月31日 08:57

アフリカ人と価値観を共有する

7月6日のオウム真理教死刑囚の執行後に死刑制度についてブログを書いた。日本は死刑制度を持たない国際刑事裁判所の最大資金拠出国である、という書き出しの拙稿も『フォーサイト』さんに掲載していただいた。ww...

2018年07月30日 11:03

死刑制度をめぐる議論と憲法9条

この週末は荒れたものになった。豪雨の被害のニュースは胸が痛む。特に私は広島に長く住んだことがあり、今でも愛着があるため、いっそうそうだ。 また、豪雨の中、オウム真理教の死刑囚たちの刑の執行が行われた。...

2018年07月08日 08:00

アメリカはウルトラマンではない

米朝会談について『現代ビジネス』に論評を寄稿し、http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56108ブログにも少し書いた。http://agora-web.jp/arch...

2018年06月22日 12:12

トランプ大統領が米朝関係に持ち込んだ「人間臭さ」という新しい要素

米朝会談に対する観察を『現代ビジネス』に寄稿した。http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56108 紙幅の関係で書かなかったが、トランプ大統領の1時間以上にわたる記者...

2018年06月14日 09:53

米朝会談前夜に、われわれが準備しておくこと

いよいよトランプ大統領がシンガポールに入った。アメリカの大統領が北朝鮮の最高指導者と直接会談を行うという歴史的瞬間が近づいている。 前回のブログで「日本の団塊の世代」についてふれた。http://ag...

2018年06月10日 14:32

「自由民主党の憲法改正条文イメージ」に関する覚え書き

日本維新の会憲法改正調査会にお招きいただき、「自由民主党の憲法改正条文イメージ(たたき台素案)」について話をさせていただいた。本年3月に提示された自民党の憲法改正条文イメージについて具体的に議論する機...

2018年06月06日 18:23

木村草太教授の『自衛隊と憲法』の問題点(5)「軍事権」学説による「戦前」の肯定

「軍事権のカテゴリカルな消去」は、憲法学者・木村草太教授の誇るオリジナルな学説だ。着想は、石川健治・東京大学法学部教授の言説から得ているようだ。だが石川教授の論説は、思想的な概念を使いながら色々と評論...

2018年05月22日 17:17

木村草太教授の『自衛隊と憲法』の問題点(3)「芦田修正説」レッテル貼りの虚妄

イデオロギー対立の中で他者否定の際に使う「紋切型」には、いくつかのパターンがある。たとえば「戦前の復活だ!」などが、誰でも知っているお馴染みの紋切型だ。憲法学者特有のややテクニカルな例では、「芦田修正...

2018年05月16日 15:59

木村草太教授の『自衛隊と憲法』の問題点(2)国際法の軽視

木村草太教授の『自衛隊と憲法』では、第1章が「国際法と武力行使」と題された国際法の話になっている。それをあえて第1章に持ってきたのは、「集団安全保障や個別的自衛権・集団的自衛権の概念そのものを悪者扱い...

2018年05月15日 17:33

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