渋井哲也の記事一覧

いじめ被害者の実名をネット掲示板に投稿するのは「プライバシー侵害」と認定。事業者に対して発信者情報を開示命令 〜 川口市いじめ不登校訴訟の関連で

インターネットの匿名掲示板でプライバシーを侵害されたとして、埼玉県川口市の男性 栃尾良介(仮名、15歳)が、書き込んだユーザーの発信者情報の開示を求めていた裁判で、東京地裁(志賀勝裁判長)は、掲示板に書き込まれた名前などは「他人にみだりに知られたくない」個人情報だとしてプライバシー侵害を認め、通信事業者3社に対し発信者情報を開示するように命じた。判決は12月10日付け。ネットいじめの関連で、当事者...

2018年12月19日 14:56

「柔道界は変えないといけない」—— 体でわからせるための「絞め落とし」の指導は違法との判決

柔道教室での、絞め技で意識を失わせる「絞め落とし」は違法だとして、福岡市の聡志さん(仮名、18)が指導者を相手に損害賠償を求めていた訴訟で、最高裁は今年6月、指導者側の上告を受理せず、指導者の行為は「...

2018年12月13日 15:53

騒音がすべて耳に入る感覚過敏を理解されず、部活でも居場所を失い自殺を図る。大学ではアカハラとアウティングを受けて中退〜一希の場合・生きづらさを感じる人々22

一希(仮名、21)とは上野公園内にある喫茶店で待ち合わせた。生きづらさや自殺について調べていたときに、筆者を知り、拙著を読んだという。Twitterのダイレクトメッセージを通じて連絡があり、取材をする...

2018年11月30日 15:54

遺書には「本当はもっと生きたかった」「毎日が生き地獄」 不十分な学校対応が影響と報告書 当時の担任らは懲戒処分 新潟県高1いじめ自殺

2016年11月21日、新潟県立新潟工業高校の1年、拓海(仮名、当時15)が新潟市内のJR越後線内で電車にひかれて亡くなった。自殺だった。自室の机の上に置かれていた遺書には「本当はもっと生きたかったけ...

2018年11月27日 16:34

「娘の中では激動なことが起きていたのではないか」 合宿の集合場所には行かずに…父親の告白 〜名古屋市女子中学生自殺

2018年1月5日、愛知県名古屋市名東区のマンション9階から、同市立中学校の女子生徒・真美(仮名、当時13)が転落し、死亡した。愛知県警は自殺と判断した。名古屋市教育委員会は遺族の求めに応じ、「いじめ...

2018年11月20日 17:33

「このまま遺族にアンケート結果を示すのは危険である」と指示した意図は?札幌・吹奏楽部指導死訴訟であらたに教委の指導主事を証人に採用

2013年3月3日、北海道立高校の1年生、悠太(享年16)が地下鉄の電車にはねられ死亡した。所属していた吹奏楽部の顧問による不適切な指導を苦にして自殺したとして、悠太の母親が北海道を訴えている裁判で、...

2018年11月14日 16:04

「お金のことで相談することを恥ずかしいと思ってしまった」オタク議員に借金が必要だったワケ・おぎの区議インタビュー

東京都大田区の荻野稔区議(32)=日本維新の会=が、金融機関のキャッシュカードを他人に譲り渡したとして、「犯罪収益移転防止法」に違反した疑いで、警視庁に事情聴取されていたことが報道された。また、そのカ...

2018年10月31日 11:58

「ぼくは、学校のじゃまものなんだ」いじめを手紙で訴えた男子中学生。SOSを無視され、3度の自殺未遂。車椅子生活に 埼玉県川口市

埼玉県川口市立中学校の男子生徒・政則(15、仮名)が、入学当初から悪口や仲間はずれなどのいじめが続き、自殺を3回図った。政則は、何度もいじめを訴える手紙を学校側に送った。しかし、学校側は適切な対応を取...

2018年10月26日 17:06

生きづらさを感じる人々21「死にたくて、未遂をしているわけじゃない」祖母は失踪、父と祖父が自殺。拒食症や会食恐怖を抱える。取材から数年後に家族から電話が...〜隆明の場合

厚生労働省自殺対策推進室は10月12日、9月の自殺者数(速報値)を発表した。警察庁の自殺統計に基づいたもので、9月の自殺者数は1,653人。対前年同月比で168人、約9.2%減。2018年の9月までの...

2018年10月24日 16:50

いじめは受忍限度を超えなければ安全配慮義務はないのか?千葉県我孫子市いじめ後遺症訴訟・控訴審

千葉県我孫子市の鈴木多佳子(19、仮名)が、小学4年生のときに暴行事件で頭にけがを負い、その不安から学校に登校できなかったなどとして、学校設置者の我孫子市と、加害行為を行った児童とその保護者を相手に損...

2018年10月19日 11:58

生きづらさを感じる人々20 いつも完璧を求められ、リストカットをやめられない。依存するので恋愛は避けている〜美音の場合

自殺願望を抱きながらも、そのことを周囲に知られないようにしている人も多いことだろう。関東在住の大学生、美音(22)もその一人だ。周囲からすれば、「死にたい」理由が漠然としているために、気がつかれない。...

2018年09月28日 17:26

餓死した日本兵の“子”が“父”の戦場を訪ねる マーシャル諸島でいまなお日本語歌が歌い継がれるワケ

第二次世界大戦末期、日本本土から遠く離れたマーシャル諸島は勢力圏だったものの、「絶対国防圏」から外れた。残った日本兵は孤立し、補給が絶たれ、飢餓に苦しんだという。実は、マーシャル諸島は大戦前から日本と...

2018年09月25日 17:28

「法廷で卒業証書を渡すって?」川口市いじめ不登校訴訟 法廷で見せた市側の対応に母親怒り

中学校時代に不登校になったのは、サッカー部のLINEグループから外され、乱暴や体罰を受けたことを原因だったとして、埼玉県川口市の栃尾良介さん(仮名、15歳)は「教育を受ける権利を侵害された」として、同...

2018年09月14日 16:04

生きづらさを感じる人々19 「死にたい」というよりは「生きられない」と思い、自殺未遂を経験した若きお坊さん〜倫大の場合

仏門に入った男性は、修行前に自殺未遂を経験していた。仏教は自殺について善悪を判断してないと言われている。果たして、この男性はなぜ自殺未遂をし、なぜ仏門を選択をしたのだろうか。「生きられない」深夜、交差...

2018年09月03日 18:20

札幌・吹奏楽部指導死訴訟 同級生が証言「顧問は、一切、連絡をするなと言っていた」孤立していく様子が明らかに

2013年3月、北海道立高校の1年生、悠太(享年16)が地下鉄の電車にはねられ死亡した。所属していた吹奏楽部の顧問による不適切な指導を苦にして自殺したとして母親が北海道を訴えている。8月16日、同級生...

2018年08月24日 17:47

夏休み明けに増える子どもの自殺 いじめ問題に取り組む団体が相談会を実施

夏休みが明ける9月1日前後は子どもの自殺が多いと言われているが、いじめ問題に取り組む一般社団法人「ヒューマン・ラブ・エイド」(HLA)が8月31日、都内で「出張駆け込み寺 合同仮面相談会」を初めて開く...

2018年08月16日 18:43

「望んでいたのは当たり前の日常」だった いじめ自殺調査メンバーが語る、子ども達に寄り添うために必要なこと

2013年6月、議員立法によって「いじめ防止対策推進法」が成立した。この法律により、いじめを法的に定義した上で、いじめによって自殺または自殺未遂、あるいは不登校などが生じた場合、調査委員会を設置するこ...

2018年08月15日 17:20

札幌・吹奏楽部指導死訴訟 自殺は顧問による不適切な指導が原因と訴え「思い込みで追い詰められ、自殺することがあってはならない」

2013年3月、北海道立高校の1年生、悠太(享年16)が地下鉄の電車にはねられ死亡した。所属していた吹奏楽部の顧問による不適切な指導を苦にした自殺ではないかと、母親は北海道を訴えている。7月12日、札...

2018年08月03日 15:06

「もううそをついたりしないで」LINEいじめで川口市を訴えた元生徒が現在の心情を手紙で述べる

サッカー部のLINEグループから外され、乱暴されるなどしたことで、不登校になり、「教育を受ける権利を侵害された」として川口市を訴えた栃尾良介さん(仮名)が、現在の心境を手紙で筆者に知らせてくれた。良介...

2018年07月24日 19:30

災害時の心のケアをSNSで 大阪北部地震でカウンセラーがLINE相談を実施 西日本豪雨でも20日より開始

全国心理業連合会(浮世満理子代表理事)は、6月18日に起きた大阪北部地震で、無料通信アプリLINEを使った相談を実施。その結果をまとめた。災害時の支援でLINEを使った心のケアをしたのは初めて。新しい...

2018年07月20日 13:16

生きづらさを感じる人々18「座間事件の被害者の気持ちはわかる」兄からの性的虐待を受け続けた日々 今では「殺すことも想像する」〜まなみの場合

目黒虐待死事件で問題視された児童相談所の虐待対応。報道を受け、専門家からは警察との情報共有を求める声も出てきている。ただ、虐待といっても様々で、特に性的虐待の場合、明るみに出る数は少ない。小2から中2...

2018年07月18日 16:35

LINEいじめによる不登校で、生徒側が埼玉県川口市を提訴 繰り返される文科省・県教委からの指導にも関わらず十分に対応せず

サッカー部のLINEグループから外され、乱暴されるなどしたことで、不登校になった問題で、埼玉県川口市の栃尾良介さん(仮名)は「教育を受ける権利を侵害された」として、500万円の慰謝料を求め、川口市を提...

2018年06月29日 15:00

野球部員の自殺で人権侵害認め、警告と要望 愛知県弁護士会

2011年6月10日、愛知県立刈谷工業高校2年の山田恭平さん(享年16)が、安城市内の廃車置き場で亡くなっているのが見つかった。自殺したと見られている。自殺の背景には、所属していた野球部の副部長が体罰...

2018年06月16日 13:32

「子どもが死んだら、あるいは、大きな事故が起きたら、一週間、休校にすればいい」 学校事故・事件を語る会の大集会(下)

第89回の「全国学校事故・事件を語る会」の大集会が6月2、3日の両日、兵庫県神戸市内で開かれ、学校事故・事件の当事者や遺族、研究者、弁護士、報道関係者ら120人以上が参加した。今回のテーマは「被害者・...

2018年06月15日 15:55

学校での事件被害者・いじめによる自死遺族が望む現場対応とは何か 「学校事故・事件を語る会」大集会(上)

16年に市立中学3年の女子生徒が自殺をしたことをめぐり、神戸市教育委員会が、いじめ等の内容を聞き取ったメモを隠蔽していたことが発覚した事件で、6月3日、同委員会は記者会見を開き、謝罪した。メモは首席指...

2018年06月14日 13:35

生きづらさを感じる人々17 先生の言葉をきっかけに自殺未遂 現在でも呪縛となる〜弥生の場合

ある言葉が呪縛のようについて回ることがある。それが自分がこだわり続けてきたものと重なると、さらなる心理的な負担になる。看護師の弥生(20代中盤、仮名)は、看護学校時代に講師から言われた心ない言葉をきっ...

2018年06月07日 18:00

「痴漢は環境に反応して行われる犯罪」「被害について話したら労って欲しい」—— 性犯罪をなくすための対話が開催

「性犯罪をなくすための対話」が5月24日、都内で開かれた。テーマは「軽視される痴漢被害」。加害者臨床を実践している大森榎本クリニック精神保健福祉部長の斉藤章佳さんと、被害者支援をおこなっている目白大学...

2018年06月06日 16:53

自殺防止のLINE相談事業 チャットの特性を活かせるかが課題 サービスを利用した男性が語る心の隙間とは...

厚生労働省は3月の自殺対策強化月間にあわせて、SNS相談事業を実施した。無料通信アプリLINEのアカウントを利用したもので、13団体によって実施された。発表によると、相談述べ件数は10,129件。アカ...

2018年05月22日 16:08

一部のいじめを暴力行為として認定も学校の責任は問われず 原告は判決を不服として控訴 ——千葉・我孫子市いじめ後遺症訴訟

千葉県我孫子市の鈴木多佳子さん(18、仮名)が、小学校4年生のときに起きた暴行事件で被害を受けて、頭にけがを負った。多佳子さんはそれによる不安から、学校に登校できなくなったとして、学校設置者の我孫子市...

2018年05月19日 10:59

担任からの教室内での不快な行為は違法なセクハラか?学校側は、保護者側の問い合わせに一部を認めているが....

東京都内の区立小学校に通っていた当時5年生の女児に対して、男性の担任教諭(30代)が、女児の右側のこめかみあたりを指で撫でたなどとして、女児の両親が、都迷惑防止条例違反(著しく羞恥させ、または不安を覚...

2018年05月17日 15:35

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