高野隆の記事一覧

夫婦間の接触禁止に関する特別抗告棄却決定

カルロス・ゴーン氏の保釈許可決定に付された夫婦間の接触禁止という保釈条件について、私どもの準抗告を棄却した東京地裁決定に対して5月15日付で特別抗告の申立てをしました。最高裁判所第1小法廷は昨日この申立てを棄却する決定をしました。その全文は以下のとおりです(PDFはこちら)。主文 本件抗告を棄却する。理由 本件抗告の趣意は、憲法違反をいう点を含め、実質は単なる法令違反、事実誤認の主張であって、刑訴...

2019年05月22日 14:22

夫婦間の接触禁止に関する特別抗告

4月25日付保釈許可決定に付された、妻との間の接触禁止条件について私どもは国際人権規約に違反するとして東京地裁に準抗告の申立てをしましたが、同地裁刑事第15部はこれを棄却しました。本日、この棄却決定に...

2019年05月15日 22:11

夫婦間の接触禁止を保釈条件とする保釈許可決定に対する準抗告

4月25日付保釈許可決定に付された夫婦間の接触禁止という保釈条件に対して、それは家族生活に対する政府の恣意的干渉を禁じる国際人権規約17条に違反するという趣旨の準抗告を申し立てました。保釈許可決定に対...

2019年05月10日 07:35

刑事裁判を考える

東京地裁裁判官による4月25日付保釈許可決定に付された保釈条件は次のとおりです。1 被告人は、東京都***に居住しなければならない。  住居を変更する必要ができたときは、書面で裁判所に申し出て許可を受...

2019年04月27日 19:25

押収処分に関する特別抗告棄却決定

私どもは、4月4日早朝東京地検特捜部がカルロス・ゴーン氏を逮捕した際に、彼のアパートに滞在していた妻キャロルさんのPCや携帯電話などをゴーン氏の所有物であるとして差押えた処分について、4月22日付で特...

2019年04月26日 11:27

TBS NEWSの報道について

昨日TBS NEWSは「ゴーン被告の妻のキャロルさんが保釈中に複数の事件関係者と電話やメールで接触していたことが関係者への取材でわかりました」などと報道しました。https://headlines.y...

2019年04月23日 12:14

押収処分に関する特別抗告

東京地検特捜部は4月4日カルロス・ゴーン氏を逮捕すると同時に、彼の保釈制限住居である渋谷のアパートを捜索場所とする捜索差押許可状に基づいて、そこに居合わせた妻キャロルさんの携帯電話3台とノートPC1台...

2019年04月22日 20:15

取調べ時間(4月5日〜19日)

取調べ時間(4月5日〜19日)カルロス・ゴーン氏は4月4日早朝に東京地検の検事に逮捕されました。彼はわれわれ弁護人の助言にしたがって検事の取調べには応じないことを検事に通告しました。また、われわれも検...

2019年04月22日 07:39

勾留延長特別抗告棄却決定

ゴーン氏の勾留延長にするわれわれの準抗告を棄却した東京地裁の決定に対しして特別抗告をいたしました。これに対して、最高裁判所第三小法廷は4月17日付で抗告棄却決定をしたました。その全文は次のとおりです。...

2019年04月19日 08:46

勾留延長に関する特別抗告

東京地裁は2019年4月12日ゴーン氏の勾留を同月22日まで延長する決定をしました。この裁判に対してわれわれは準抗告を申し立てましたが、東京地裁刑事第6部はこの準抗告を棄却しました。この決定に対して、...

2019年04月17日 18:33

日経新聞の訂正記事

私は4月8日付日経新聞第1面の記事に誤りがあることを指摘しました。本日付で日経新聞がこの誤りを認める訂正記事を掲載しました。8日付1面「ゴーン元会長妻 出国」の記事中、妻、キャロルさんが「東京地検特捜...

2019年04月14日 12:18

在外証人の供述録取手続に関する申入書

4月9日付で東京地検検事正あてに以下の申入書を送付しました。なお、現在まで検察庁からは何も応答がありません。在外証人の供述録取手続に関する申入書 私どもは現在東京地方裁判所刑事第17部に係属中の金融商...

2019年04月13日 17:02

被疑者取調べに関する申し入れ書

4月8日付で東京地検検事正あてに以下の申し入れ書を送付しました。被疑者取調べに関する申入書 私どもは4月4日早朝に会社法違反により逮捕されたカルロス・ゴーン・ビシャラ氏の弁護人です。 ご承知のとおり、...

2019年04月12日 19:32

刑事裁判を考える

昨日最高裁判所に提出した「勾留に対する準抗告棄却決定に対する特別抗告申立書」の内容は次のとおりです。勾留に対する準抗告棄却決定に対する特別抗告申立書 東京地方裁判所裁判官がした勾留裁判に対し弁護人らが...

2019年04月11日 10:41

日経新聞の記事

4月8日、日本経済新聞が第1面で「ゴーン元会長妻出国 検察の参考人聴取応じず」との見出しで、次のように報じました。【パリ=白石透冴】日産自動車元会長、カルロス・ゴーン容疑者の妻、キャロルさんが東京地検...

2019年04月08日 23:00

保釈条件について

マスコミの皆さんへ。皆さんは検察当局からさまざまな知識を与えられているようにお見受けしまが、カルロス・ゴーン氏の保釈条件については正確な情報を授けられていないように思います。そこで、弁護人の方から彼の...

2019年04月07日 06:44

昨日の騒動について

カルロス・ゴーン氏の釈放に際して行われた「変装劇」はすべて私が計画して実行したものです。依頼人を理不尽な身柄拘束から解放し、正常な社会生活に復帰させて、来るべき刑事裁判の準備に主体的に取り組む機会を与...

2019年03月08日 07:32

人質司法の原因と対策

役員報酬の額を過少申告したという有価証券報告書虚偽記載と個人的な負債を会社に付け替えたという特別背任の容疑で逮捕され起訴された元日産会長カルロス・ゴーン氏は、仮に日本ではなくアメリカで逮捕されたとした...

2019年01月18日 07:05

未決拘禁日数の本刑算入について:「一部算入説」批判

刑法21条は「未決勾留の日数は、その全部又は一部を本刑に算入することができる」と定めている。これは裁判で刑の言い渡しを受けるまでに警察署や拘置所に拘禁されていた被告人に対して、その期間の全部または一部...

2016年09月13日 11:58

高橋事件弁護団広報2016年1月30日:控訴趣意書

昨日、東京高裁第11刑事部(裁判長栃木力氏)あてに弁護人4名連名の控訴趣意書を提出しました。趣意書で取り上げた破棄理由は、各事件に関する事実誤認、法令適用の誤りのほか、原審の証人の不採用やその手続が法...

2016年01月30日 10:40

自由とは何か:同性婚容認判決は自由の勝利なのか

10日前、アメリカ合衆国最高裁判所は5対4で同性カップルによる婚姻届出を受理しないミシガン州など複数の州の法律を憲法に違反し無効であると宣言した。オバマ大統領はこの判決を「アメリカにとっての勝利」だと...

2015年07月05日 21:34

高橋事件弁護団広報2015年2月16日:テレビ朝日等の虚偽報道について

本日行われた廣瀬健一氏の証人尋問について、テレビ朝日は次のように報道しました:廣瀬氏は「事件前日に井上嘉浩死刑囚(45)から『サリンをまく量を増やす、一人1リットルだ』と説明があった時、高橋被告もその...

2015年02月16日 21:14

高橋事件弁護団広報2015年1月10日:裁判員候補者の出頭率

昨日の新聞報道に「497人に選任手続きの呼び出し状を送ったが、8日午後、同地裁に集まった候補者は86人だった」とか「辞退が相次いだ」などというものがありました(日本経済新聞朝刊 讀賣新聞朝刊 朝日新聞...

2015年01月10日 13:21

高橋事件弁護団広報2014年11月21日 :死刑囚証人と傍聴人との間の遮へいについて

本日午前11時から行なわれた第10回公判前整理手続において、東京地方裁判所刑事第6部(中里智美裁判長)は、死刑囚5名を含む検察側証人6名について、検察官の請求どおり傍聴人と証人との間の遮へい措置をとる...

2014年11月21日 21:45

刑事裁判を考える

昨年秋に早稲田大学ロースクールの学生に請われて彼らの前で2時間ほど刑事弁護について話す機会がありました。ひごろ折にふれて話していることをまとめて話しただけですが、このたびその講演録がロースクールの学生...

2014年08月20日 23:39

刑事裁判を考える

本庄事件の再審請求がひとつの山場を迎えました。東京高裁が職権で採用した臓器鑑定の結果、トリカブトで殺害されたという佐藤修一さんは溺死だったことが明らかになりました(8月9日朝刊各紙)。このことはわれわ...

2014年08月10日 01:44

裁判官は裁判員に「経験則」を教えられるか(2)

推定と証明責任の転換検察官は訴因を構成する全ての事実について適法に採用された証拠によって合理的な疑問を容れない程度にその存在を証明しなければならない。その証明に失敗すれば被告人は無罪とされなければなら...

2013年11月04日 17:44

裁判官は裁判員に「経験則」を教えられるか(1)

一つの最高裁決定ウガンダ在住のイギリス人地質学者ソウヤー・ジョフリー・ロバートさん(53歳)は、2010年5月末にウガンダを出国し、ケニアとベナンに立ち寄ったのち、パリ経由で成田空港に降り立った。空港...

2013年11月04日 17:31

被告人に選択の自由を:今すぐできる国選弁護制度改革

もしも税金で医療費が賄われる保険診療の患者は自分の医者を自分で選べないとしたらどうだろう。あなたは市役所の役人が「保険診療担当医名簿」から選んだ医師の診察を受けなければならない。重大な疾患が発見されて...

2013年09月29日 19:39

裁判官の予断を数値化する

法廷で裁判官の訴訟指揮や尋問を聞いていると、だいたい彼/彼女の考えていることが分かる。あまりにも予断偏見に満ちている尋問や一方的な訴訟指揮をされて腹が立ってくることは決して少なくない。しかし、法廷で裁...

2013年07月10日 22:05

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