武者陵司の記事一覧

何故香港民主派の勝利が転換点なのか

習近平強硬路線の転換不可避香港区議会議員選挙で民主派が圧倒的多数を占めた。香港で唯一の真の民意を反映できる直接選挙でのこの成果は、中国の一国二制度の形骸化の野望を完全に砕くものである。米国では上下両院の圧倒的多数で香港人権法が成立しており、国際社会の監視圧力は極めて大きい。非人権的対処は中国の国際的評価を決定的に失墜させるので、香港への武力介入・制圧という選択肢はないだろう。しかし他方で香港の混迷...

2019年11月25日 19:09

ニューノーマルと化した米中覇権争い、日本株にチャンスが

(1)米中貿易一時休戦、米国からの威圧強烈一時休戦は米国の狙い通りトランプ政権は中国農産物輸入(米国側は400~500億ドルと発表)と引き換えに、上乗せ関税を棚上げした。(第1~3弾2500億ドル分の...

2019年10月15日 17:14

米中貿易戦争下、中国の危機突破戦略は何なのか

人口14億人の中国が年率6%以上の実質成長を続けている。他方人口3億人の米国が先進国の中では突出しているとはいえ2%台の成長に甘んじている。この趨勢が続けば10年後の2028年には米中逆転は視野に入る...

2019年10月13日 08:33

国際金融市場の悲鳴はGOOD NEWS

日欧では銀行ビジネスが成り立たなくなった米中貿易戦争だけなら世界経済はリセッションに陥らないだろう。Brexitや香港での抗議活動も最後は経済合理的な帰結に落ち着くと思われる。習近平氏は混乱を長期化さ...

2019年08月21日 17:42

真夏の夜の悪夢の検討

真夏の夜の悪夢、金融市場波乱夏休みのさなかに金融激変、市場のムードが一変した。引き金は、8月1日に突如ツイートされたトランプ大統領の3,000億ドルの対中輸入額に対する10%関税で、期待されていた貿易...

2019年08月15日 15:50

日本株不振、原因はタイムラグと政策、選挙後に好転へ

米国株史上最高値vs. 日本株不振先週米国株式が3指数そろって昨年の高値を更新した。米中貿易戦争が米国の景気後退には導かないとの見方が市場で受け入れられているからである。英国エコノミスト誌は先週号(7...

2019年07月22日 22:24

対韓国輸出規制がえぐりだした日本の国際分業での優位性

(1) 顕在化したオンリーワンの日本の強み相互依存が深く絡み合う国際分業において、希少性の重要性が如実になっている。米中貿易摩擦では、半導体設計における必須技術を提供するアームとの取引が停止されること...

2019年07月04日 18:07

香港デモンストレーションと米中軋轢

ベトナムが米国に勝った理由、損害許容限度の差米中貿易戦争の本質が、世界の2大経済大国、米国と中国の世界覇権争いであることが、今や明白になった。米国主導の世界秩序(資本主義市場経済とリベラルデモクラシー...

2019年06月19日 14:48

ファーウェイ問題と米中貿易戦争、米国が圧倒的に優位に

米国、外堀を埋め持久戦に米中貿易戦争が山場を迎え、米国の戦略全体像が明らかになってきた。米国の究極の狙いは中国の覇権奪取の野望をくじくこと。そのためには①最先端技術企業に躍り出たファーウェイの存在を抑...

2019年05月29日 08:51

中国の譲歩は不可避だろう、決着(6月頃か)までは市場不安定、その後好転へ

米中貿易戦争が山場を迎えたトランプ政権は対中輸入額2500億ドルに対する25%関税に続き、中国がフリーライド(知的所有権の保護、技術移転強要の禁止、企業補助金の撤廃、外資差別の撤廃)を止めないなら、最...

2019年05月15日 15:14

中国・米国の株価急騰、その要因と持続性

~ 米中対決が引き起こした金融緩和+株高競争(1) 想像を絶する米中株高昨年クリスマスの時点で年初3か月間の株価急騰を予見できた人は皆無であろう。米国S&P指数は昨年9月末の史上最高値からクリスマス...

2019年04月16日 08:08

総悲観からの大転換が近づいている

~ アルゴ手法による箱田氏との相場展望論議 ~箱田氏の価格指標による短期展望と武者リサーチの長期ファンダメンタルズ分析のコラボQ) 世界の株式市場は、1~2月の急反発場面を終え、足踏み状態です。3月2...

2019年03月28日 13:22

市場の焦点は、オバマ・トランプ経済ブームへ

昨年末の株価急落は、今後の急伸の跳躍台である可能性昨年10~12月の暴落はまさしくリーマンショック級の下落であった。米国では2018年12月、株式投信・ETFからリーマンショック時を大きく上回る、75...

2019年03月04日 13:42

中国ペシミズムへの違和感、米中妥協後に来る投資チャンス

日本株の頭を抑える中国ペシミズム世界株価は2018年クリスマスで大底を打ったようである。世界株式市場のメガトレンドはやはりアメリカ、そのアメリカで半値戻し達成。半値戻しは全値戻し、との格言に従えば大き...

2019年02月15日 16:32

嵐の中、日本株式の時代が始まる

(1) 日本株式の新時代に新天皇の即位と東京オリンピックなどのイベントが、日本人気を内外で際立たせていくだろう。いよいよ日本株の時代の幕開けになると期待される。依然株式市場を覆う霧が晴れないが、長期上...

2019年01月02日 10:58

株式暴落の正体

高予測能力AI専門家集団の登場この株式市場の暴落によって相場の正体が見えた気がする。12月25日、クリスマス暴落となった。日経平均株価は1,010円安、NYダウの下落も12月24日累計では14%と史上...

2018年12月27日 09:05

米中貿易戦争と株価、7つの問答

長期株高トレンドは崩れていない、2019年米景気後退はない問1)依然株式市場を覆う霧が晴れない。株価は年末になっても底値を模索する状況。武者リサーチの長期上昇相場は続いている、との見方に変化はないのだ...

2018年12月13日 18:18

米中貿易戦争、日本の漁夫の利が鮮明に

(1)米中離反と日中雪解けのコントラスト与野党、メディア、アカデミズム一丸となった米国の対中批判米中覇権戦争の様相が鮮明になった。賽は投げられ、不可逆の動きが始まったとみるべきであろう。米国では与野党...

2018年09月06日 10:20

日本株式、潮目の転換か

Q) 日本株は米中貿易戦争の様子見をしつつ、かなり長い間もみ合いが続いています。日本株は何故上がらないのでしょうか。A) 一言で言うと、需給要因、売り方の優勢につきる。空売り比率が史上最高水準まで上昇...

2018年08月27日 08:45

封印された出口論、2%インフレ期待等価株価を想定しよう

(1)評価できる出口論の完全封印2020年まで出口封印は追加金融緩和と同義2%インフレターゲットの早期実現が困難な中で、今日銀に求められるのは忍耐である。その点で、早期の出口論を完全に封印したフォワー...

2018年08月01日 00:00

米中貿易戦争と中国のアキレス腱 ~2015年型 中国危機の再現はない~

(1) 貿易戦争、人民元急落、中国株と元下落との共振が悪夢を呼び起こす。確かにトランプ氏の挑戦が不確実性を高めているトランプ政権が仕掛けた貿易摩擦、特に米中貿易戦争が市場を震撼させている。特にメインタ...

2018年07月06日 14:39

円高論に対する懐疑

円高はトレンドか、一過性か急激な円高が進行している。昨年は108円から114円台のレンジで推移していたドル円レートが、2月はじめの米国株式の突然のクラッシュにより、世界的リスクオフムードが高まり、11...

2018年03月06日 09:01

米国主導の株価急落に対する見解

ファンダメンタルズ面で株価下落の要因は見当たらない①世界同時好況、②世界的好業績、③背景にある新産業革命とイノベーション、④適切な経済政策、⑤抑制されたインフレ、など。近い将来リセッションに陥るとの見...

2018年02月07日 09:40

絶好調の米国株式・経済とトランプ政権一年目の評価

(1)混迷する米国論、的外れのトランプ批判トランプ憎し、のメディア報道メディアにはトランプ氏に対する批判が溢れている。対立を煽って国民を分断、格差拡大、米国の国際的評価失墜、エルサレムへの米大使館移設...

2018年01月29日 22:15

満を持して迎える2018年

謹 賀 新 年饒田津に船乗りせむと月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな (額田王)2018年はすべての条件が整い、勇気凛凛新たな船出に向かう、という年になるのではないか。ここ数十年これほどの好条件で...

2018年01月01日 08:57

不思議の国からの帰還、2018年

不思議の国日本今の日本は不思議の国である。水(資本)が下流から上流に向かって流れているのに、みんながそれを当たり前と思っている。おかげで本来灌漑され肥沃なはずの平野が枯れ野となり、他方では上流のダムの...

2017年12月11日 00:00

『白いブラックスワン』の飛翔

史上初の16連騰は白いブラックスワンブラックスワン(あり得ないと思われていることが実際に起きること)は、ダウンサイドのみにあるのではない。誰もが予想しないアップサイドが実際に起きることもあるはずである...

2017年11月01日 17:55

中国の爆投資が引き起こすハイテクブーム、受益者は日本

世界覇権に挑戦する中国、自転車操業投資の継続が必須5年に一度の党大会が終わり、習近平率いる中国は世界覇権を奪取する野望を隠さなくなった。過去10年の名目成長率(中国9%、米国4%)が続けば、2026年...

2017年10月27日 18:37

好調な日米経済、トランプ政権の進化に期待 ~バノン氏の政権離脱が政策進展の引き金になるか

好調なファンダメンタルズ世界同好況はいよいよ明らかになっている。米国では年後半の成長加速が見えてきた。1~3月期には大幅な在庫調整により前期比年率1.2%増と急ブレーキがかかった米国の実質GDPは4~...

2017年08月21日 13:17

新産業革命における米国の圧倒的競争力、最大要因は資本市場の効率性

米国金融資本市場に対する市場の注目は高い。規制を強化するのか緩和するのか、例えばグラス・スティーガル法の復活(銀行証券の分離)をするのか、ドッド・フランク法の中のボルカールール(銀行の自己勘定による市...

2017年07月30日 17:52

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