渋井哲也の記事一覧

親や友達とも十分なコミュニケーションが取れず、繰り返した自殺未遂。先天性の病気のため?真莉の場合【生きづらさを感じる人々32】

LINEが提供し始めた「オープンチャット」(オプチャ)という機能がある。LINEグループとは違い、見ず知らずの複数人のユーザーとチャットを楽しめる。当初は、出会い系投稿対策で、一時、運営側は公式検索機能をクローズした。そのため、非公式のオプチャ検索ページができていたこともある。最近、ようやく公式に検索ができるようになった。筆者も当初から、メンタルヘルスに関連するオプチャを作っていた。特にルールを設...

2020年01月15日 19:46

コミュニケーションが苦手な場面緘黙症と自己診断 友人との距離もつかめない 背景にはいじめや家族不和〜生きづらさを感じる人々31

「すごく塞ぎ込んでいたときに、ツイッターで見つけたんです」西日本に住む黒川真弓(仮名、24)は、ツイッター内で「生きづらさ」というキーワード検索をし、筆者のアカウントを見つけた。取材中も、緊張のためか...

2019年11月05日 16:39

発達障害のためか、家族や同級生との折り合いがつかない。虐待やいじめのために自殺や自傷を繰り返す〜果穂の場合【生きづらさを感じる人々30】

発達障害傾向のある人たちは、その固有の性格傾向や症状から、周囲の人たちの関わりが難しくなる場合がある。そのため、家族との関係では、子育ての困難さから虐待を受けてしまうこともある。また、学校ではいじめに...

2019年09月05日 16:17

「なんで生きているんだろう」と手首を切った 面前DV、暴力、性的虐待。一時保護所も「職員は威圧的」。施設は虐待なく、勉強もできた〜生きづらさを感じる人々28 奈々美の場合

東京都の児童相談所が運営する一時保護所について、第三者委員が「過剰なルール」であり、「人権侵害」だと指摘していたことを朝日新聞(2019年7月18日)が伝えた。一時保護所での過剰なルールは私も取材で聞...

2019年08月09日 17:50

秋葉原事件の加藤と同僚 共感する背景には自身の生い立ちのほか、不適切な教員、ブラック企業、自殺未遂 生きづらさを抱える人々〜大友の場合

警備会社に勤める大友秀逸(43)と顔を合わせたのは久しぶりだ。秋葉原通り魔事件(2008年6月8日)があったときにニコニコ生放送特番へ出演した以来だった。私は、若者の生きづらさや自殺などを取材していた...

2019年07月04日 21:50

職場の上司からの同意なき性行為を「セクハラ」と認定 「私である必要なない」 懲戒処分は検討中 奈良県田原本町 

奈良県田原本町は、法令遵守推進条例にもとづいて、職場で男性上司がおこなったとされる部下の女性に対するセクシャルハラスメントを認定した。部下の女性による内部通報による訴えについて、法令遵守委員会が審査を...

2019年07月04日 21:10

スクールセクハラの被害者が弁護士なしで提訴 意見陳述で自殺を試みた心情を告白

小学校時代の担任教諭(30代)からの行為で、性的羞恥心による精神的苦痛を受けたとして、都内の女子中学生Aさんが損害賠償請求訴訟を起こした問題で6月28日、東京地裁(沖中康人裁判長)で第一回口頭弁論が開...

2019年07月04日 17:50

当日指導と家庭訪問が生徒を追い詰めた 玄関先で話をした後に自殺 発端は二ヶ月前の指導から 鹿児島県奄美市

2015年11月4日、鹿児島県奄美市の市立中学校1年だった真守(享年13、仮名)が自宅のベランダで首をつった。その日、真守は学校で担任から指導を受けた。帰宅後も担任が家を訪ねてきた。玄関先で、二人で話...

2019年06月15日 07:05

川口市いじめ関連文書開示請求訴訟 市側は違法性を認め、不開示決定と不訂正決定を覆す 565枚の文書を開示 賠償請求は争う姿勢

埼玉県川口市教育委員会が「違法性」を認めたー。同市内の中学校に通っていた元男子生徒、栃内良介(16、仮名)が、部活動などでいじめを受け、不登校になった。この問題で、自身のいじめに関する情報を開示するこ...

2019年05月27日 15:55

W不倫の両親の元で育ち、父には「生きている価値がない」と言われる。管理や支配から抜けきれない 〜花絵の場合・生きづらさを感じる人々27

「私は空気のような存在です。とにかく自信がないんです。だからでしょうか、漠然とし死にたいんです。だって、人生、この先が長いじゃないですか。変化が起きる保証もない。このまま変わらないで生きていたら、嫌だ...

2019年05月27日 15:52

いじめによって下がる自尊心 教師に相談すると「お前が責任取れ」 大人になって、自傷や自殺未遂を繰り返す 〜万里子の場合・生きづらさを抱える人々26

「30代に入ってから、部屋の電気コードで首を吊ろうとして失敗しました。4年前からは、(自傷行為として)顔を(カッター等で)切っています。ただ、跡が残らないように気をつけていますけど」こう話すのは北海道...

2019年05月14日 16:28

スクールセクハラ訴訟 弁護士なしで被害者本人が担任らを訴える

小学校時代の担任教諭(30代)から受けたスクール・ハラスメントで、精神的苦痛を受けたとして、都内の中学生(当時は小学5年生の児童、以下、女児)が損害賠償請求訴訟を起こしたことがわかった。賠償額は1円。...

2019年05月08日 17:19

北海道立高校吹奏楽部パワハラ自殺訴訟 事後対応の一部は不適切とするも、顧問の行為はパワハラとせず 自殺との因果関係もなしと判断

2013年3月3日、北海道立高校の1年、悠太(享年16)が地下鉄の電車にはねられて死亡した。所属していた吹奏楽部の顧問による行為は「指導ではなくパワハラ」であり、それを苦にして自殺したとして、母親が北...

2019年05月08日 09:29

いじめを放置した教員の処分項目などを試案で削除 遺族や被害者家族らは反対―いじめ防止対策推進法改正議論

「子どもの命よりも、学校関係者のほうが大事なの?」。いじめ防止対策推進法の改正案が議論されている。同法は、附則で「施行後3年を目処」に、施行状況を見ながら、改正をすることになっていたが、2013年6月...

2019年04月24日 14:46

札幌・吹奏楽部パワハラ自殺訴訟 被害者の同級生が語る後悔と学校への違和感

2013年3月、北海道立高校の1年、悠太(享年16)が地下鉄の電車にはねられて死亡した。所属していた吹奏楽部の顧問によるパワハラを苦にして自殺したとして、母親が北海道を訴えている裁判が、4月25日、判...

2019年04月19日 17:30

母親の過干渉と虐待で「死にたい」と、自殺未遂。夫の目の前でも。今は「子どもがいるので考えない」〜宇海の場合【生きづらさを感じる人々25】

「いい大学に入って、いい就職をして、出世しそうな人を結婚しなさい」宇海(仮名、29)は、母親からずっとそう言われて育った。「母親は、高校卒業後、大学などに進学させてもらえなかった。そのことをコンプレッ...

2019年04月02日 16:02

【東日本大震災から8年】園児を失った遺族が慰霊碑を被災現場近くに建立。語り継ぐ一助に 石巻市の私立日和幼稚園の園児遺族有志

東日本大震災で、宮城県石巻市の私立日和幼稚園(震災当時:園児103人、休園中)の園児5人が亡くなった。遺族有志は、石巻市門脇町の被災現場近くに慰霊碑を建立した。慰霊碑には建立に賛同した遺族が、亡くなっ...

2019年03月25日 16:36

【東日本大震災から8年】語り続ける夫婦。亡くなった子どもの無念さを伝える〜七十七銀行女川支店での悲劇

東日本大震災から8年目を迎えようとしていた3月10日。宮城県女川町を訪れた。『町東日本大震災震災記録誌』によると、最大津波高は14.8メートル、最大遡上高は34.7メートルが記録された。町では死亡・行...

2019年03月25日 15:43

「祭りをやりたい」被災地の願いに応え、がれきで神輿を作った青年

「じいさんの生きた軌跡を繋ぎたい」。大好きだった祖父の死。東日本大震災。それらをきっかけに、神輿や地域の祭りに目を向けたのが宮田宣也さん(31)だ。神輿職人だった祖父を喜ばせたいという思いが心の奥底に...

2019年03月22日 17:35

生徒の自殺の原因は顧問の行為?「指導」か「パワハラ」か争う道立高校吹奏楽部自殺訴訟で原告が意見陳述

2013年3月3日、北海道立高校1年生の悠太(享年16)が地下鉄の電車にはねられ死亡した。悠太が自殺したのは、所属していた吹奏楽部の顧問によるパワハラが原因だとして、母親が北海道を訴えている。2月14...

2019年02月26日 15:23

川口市いじめ不登校訴訟 市がいじめを事実上否認し「注意義務違反はない」と主張 元生徒側はいじめを否定する根拠の提出を求める - 第4回口頭弁論

埼玉県川口市の元生徒・栃尾良介(仮名、16)が、中学校時代に不登校になったのは、いじめや体罰を受けたことが原因だったなどとして、「教育を受ける権利を侵害された」と市を訴えている裁判の第4回口頭弁論が2...

2019年02月19日 17:53

「中学校についてくる」両親の過干渉に悩み、「2ちゃんねる」に助けられた〜マサミの場合 - 生きづらさを感じる人々24

警察庁は2018年の年間自殺者数(速報値)を発表した。それによると、18年は2万598人で、37年ぶりに2万1000人台を下回った。また9年連続で前年を下回り、減少傾向が続いている。しかし、若年層の自...

2019年02月01日 16:30

「学校の落ち度がなければ、今も息子は生きていた」 自殺した生徒の名誉回復と、遺族の知る権利を求める 〜 東京都・いじめ自殺訴訟で、原告が意見陳述

2015年9月、東京都立小山台高校1年生の男子生徒(当時16)が自殺した。母親は、男子生徒が悩みを訴えていたのに、学校側が対応を怠ったことが原因だとして、東京都を相手に約9300万円の損害賠償を求めて...

2019年01月21日 12:04

川口市いじめ不登校訴訟 裁判長が被告側の認否が不十分として書面の再提出を命じる。市側はプレスリリースで争う姿勢を示す——第3回口頭弁論

中学校時代に不登校になったのは、いじめや体罰を受けたことなどが原因だったとして、埼玉県川口市の元生徒・栃尾良介(仮名、16)が「教育を受ける権利を侵害された」として、市を訴えている裁判の第3回口頭弁論...

2019年01月16日 20:10

ゴミ屋敷で育ち、母親によるネグレクトを受ける。心中相手を探しているころ夫と知り合い結婚するが、ただ、優しい人たちを独占したいと浮気を続ける〜朋子の場合【生きづらさを感じる人々23】

児童虐待の相談件数は毎年のように増加している。厚生労働省によると、17年度は13万3,778件で過去最多。最も多いのは心理的虐待で7万2,197件で全体の半数を超える。ついで身体的虐待が3万3,223...

2018年12月29日 16:03

札幌・吹奏楽部指導死訴訟 自殺前日の指導について遺族が疑問を呈するも、「分析してない」と指導主事が証言 アンケート原本も確認せず

2013年3月3日、北海道立高校の1年生、悠太(享年16)が地下鉄の電車にはねられ死亡した。所属していた吹奏楽部の顧問による不適切な指導を苦にして自殺したとして、母親が北海道を訴えている裁判が12月2...

2018年12月28日 17:06

いじめ被害者の実名をネット掲示板に投稿するのは「プライバシー侵害」と認定。事業者に対して発信者情報を開示命令 〜 川口市いじめ不登校訴訟の関連で

インターネットの匿名掲示板でプライバシーを侵害されたとして、埼玉県川口市の男性 栃尾良介(仮名、15歳)が、書き込んだユーザーの発信者情報の開示を求めていた裁判で、東京地裁(志賀勝裁判長)は、掲示板に...

2018年12月19日 14:56

「柔道界は変えないといけない」—— 体でわからせるための「絞め落とし」の指導は違法との判決

柔道教室での、絞め技で意識を失わせる「絞め落とし」は違法だとして、福岡市の聡志さん(仮名、18)が指導者を相手に損害賠償を求めていた訴訟で、最高裁は今年6月、指導者側の上告を受理せず、指導者の行為は「...

2018年12月13日 15:53

騒音がすべて耳に入る感覚過敏を理解されず、部活でも居場所を失い自殺を図る。大学ではアカハラとアウティングを受けて中退〜一希の場合・生きづらさを感じる人々22

一希(仮名、21)とは上野公園内にある喫茶店で待ち合わせた。生きづらさや自殺について調べていたときに、筆者を知り、拙著を読んだという。Twitterのダイレクトメッセージを通じて連絡があり、取材をする...

2018年11月30日 15:54

遺書には「本当はもっと生きたかった」「毎日が生き地獄」 不十分な学校対応が影響と報告書 当時の担任らは懲戒処分 新潟県高1いじめ自殺

2016年11月21日、新潟県立新潟工業高校の1年、拓海(仮名、当時15)が新潟市内のJR越後線内で電車にひかれて亡くなった。自殺だった。自室の机の上に置かれていた遺書には「本当はもっと生きたかったけ...

2018年11月27日 16:34

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