みんなの介護の記事一覧

そこで働いているスタッフ全員が自分の職場に誇りを持てるようにすること。そこで私が目指したのは、心臓血管外科の手術実績で安定した数字を叩き出すことでした。- 「賢人論。」第79回天野篤氏(後編)

天野篤氏は一人の優秀な心臓外科医であると同時に、現在は名門・順天堂大学医学部附属順天堂医院の院長でもある。現場の医療スタッフを束ねるリーダーとして、日頃からどんなことを大切にしているのだろうか。天野流「良い病院」の見分け方と合わせて話を伺ってみた。取材・文/盛田栄一 撮影/佐藤類働くみんなの誇りのため、年間手術数「500例」を叩き出すことを目指したみんなの介護 天野さんは2002年に順天堂大学心臓...

2019年01月03日 16:20

旅客機のパイロットの飲酒が問題になっていて、乗務の24時間前からの禁酒が義務づけられるようですが、実は医師の世界でも同じようなことが言えます。- 「賢人論。」第79回天野篤氏(中編)

手がけた心臓血管外科手術は、過去30年で8,300例以上。その成功率は、緊急手術を含め98%を超える。天野篤氏は間違いなく、日本で最も心臓手術の経験豊富な外科医である。そんな天野氏が手術数にこだわって...

2019年01月03日 15:33

平均寿命の延伸に伴い、高齢者でも心臓手術を受けれるようになった。手術方法が進化しているんです。 - 「賢人論。」第79回天野篤氏(前編)

天野篤氏はとにかく型破りの医師である。3浪して入った日本大学医学部を卒業して医師免許を取得すると、いくつかの病院勤務を経て、当時はまだ無名だった新東京病院へ。そこでオフポンプによる心臓バイパス手術のパ...

2019年01月03日 15:23

年金の支給開始年齢などを見直した社会保障の財源確保は急務ですが、現状は残念ながら「破綻待ち」です - 「賢人論。」第78回三浦瑠麗氏(後編)

「日本には少子化と高齢化がセットになって進んだという大きな特徴があり、その影響で、国民の多数を占める高齢者が優先された」と指摘する三浦瑠麗さん。中編では、少子化について直言してもらったが、後編では残り...

2018年12月29日 20:04

「出産から子育てまで女性が担うべき」という古い価値観の根強さが少子化対策を遅らせた最大の原因 - 「賢人論。」第78回三浦瑠麗氏(中編)

三浦瑠麗さんはその著書『あなたに伝えたい政治の話』(文春新書)で、発足から9年と長期にわたる第二期安倍政権をさまざまな角度から採点。国際的な日本の存在感を高め、長期安定政権を築いた老練さを評価しつつ、...

2018年12月29日 19:32

世の変化を読み取るために”自分の頭”で素早く判断しなければついていけないのがこの時代です - 「賢人論。」第78回三浦瑠麗氏(前編)

言論の場を揺さぶるその発言が常に注目を集める国際政治学者の三浦瑠麗さん。「朝まで生テレビ!」や「ワイドナショー」など、多くのメディアで活躍している気鋭の論客である。前編は彼女が国際政治学と出会ったきっ...

2018年12月29日 17:11

もし、介護現場にヒエラルキーを作るなら、頂点の介護スタッフを看護師と医師が支える"逆三角形"にするべきです - 「賢人論。」第77回鎌田實氏(後編)

医師であり、作家である鎌田實氏は、他にいくつもの顔を持っている。テレビのコメンテーター、ラジオのパーソナリティー、日本チェルノブイリ連帯基金理事長、日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)代表...

2018年11月30日 21:27

入居者さんのご家族は自分の介護に自信が持てないもの。それに気づかってあげられると、リハビリはもっとうまくいきます - 「賢人論。」第77回鎌田實氏(中編)

医師、鎌田實は傑出した作家・文筆家でもある。作家として言葉を大切にしているだけに、医療現場で交わされる医師や看護師の言葉にも鋭敏。2009年刊行の著書『言葉で治療する』では、患者さんの悲痛な叫びを生む...

2018年11月30日 20:22

すべての人は平等に、人生を自己決定する権利がある。それが何らかの圧力によって歪められることがあってはならない - 「賢人論。」第77回鎌田實氏(前編)

1974年に東京医科歯科大学を卒業後、長野県茅野市の諏訪中央病院に内科医として赴任した鎌田實氏は、以来40年以上にわたって地域住民と共に歩み、地域医療の拡充に尽力。日本でいちはやく緩和ケアにも取り組み...

2018年11月30日 15:39

みんな、物事のゴールを探し過ぎ。終わりがあるという思い込みがそもそも間違ってる - 「賢人論。」第76回養老孟司氏(後編)

解剖学者で2003年に大ベストセラーとなった『バカの壁』(新潮新書)の著者、養老孟司先生。1年のうち2~3ヵ月は過ごすという箱根の別荘「養老昆虫館」を訪ねてみると、ゾウムシを中心に中学生の頃から集めて...

2018年11月13日 21:35

あいさつが苦手だった。それが父親の死と関係があるとわかった瞬間、涙が溢れてきた - 「賢人論。」第76回養老孟司氏(中編)

2017年11月、80歳の誕生日を前後して著書『遺言』(新潮新書)を上梓した養老孟司先生。また、2018年3月には『半分生きて、半分死んでいる』(PHP新書)という著書も出版された。後書の題名は、ある...

2018年11月13日 21:34

要介護を受け入れられるかなんて、それはなってみないとわからない。介護が必要になる前の自分と、なってからの自分は違うんだから - 「賢人論。」第76回養老孟司氏(前編)

「地方消滅」や「空き家問題」などに対して、一定期間を田舎で過ごすことを習慣化する「平成の参勤交代」を提言している養老孟司先生。神奈川県の箱根にある「養老昆虫館」で採取してきたゾウムシの標本作りに没頭す...

2018年11月13日 21:00

介護スタッフには患者さんに処方されるお薬の特徴をきちんと知ってほしい -「賢人論。」第75回河野和彦氏(後編)

特別養護老人ホーム、老人保健施設、介護付き有料老人ホームなど、主要な高齢者施設の多くは、認知症の人を入居者として受け入れている。その一方で、高齢者施設のスタッフによる入居者への暴行・虐待は跡を絶たない...

2018年11月07日 20:06

「なんでもかんでもアリセプト」の弊害を目の当たりにしたことが、コウノメソッド構築の契機となりました - 「賢人論。」第75回河野和彦氏(中編)

認知症は治ってはいけない病気という認識が、一部には存在しているのですみんなの介護 河野さんは「認知症は治らない」という医学界の常識に敢然(かんぜん)と対抗して、「認知症は治る」と宣言しています。その拠...

2018年11月07日 19:22

認知症は根治ができなくても、ご家族が「昔のこの人に戻った」とおっしゃるレベルまで改善することは可能です - 「賢人論。」第75回河野和彦氏(前編)

1985年、名古屋大学大学院生だった時代から認知症の治療と研究を始め、これまでにのべ3万人以上の患者と向き合ってきた認知症治療の第一人者、河野和彦氏。その圧倒的な経験値をベースに考案した独自の治療法は...

2018年11月03日 08:27

「生まれて、老いて、病んで、死んでいくのは、人間が思うように変えられない「事実」なのです」 - 「賢人論。」第74回小池龍之介氏(後編)

「人間が生まれて、老いて、病んで、死んでいくのは、思うように変えられない『事実』です。これを無理に変えようとするから苦が生まれるのです」と小池龍之介さんは語る。そんな小池さんに最後は「老い」とどう向き...

2018年10月26日 19:27

瞑想では"無"になるのではなく、欲望にとらわれている自分の"発見"を求めています - 「賢人論。」第74回小池龍之介氏(中編)

前編の末尾で断り書きしたように、小池さんは2018年9月24日をもって、「小池龍之介」という名を捨てて「空朴(くうぼく)」となり、月読寺の「住職」ではなく「1人の出家者」として屋外での瞑想・修行の最終...

2018年10月26日 18:06

「欲望があるからしんどい。だから、欲望を捨てる工夫をする」ブッダの教えはシンプルです - 「賢人論。」第74回小池龍之介氏(前編)

宗派仏教を超えた立場で自身の修行を行うかたわら、著作や一般向けの座禅・瞑想指導を行っている小池龍之介さん。そもそも仏教の宗派というものは、過去の時代の空気に影響を受け、形を変えて生まれてきたものだが、...

2018年10月26日 17:54

身体が衰えても、年齢を重ねることで確実に伸びる「経験値」はプロとしての武器になります - 「賢人論。」第73回梅原大吾氏(後編)

梅原大吾、職業:プロゲーマー。全世界がネットワークでリアルタイムにつながっているコンピュータ・ゲームの世界で、時代の最先端を走り続けている梅原氏は、自分自身の老後をどのようにイメージしているのか。そし...

2018年10月23日 19:15

仕事だから効率は求められるけど、気持ちが重視される介護。あの頃はいつも心穏やかでいられた - 「賢人論。」第73回梅原大吾氏(中編)

日本初のプロゲーマーとして知られる梅原氏は、世界でおそらく唯一の、介護現場を知るプロゲーマーでもある。バーチャルな格闘ゲームの世界で「神」と呼ばれる男は、一人の介護ヘルパーとして、リアルな介護の世界を...

2018年10月23日 19:12

プロとしての仕事の基準は”したいか”ではなく”すべきか”どうかです - 「賢人論。」第73回梅原大吾氏(前編)

2010年、日本で初めてプロのゲーマーとなった梅原大吾氏は、格闘ゲームの「神」と崇められるだけでなく、「The Beast」のニックネームで知られる世界的超有名人。「世界で最も長く賞金を稼ぎ続けている...

2018年10月23日 18:09

「勤続10年になるまで頑張ろう」そう考える人はどれくらいいるか。長く働いた人だけ優遇するのは短絡的です -「賢人論。」第72回佐山展生氏(後編)

前回紹介した「知らないうちに富士山に登った人はいない」など、佐山展生氏には数々の名言があるが、「公私一体」という言葉もまた、佐山氏の生き方を知る上で欠かせないキーワードである。「公」と「私」の境を設け...

2018年10月12日 20:56

みんなが"止めたほうが良い"と言うことは"まだ誰もやっていないこと"。面白そうなら突っ込むべき - 「賢人論。」第72回佐山展生氏(中編)

1998年に投資ファンドであるユニゾン・キャピタルを共同設立、2004年にはM&Aアドバイザリー会社GCAを共同設立した佐山展生氏は、2年後の2006年、阪急ホールディングスと阪神電気鉄道の統合に携さ...

2018年10月12日 20:19

入社した時点で人生が決まる定年雇用という社会の仕組みそのものが間違っていると思った -「賢人論。」第72回佐山展生氏(前編)

インテグラル代表取締役パートナーの佐山展生氏は、日本にプライベート・エクイティ(PE=未公開株)・ファンドを根づかせた立役者のひとり。事業の立て直しや事業継承を目指す企業に出資して企業価値を高めたのち...

2018年10月12日 19:56

ママの家事や子どもたちが遊ぶ姿に、お年寄りも癒しを感じているのかも。自由で開かれたランドリーカフェはまさに一つの「人間の居る場所」 - 「賢人論。」第71回三浦展氏(後編)

マーケティング・アナリストである三浦氏の本業は、消費社会・家族・若者・都市に関する独自の研究を踏まえ、新たな時代を予測し、時代に呼応する社会デザインを提案すること。今までにないコミュニティ・スペースの...

2018年08月21日 20:25

人間の解放や感性の自由を求めた団塊の世代、うまくいけば"新しい介護の仕方"を生み出す可能性がある - 「賢人論。」第71回三浦展氏(中編)

1958年生まれの三浦氏にとって、10歳上の団塊の世代はずっと気になる存在だった。だからだろうか三浦氏は『団塊世代を総括する』(牧野出版2005年)『団塊格差』(文春新書2007年)『団塊世代の戦後史...

2018年08月21日 20:03

施設へ入所した途端に個性が捨象され、「要介護1」とか「要介護2」という「記号」で扱われてしまう可能性がある - 「賢人論。」第71回三浦展氏(前編)

一橋大学社会学部卒業後、株式会社パルコに入社し、マーケティング情報誌「アクロス」編集長を務めた三浦展氏は、三菱総合研究所主任研究員を経て、1999年に株式会社カルチャースタディーズ研究所を設立。独自の...

2018年08月21日 19:45

2003年に指摘した介護の問題は「自立支援」と「在宅の重視」ですが、15年経ってもこの問題がまったく変わっていないことに驚かされます - 「賢人論。」第70回中村秀一氏(後編)

厚生労働省の社会・援護局長を3年務めた後の2008年7月、同省を退官した中村秀一氏。以後、社会保険診療報酬支払基金理事長、2010年からは内閣官房社会保障改革担当室長として「社会保障と税の一体改革」の...

2018年08月16日 21:46

行政がサービスを割り振るのではなく、介護保険による契約関係によって利用者がさまざまなサービスを選べることが大事なのです - 「賢人論。」第70回中村秀一氏(中編)

「2000年に施行された介護保険制度は、日本の高齢者介護の歩みを語る上で非常に重要な出来事でした」と中村秀一氏は語る。それは、高齢者福祉制度と医療保険の中で対応されていた「措置制度」から高齢者介護を独...

2018年08月16日 21:29

年金が先進国並みに頼れる制度となった1973年以後、社会保障の歩みは、この年に設定した給付をスリム化する歴史でもありました - 「賢人論。」第70回中村秀一氏(前編)

中村秀一氏は、「福祉元年」と言われた1973年に厚生省(現・厚生労働省)に入省。1990年に老人福祉課長、2002年から老健局長を務めるなど、老人福祉や高齢者介護を担当し、2010年からは内閣官房社会...

2018年08月16日 21:08

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