みんなの介護の記事一覧

最大の問題は、急性期病院が「寝たきりの高齢者」を量産していること - 「賢人論。」第84回武久洋三氏(後編)

世界に先駆けて超高齢社会に突入したわが国では、国民医療費の増大が止まらない。現実に人口減少社会を迎えた今、私たちの国は増え続ける国民医療費に耐えられるのか…。そう誰もが危惧するなか、「日本の医療費は半減できる」と豪語しているのが、医療・介護界のオピニオンリーダーである武久氏。今こそ、武久氏の持論にじっくり耳を傾けてみたい。取材・文/盛田栄一 撮影/公家勇人多すぎるベッド数と長すぎる入院日数が、日本...

2019年03月23日 22:50

医療と介護の連携は報酬体系の違いからまだまだ不十分な点がある - 「賢人論。」第84回武久洋三氏(中編)

医療と介護の連携が謳われるようになって久しい。住まい・医療・介護・予防・生活支援という複眼的視点で、地域の高齢者を誰一人取りこぼすことなく、すくい取ろうとする「地域包括ケアシステム」においても、重要な...

2019年03月23日 22:28

2018年の診療報酬改定では、治療実績を評価するという本来あるべき方向に舵が切られた - 「賢人論。」第84回武久洋三氏(前編)

1984年、日本一の慢性期病院を目指し、徳島県に60床の博愛記念病院を創設した武久洋三氏は、まさに信念の人。「絶対に見捨てない」をグループの旗印に、全国9都府県に25の病院、63の介護施設などを展開す...

2019年03月23日 22:26

大事なのは数字を正しく読み、常に現場を見、決して空気に流されないこと - 「賢人論。」第83回藻谷浩介氏(後編)

「少子高齢化」という言葉を藻谷浩介氏は強く批判する。少子化=子どもの減少と、高齢化=高齢者の激増という、お互いに何の関係もない問題を一緒くたにしているうえ、「生産年齢人口の減少」という深刻な問題を覆い...

2019年02月27日 21:07

人口が減るというのは、生産し、消費する時間が減るということ。特に、消費のための時間は現代の最も希少な資源です - 「賢人論。」第83回藻谷浩介氏(中編)

著書『デフレの正体』(角川oneテーマ新書)で「経済を動かしているのは、景気の波ではなくて人口の波である」と指摘し、生産年齢人口=現役世代の数の減少によって危機に瀕している日本に3つの提言をした藻谷浩...

2019年02月27日 19:36

私の関心は一貫して「どこにどのような暮らしがあるのか?」ということになる - 「賢人論。」第83回藻谷浩介氏(前編)

日本全国のあらゆる町を歩いて回り、定点観測して、地域活性化やまちづくりのあり方について提言している藻谷浩介氏。多いときで年間400回以上の講演活動をするかたわら、『実測! ニッポンの地域力』(日本経済...

2019年02月27日 19:24

「孤独」とは、生きる上での覚悟です。覚悟の上の孤独死ならば、「大往生」ではないでしょうか - 「賢人論。」第82回下重暁子氏(後編)

『家族という病』『家族という病2』に続いて刊行された下重暁子氏の『極上の孤独』(幻冬舎新書)は、2018年の年間ベストセラー第1位(新書ノンフィクション部門)に輝いた。日本の家族について論評した下重氏...

2019年02月19日 20:29

年をとるということは”個性的になっていく”ということなんです -「賢人論。」第82回下重暁子氏(前編)

作家・下重暁子氏は華麗なる経歴の持ち主だ。早稲田大学教育学部卒業後、NHKにアナウンサーとして入局。トップアナウンサーとしての評価を確立した後、NHKを退社し、民放テレビ局でキャスターを務めた後、作家...

2019年02月08日 16:00

「家族」とは、一人ひとり違う個人の集まり。”お互いに理解し合っている”というのは大間違いです -「賢人論。」第82回下重暁子氏(中編)

下重暁子氏の“私小説”ともいうべき『家族という病』は、発売されるやたちまち話題になり、巷やネットで賛否両論を巻き起こした。日本社会でこれまで神聖視されてきた「家族」は、超高齢社会を迎えた今、どのように...

2019年02月08日 12:00

AIと人間ができる仕事の区別はどんどん明確になっていく。課題は”制度的な議論”が進むかどうかにある - 「賢人論。」第81回和田洋一(後編)

AIが人間の仕事を”奪う”との議論が活発だが、次世代のお金のあり方を提案する会社メタップスペイメントの舵取りをする和田洋一氏は冷静だ。いわく、人間とAIとは昔から”共生”しており、社会的な議論が進んで...

2019年02月06日 15:00

介護ビジネスは介護される側の”無収入”が決定的問題。であれば、される側も稼げる循環経済を目指せば良い - 「賢人論。」第81回和田洋一氏(中編)

超高齢社会の進行を背景に「成長産業」であるはずの介護ビジネス業界で事業者の倒産が目立つ。この問題についてこれまで幾多の経営を経験した和田洋一氏は、持続的成長を可能にするための“テクノロジー力”が不可欠...

2019年02月06日 14:00

丸抱えの終身雇用制度は終わり。「会社」の枠組みをやわらかくして、産業を活性化させていくことが重要 - 「賢人論。」第81回和田洋一氏(前編)

和田洋一氏は野村證券を経て2003年に株式会社スクウェア・エニックスの代表取締役社長に就任、現在は株式会社メタップスの取締役や関連会社であるメタップスペイメントの代表取締役社長を務める。そんな和田氏の...

2019年02月06日 13:00

年をとると新しい挑戦は難しい。そんなときは自分のなかにある”鉱脈”を掘れば良い -第80回童門冬二氏(後編)

過去には都のブレーンを勤め上げた経験を持つ童門先生の賢人論。中編では、その経験に裏打ちされる現場改革のいろはを説明いただいた。後編は、現場改革に必要な”異見”を伝えるための書き方・話し方を、歴史上の人...

2019年01月25日 22:02

介護現場の賃上げは当たり前。一番重要なのは現場レベルからトップへの風通しの良さですよ - 「賢人論。」第80回童門冬二氏(中編)

前編では90年を超える人生を通して形成された価値観を中心に、超高齢社会を生きるための”訓示”をいただいた童門冬二氏の賢人論。中編では介護現場の実情を端緒として、今、労働の現場に積もる”鬱屈の正体”を説...

2019年01月25日 22:02

現場の改革には意見ではなく”異見”。上意下達ではなく”下意”上達です -第80回童門冬二氏(前編)

ベストセラー『上杉鷹山』をはじめ、数々のヒット作を発表してきた童門冬二氏は、90歳を迎えてもなお、執筆や講演に忙しい。その童門先生にお話いただく賢人論。第80回前編、まずはご自身の”人生100年観”か...

2019年01月25日 21:19

そこで働いているスタッフ全員が自分の職場に誇りを持てるようにすること。そこで私が目指したのは、心臓血管外科の手術実績で安定した数字を叩き出すことでした。- 「賢人論。」第79回天野篤氏(後編)

天野篤氏は一人の優秀な心臓外科医であると同時に、現在は名門・順天堂大学医学部附属順天堂医院の院長でもある。現場の医療スタッフを束ねるリーダーとして、日頃からどんなことを大切にしているのだろうか。天野流...

2019年01月03日 16:20

旅客機のパイロットの飲酒が問題になっていて、乗務の24時間前からの禁酒が義務づけられるようですが、実は医師の世界でも同じようなことが言えます。- 「賢人論。」第79回天野篤氏(中編)

手がけた心臓血管外科手術は、過去30年で8,300例以上。その成功率は、緊急手術を含め98%を超える。天野篤氏は間違いなく、日本で最も心臓手術の経験豊富な外科医である。そんな天野氏が手術数にこだわって...

2019年01月03日 15:33

平均寿命の延伸に伴い、高齢者でも心臓手術を受けれるようになった。手術方法が進化しているんです。 - 「賢人論。」第79回天野篤氏(前編)

天野篤氏はとにかく型破りの医師である。3浪して入った日本大学医学部を卒業して医師免許を取得すると、いくつかの病院勤務を経て、当時はまだ無名だった新東京病院へ。そこでオフポンプによる心臓バイパス手術のパ...

2019年01月03日 15:23

年金の支給開始年齢などを見直した社会保障の財源確保は急務ですが、現状は残念ながら「破綻待ち」です - 「賢人論。」第78回三浦瑠麗氏(後編)

「日本には少子化と高齢化がセットになって進んだという大きな特徴があり、その影響で、国民の多数を占める高齢者が優先された」と指摘する三浦瑠麗さん。中編では、少子化について直言してもらったが、後編では残り...

2018年12月29日 20:04

「出産から子育てまで女性が担うべき」という古い価値観の根強さが少子化対策を遅らせた最大の原因 - 「賢人論。」第78回三浦瑠麗氏(中編)

三浦瑠麗さんはその著書『あなたに伝えたい政治の話』(文春新書)で、発足から9年と長期にわたる第二期安倍政権をさまざまな角度から採点。国際的な日本の存在感を高め、長期安定政権を築いた老練さを評価しつつ、...

2018年12月29日 19:32

世の変化を読み取るために”自分の頭”で素早く判断しなければついていけないのがこの時代です - 「賢人論。」第78回三浦瑠麗氏(前編)

言論の場を揺さぶるその発言が常に注目を集める国際政治学者の三浦瑠麗さん。「朝まで生テレビ!」や「ワイドナショー」など、多くのメディアで活躍している気鋭の論客である。前編は彼女が国際政治学と出会ったきっ...

2018年12月29日 17:11

もし、介護現場にヒエラルキーを作るなら、頂点の介護スタッフを看護師と医師が支える"逆三角形"にするべきです - 「賢人論。」第77回鎌田實氏(後編)

医師であり、作家である鎌田實氏は、他にいくつもの顔を持っている。テレビのコメンテーター、ラジオのパーソナリティー、日本チェルノブイリ連帯基金理事長、日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)代表...

2018年11月30日 21:27

入居者さんのご家族は自分の介護に自信が持てないもの。それに気づかってあげられると、リハビリはもっとうまくいきます - 「賢人論。」第77回鎌田實氏(中編)

医師、鎌田實は傑出した作家・文筆家でもある。作家として言葉を大切にしているだけに、医療現場で交わされる医師や看護師の言葉にも鋭敏。2009年刊行の著書『言葉で治療する』では、患者さんの悲痛な叫びを生む...

2018年11月30日 20:22

すべての人は平等に、人生を自己決定する権利がある。それが何らかの圧力によって歪められることがあってはならない - 「賢人論。」第77回鎌田實氏(前編)

1974年に東京医科歯科大学を卒業後、長野県茅野市の諏訪中央病院に内科医として赴任した鎌田實氏は、以来40年以上にわたって地域住民と共に歩み、地域医療の拡充に尽力。日本でいちはやく緩和ケアにも取り組み...

2018年11月30日 15:39

みんな、物事のゴールを探し過ぎ。終わりがあるという思い込みがそもそも間違ってる - 「賢人論。」第76回養老孟司氏(後編)

解剖学者で2003年に大ベストセラーとなった『バカの壁』(新潮新書)の著者、養老孟司先生。1年のうち2~3ヵ月は過ごすという箱根の別荘「養老昆虫館」を訪ねてみると、ゾウムシを中心に中学生の頃から集めて...

2018年11月13日 21:35

あいさつが苦手だった。それが父親の死と関係があるとわかった瞬間、涙が溢れてきた - 「賢人論。」第76回養老孟司氏(中編)

2017年11月、80歳の誕生日を前後して著書『遺言』(新潮新書)を上梓した養老孟司先生。また、2018年3月には『半分生きて、半分死んでいる』(PHP新書)という著書も出版された。後書の題名は、ある...

2018年11月13日 21:34

要介護を受け入れられるかなんて、それはなってみないとわからない。介護が必要になる前の自分と、なってからの自分は違うんだから - 「賢人論。」第76回養老孟司氏(前編)

「地方消滅」や「空き家問題」などに対して、一定期間を田舎で過ごすことを習慣化する「平成の参勤交代」を提言している養老孟司先生。神奈川県の箱根にある「養老昆虫館」で採取してきたゾウムシの標本作りに没頭す...

2018年11月13日 21:00

介護スタッフには患者さんに処方されるお薬の特徴をきちんと知ってほしい -「賢人論。」第75回河野和彦氏(後編)

特別養護老人ホーム、老人保健施設、介護付き有料老人ホームなど、主要な高齢者施設の多くは、認知症の人を入居者として受け入れている。その一方で、高齢者施設のスタッフによる入居者への暴行・虐待は跡を絶たない...

2018年11月07日 20:06

「なんでもかんでもアリセプト」の弊害を目の当たりにしたことが、コウノメソッド構築の契機となりました - 「賢人論。」第75回河野和彦氏(中編)

認知症は治ってはいけない病気という認識が、一部には存在しているのですみんなの介護 河野さんは「認知症は治らない」という医学界の常識に敢然(かんぜん)と対抗して、「認知症は治る」と宣言しています。その拠...

2018年11月07日 19:22

認知症は根治ができなくても、ご家族が「昔のこの人に戻った」とおっしゃるレベルまで改善することは可能です - 「賢人論。」第75回河野和彦氏(前編)

1985年、名古屋大学大学院生だった時代から認知症の治療と研究を始め、これまでにのべ3万人以上の患者と向き合ってきた認知症治療の第一人者、河野和彦氏。その圧倒的な経験値をベースに考案した独自の治療法は...

2018年11月03日 08:27

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