中原圭介の記事一覧

ユニコーン・バブルの終焉

ウーバーやリフトは低賃金労働者の犠牲の上に成り立っているにもかかわらず、昨年の段階では異常に高い評価額が付いていたので、ユニコーン・バブルが膨張している様子をひしひしと感じていました。ウーバーやリフトのドライバーを本職にしている労働者は、その多くが貧しい生活を強いられています。ガソリン代を自己負担し、両社に2割程度の手数料を支払うと、ドライバーだけで生活できる人は実に少ないという実情があります。そ...

2019年11月06日 17:56

極端な「最低賃金引き上げ論」に騙されてはいけない

私が「最低賃金の急激な引き上げは副作用が大きい」という1つのテーマに絞ってこれだけ繰り返し訴えるのは、日銀の大規模な金融緩和が始まった時以来です。当時は「国々によって社会制度や価値観が違うのだから、日...

2019年10月04日 14:48

東洋経済オンラインの連載をやめる理由

国の政策や方向性について議論をするのは、基本的に良いことだと思っています。ですから、建設的な議論は大歓迎であります。ところが、議論をするうえで絶対にやってはいけないことがあります。それは、口汚い表現を...

2019年09月13日 12:04

英国のさらなる混迷は不可避

英国のボリス・ジョンソン新首相は、EUからの「合意なき離脱」に突き進むつもりですが、彼の最大の問題点は、離脱後の経済的なビジョンをまったく持ち合わせていないということです。このような無責任な態度は、3...

2019年08月16日 14:41

「個人消費に関する表記」の変遷に思うこと

本日の日経夕刊のトップ『GDP実質1.8%増』という記事を読んでいて、個人消費がいよいよ次の段階に入ってきたかと考えさせられました。というのも、個人消費を説明する修飾語として「GDPの半分以上を占める...

2019年08月09日 21:58

今さらトランプ大統領が何を言っても驚かない

トランプ大統領は1日、ほぼすべての中国製品に関税を課す「制裁関税第4弾」を9月1日に発動すると表明しました。新たな制裁対象は約3000億ドル分で、関税率は10%(以前は25%としていた)だということで...

2019年08月02日 15:22

金融庁の報告書に関する所感

国会の審議を見ていて辟易するのは、野党が「2000万円不足する」という言葉をクローズアップして政府批判を繰り返している一方で、政府・与党は「報告書はないものとする」として、本質的な議論がなされない状況...

2019年06月17日 10:00

統計不正問題に思うこと

私はこれまで世界や日本の経済分析に関する著書を数多く出版してきましたが、日本経済について解説するときは、厚生労働省の「毎月勤労統計」のなかにある「実質賃金指数」を必ず取り扱っています。というのも、経済...

2019年01月25日 15:58

医療費と命の問題

2017年の日本人の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.26歳となり、ともに過去最高を更新(男性が6年連続、女性が5年連続)しています。日本人の三大死因である癌、心疾患、脳血管疾患による死亡率の...

2018年10月17日 09:37

今年の日本株はセオリーが通用しない

9月末の時点では、年末に向けて日経平均の先高観が高まっていました。その背景には、企業業績に対する期待がありました。アナリストが業績予想を上方修正した社数から下方修正した社数をひいて算出する「リビジョン...

2018年10月16日 08:11

米国の景気後退のサイン

米国の長期金利が9月下旬から3%の壁を突破、3%を下値に固めつつあるようです。これまでの講演やレポートでも指摘し続けてきたように、長期金利が3%を超えてくると自動車ローンやクレジットカードローンの延滞...

2018年10月09日 09:45

アマゾンへの問題提起

アマゾンへの問題提起です。いくら拙書が品薄だからといって、定価800円の本を1.5倍以上の価格で販売するのは、道理に反しているのではないでしょうか。出版社の調べによれば、拙書ともう1冊の新書が狙い撃ち...

2018年05月07日 17:10

返済計画が杜撰な住宅販売の現場

女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営するスマートデイズが経営破たんしました。金融の知識を多少なりとも持っている者にとっては、同社のビジネスモデルが早晩行き詰まるだけでなく、多くの自己破産者を出...

2018年04月10日 14:42

これからの中国経済を見るポイント

これからの中国経済を見るポイント拙書 『経済はこう動く』 でも述べていることですが、2017年の中国経済を見るうえで最大のポイントは、中国政府が小型車減税を2016年末で打ち切るのか、あるいは2017...

2017年02月20日 15:06

これからの米国経済を見るポイント

米国経済の動向を見る最大のポイントは、拙書『経済はこう動く』でも述べているように、これからの米国10年債利回りの推移にあります。このような見方は、米国の大統領が誰になろうとも関係はありません。過去数年...

2017年01月23日 08:53

想定外の相場にどう対処したらいいのか

想定外の株価上昇が短期間で起こりましたので、拙書やブログの読者のためにも今回は特別に、『経済展望ミニレポート11月16日号』を掲載させていただきます。レポート購読者の方々には、ご理解をいただきたいと思...

2016年11月18日 15:31

トランプ大統領が誕生しても、これまでの投資戦略に変更はない

このブログや連載コラムでは拙書『経済はこう動く〔2017年版〕』のPRをさせていただきましたが、私は拙書のなかで、米国の大統領選でトランプ氏が勝利したことについて予想を外してしまいました。最後には、ク...

2016年11月10日 00:37

日銀は日本人の価値観を理解していない

私はこれまで3年以上、黒田日銀の金融政策は間違いなく失敗するだろうと様々な媒体で申し上げてきました。その主な理由としては、以下の4点にまとめることができるでしょう。①円安により企業収益が増えたとしても...

2016年05月18日 09:04

円高と株安が止まるタイミングはいつか

当ブログの3月2日の記事では、3月下旬まで日本株が下がらない見通しについてタイトルだけで触れましたが、その内容を明かしてしまえば、要旨は次の4点に集約されると思います。①GPIFやゆうちょが3月末まで...

2016年04月08日 11:41

原油価格はボックス圏相場に突入

原油価格が1バレル100ドル前後で推移していた頃、私は拙書『シェール革命後の世界勢力図』(2013年6月・ダイヤモンド社)において、「原油価格は3年後には半値の50ドル割れまで進むだろう」と予測しまし...

2016年03月09日 10:04

ブラジルとロシアの経済はどうなるのか

ブラジルとロシアが経済的苦境に陥っています。今後の両国の経済はどうなっていくのでしょうか。これについては、拙書『新興国 中・韓・印・露・ブラジル経済総崩れ』(2013年9月出版)の20~22ページに適...

2016年02月08日 13:50

2016年の利上げは、できても1回だけだ

FRBは2016年に利上げを何回できるのでしょうか。この予測については、拙書『中原圭介の経済はこう動く(2016年版)』(2015年10月刊行)で述べていますので、その中の75~78ページの文章を引用...

2016年01月26日 09:14

中国の株価対策が失敗したわけとは

中国政府はなぜ株価対策に失敗したのでしょうか。この理由については拙書『中原圭介の経済はこう動く(2016年版)』(2015年10月刊行)で述べていますので、その中の154~155ページの文章を引用した...

2016年01月18日 11:50

市場の質が変わったことを認識すべき

もともとこのブログは拙書の読者の方々の一助になればと始めたものです。そこでしばらくの間(年前半くらい)は初心に帰って、拙書に補足が必要な場合のみ、更新していきたいと思います。さて、年初から株価が暴落し...

2016年01月14日 08:36

大手の予想は当てにしてはいけない

『週刊朝日』(1月4日発売号)において、「真っ二つに割れた専門家の予想、日本株は買いか売りか」という記事の取材を受けました。その記事の後半部分を転載し、補足を加えさせていただきたいと思います。(以下、...

2016年01月07日 10:46

いよいよ、円安トレンドが終焉する

拙書『これから日本で起こること』(2015年1月刊行)および『経済はこう動く〔2016年版〕』(2015年10月刊行)では、米国の利上げを契機に、いよいよ円安トレンドは終わるだろうという見通しを述べさ...

2015年12月14日 08:30

円安トレンドの終焉と円高トレンドへの転換はいつになるのか

拙著『2015年までは通貨と株で資産を守れ!』(2012年3月出版)では、「FRBのQE3開始をきっかけに、円高トレンドが終焉し、円安トレンドが始まるだろう」を予測しましたが、2015年の後半になって...

2015年10月29日 09:59

「新しい3本の矢」は経済失政をごまかすためのもの

アベノミクスが始まって早くも2年9か月が過ぎようとしていますが、その実態はというと、円安や株高によって大企業や富裕層が潤った一方で、国民生活は悪化し続けてきたということに尽きるでしょう。国民経済の視点...

2015年10月01日 09:47

FRBが利上げにこだわると、どういった懸念があるのか

中国株の暴落に伴い、世界の株式が暴落しました。この「チャイナ・ショック」を単なる株価暴落にすぎないと捉えていると、大きな趨勢を見誤ることになります。中国の実体経済はじわじわと蝕まれているからです。そこ...

2015年09月25日 08:50

中国のGDPを信用してはいけない

中国のGDP成長率は、1-3月期と4-6月期がともに7.0%と発表されています。しかし、これらの数字を鵜呑みにする経済識者は、今や日本でも少なくなってきているように思われます。当然のことながら、中国経...

2015年09月08日 12:00

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