みんなの介護の記事一覧

若者が死について悩むのは健全な精神的成長の第一梯 - 「賢人論。」第113回(後編)立花隆

本来、絶望以外の何物でもない〝死〟をテーマに語ることがこれほど面白く感じられたことはあっただろうか。〝知の巨人〟の軽妙にして深みのある語りに耳を傾けていると〝死〟は特別なものではないという気がしてきた。そして、いよいよ話題は立花隆氏の生き方を決定づけたという原体験へと遡っていった。取材・文/木村光一 撮影/公家勇人哲学に傾倒したきっかけは隣人の死みんなの介護 先生がはじめて〝死〟を意識したのはいつ...

2020年03月24日 15:38

人は理性的に考えるだけで死ぬのが怖くなくなる - 「賢人論。」第113回(中編)立花隆

立花隆氏が案内役を務めたNHKスペシャル『臨死体験 死ぬとき心はどうなるのか』(2014年放送)は、〝臨死体験〟(病気や事故などで死に瀕した人が意識を回復したときに語る不思議な視覚体験)とは死の間際の...

2020年03月24日 14:47

70歳になって一人前。後期高齢者になってはじめて人間は人間になる - 「賢人論。」第113回(前編)立花隆

立花隆氏は3万冊の本を読み、100冊の本を著した〝知の巨人〟である。1970年代、『文藝春秋』に発表した「田中角栄研究──その金脈と人脈」は当時の総理大臣を退陣に追い込み、1980年代後半から1990...

2020年03月24日 14:15

私たちが目指すべきなのは、「お金」の代わりに「共感」が資本となる共感資本社会 - 「賢人論。」第112回(後編)新井和宏氏

2008年の創業時から鎌倉投信の運用責任者を務めてきた新井和宏氏は、設立10年目の節目となる2018年8月に円満退社。「社会を豊かにする」ベンチャーの資金援助と人材育成のための新会社eumo(ユーモ)...

2020年03月19日 15:12

「資本主義」という社会経済システムに限界が近づいてきている - 「賢人論。」第112回(中編)新井和宏氏

世界最大の資産運用会社ブラックロックで数兆円の金融資産を運用してきたスゴ腕ファンドマネージャー新井和宏氏。新井氏は、ドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」やNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」に...

2020年03月19日 14:58

日本の「いい会社」には、人間の血が通っている - 「賢人論。」第112回(前編)新井和宏氏

「世界中で資本主義が息切れを起こし、社会システムを見つめ直す時期にきている」と説く異色の投資家・新井和宏氏。同氏は2008年、障がいを持つ人にやさしい会社、リストラしない会社など、社会に貢献する「いい...

2020年03月19日 14:40

介護や子育ては、自己責任ではなく社会全体の問題です - 「賢人論。」第111回(後編)中島岳志氏

今、日本では急速に少子高齢化が進んでいる。2019年に生まれた子どもの数は過去最低の86万4,000人、前年と比べても約5万4,000人減少した。しかし、少子化対策は依然として進んでいない。中島氏は、...

2020年03月11日 14:36

人口減少でこの国が縮み始めている現実を私たちは直視できていない - 「賢人論。」第111回(中編)中島岳志氏

2016年7月に発生した「相模原障害者施設殺傷事件」は、日本社会に広がる「不寛容」な空気と無関係ではないと中島氏は指摘する。なぜ、この国は自己責任論や障がい者・LGBTなどマイノリティへの暴言がまかり...

2020年03月11日 14:22

私たちは、誰もが「弱者」であることを忘れてはいけない 「賢人論。」第111回(前編)中島岳志氏

報道ステーションなどニュース番組のコメンテーターとしても知られる東京工業大学教授の中島岳志氏。同氏は『石原慎太郎-作家はなぜ政治家になったか』『秋葉原事件 加藤智大の軌跡』など多数の著作でわかるように...

2020年03月11日 14:21

がんになって、「私にはまだやり残したことがある」と思うようになりました -「賢人論。」第110回(後編)C.W.ニコル氏

南ウェールズで生まれ、カナダ、北極、エチオピアと世界を渡り歩いたあと、日本に永住したC.W.ニコルさん。1995年には日本国籍を取得した。そんなニコルさんが直腸がんになったのは2016年、76歳のとき...

2020年02月28日 20:19

私が死んだあとも、森はずっと生き続ける -「賢人論。」第110回(中編)C.W.ニコル氏

20代から30代にかけて、エチオピア、カナダ、そして和歌山県の太地町と世界中を駆けまわっていたC.W.ニコルさんは1980年、日本に永住することを決意して長野県の黒姫(信濃町)に居を構えた。40歳のと...

2020年02月28日 16:00

私は、大好きな自然と人間の文化を守るために闘ってきた-「賢人論。」第110回C.W.ニコル氏(前編)

英国・南ウェールズ出身のC.W.ニコルさんがはじめて日本の地を踏んだのは、1962年のこと。日本の多様な自然に魅せられたニコルさんは、高度経済成長に湧く日本社会の危うい行く末に警鐘を鳴らし、自然保護の...

2020年02月28日 15:22

ネットで他者を非難したり不毛な論争をしている人は、自分自身の精神をマネジメントできていない - 「賢人論。」第109回(後編)宇野常寛氏

現在、宇野常寛氏は「遅いインターネット計画」を提唱している。SNSやネットニュースを通じて無数に発信される情報は、猛スピードで拡散される。いまや「速すぎるインターネット」が世の中を息苦しくし、さらに〝...

2020年01月31日 21:15

非正規雇用でも子供が育てられるような社会をつくらなければ、この国に未来はない - 「賢人論。」第109回(中編)宇野常寛氏

宇野常寛氏は、石破茂・元地方創生担当大臣との共著『こんな日本をつくりたい』(太田出版)序文で次のように述べている。〈「戦後」的な社会システムを、根本的につくり直さなければいけなくなってきている〉。さら...

2020年01月31日 20:47

ワイドショーやツイッターの「歪んだ正義」がこの国を息苦しくしている - 「賢人論。」第109回(前編)宇野常寛氏

宇野常寛氏はサブカルチャーから政治問題まで幅広く論じる気鋭の評論家として、ニュース番組のコメンテーターや、批評誌PLANETSの編集長を務めるなど幅広く活躍してきた。そして、著作『ゼロ年代の想像力』(...

2020年01月31日 18:56

日本人はもっと、「自分たちは幸せな国に暮らしているんだ」と自信と誇りを持つべきです - 「賢人論。」第108回(後編)金美齢氏

気鋭の評論家・金美齢氏へのインタビューもいよいよ終盤。2009年に日本国籍を取得した金氏に、超高齢社会を迎えた日本の未来について語っていただく。金氏によれば、私たち日本人は日頃から社会に対して不平不満...

2020年01月29日 12:30

老いることに抗ってみても仕方ありません。それよりも「老いを美しく」魅せるように努力すべきです - 「賢人論。」第108回(中編)金美齢氏

金美齢氏は59歳でテレビデビューした後、85歳の今も現役の評論家として日々講演会や執筆などで活躍している。まさに人生100年時代を象徴する存在。そんな金氏の事務所兼自宅にお邪魔し、著書『九十歳美しく生...

2020年01月18日 11:24

「人生100年時代」で重要なのは老後までにどんな人間関係を築いてきたか - 「賢人論。」第108回(前編)金美齢氏

台湾出身の金美齢氏は、並み居る知識人を舌鋒鋭く論破する気鋭の評論家として知られる。「朝まで生テレビ!」「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中」などの討論番組で、田原総一郎氏、田嶋陽子氏、堀江貴文氏...

2020年01月18日 11:04

いま多くの人が自分はリスペクトされていないと感じている。国中に蔓延する停滞感や閉塞感の元はそこにある。 - 「賢人論。」第107回(後編)小熊英二氏

現在、少子高齢化が止まらない日本では、年間30万人、1週間で6,000人の人口が減り続けているという。こうした状況下、労働力不足の切り札として外国人の受け入れが政府主導で進められている。彼らに熱い視線...

2020年01月15日 16:42

年金制度の不備を個人に問うのは不当。自己責任論は的外れです - 「賢人論。」第107回(中編)小熊英二氏

『下流老人』が新語・流行語大賞にノミネートされたのは2015年──今から4年前のこと。〝下流老人〟とは〝生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者〟を指す。小熊氏が「地元型」「残余型」と...

2020年01月15日 15:35

雇用格差は「日本社会のしくみ」によってつくられた - 「賢人論。」第106回(前編)小熊英二氏

『社会を変えるには』『生きて帰ってきた男』などの著作や朝日新聞『論壇時評』でも知られる慶応大学教授・小熊英二氏。膨大なデータを通し、人々が紡いできた歴史と現代社会の関係性を歴史社会学者の立場で解き明か...

2020年01月15日 15:01

日本企業の多くが「昔の成功モデルでやっていける」と盲信している - 「賢人論。」第106回(後編)河合雅司氏

『未来の年表』(講談社現代新書)の3冊のシリーズを通じて河合雅司氏が一貫して提言しているのは、拡大路線でやってきた従来の成功体験と決別し、日本社会全体が「戦略的に縮む」ということだ。そしてそれは、日本...

2019年12月10日 17:36

大量生産・消費から少量生産・消費への転換こそが、「豊かさ」を維持するための方策 - 「賢人論。」第106回(中編)河合雅司氏

『未来の年表』、およびそれに続く『未来の年表2』、『未来の地図帳』(ともに講談社現代新書)が累計86万部のベストセラーになった河合雅司氏。同シリーズは、人口減少・高齢化時代を迎える日本に警鐘を鳴らすだ...

2019年12月10日 17:27

人口は国家の要諦。社会保障は「人口の問題」なのです - 「賢人論。」第106回(前編)河合雅司氏

2020年に日本人女性の半数が50歳を超え、そのままいくと2027年には輸血用血液が不足し、2040年には自治体の半数が将来的な消滅の淵に立たされる──。人口減少、少子高齢化が進む日本の未来に警鐘を鳴...

2019年12月10日 17:05

厚労省のブラックな働き方は、官僚たちから弱者への共感を失わせてしまう -「賢人論。」第105回(後編)武内和久氏

2019年8月、厚生労働省に衝撃が走った。「生きながら人生の墓場に入った」「家族を犠牲にすれば、仕事はできる」「毎日いつ辞めようかと考えている。毎日終電を超えていた日は、毎日死にたいと思った」など、現...

2019年11月29日 18:37

高齢者を地域で支える「地域包括ケアシステム」は、「大いなる自己矛盾」にも見えます -「賢人論。」第105回(中編)武内和久氏

厚生労働省が「地域包括ケアシステム」の推進を明確に打ち出したのは、2012年の改正介護保険法から。「高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、医療、介護、予防、住まい、生活支援サー...

2019年11月29日 18:05

介護を「福祉」の枠組だけで考える時代は終わりました。これからの介護は社会全体で考えるプラットフォームです -「賢人論。」第105回(前編)武内和久氏

かつて、バリバリの厚生労働省キャリア官僚だった武内和久氏は、退官3年後の2018年、『介護再編 介護職激減の危機をどう乗り越えるか』(ディスカヴァー携書)を刊行し、元官僚とは思えない革新的な提言で大き...

2019年11月29日 17:50

もうこれ以上、社会保障費の負担を後代にツケまわしできない -「賢人論。」第104回(後編)香取照幸氏

日本の介護保険制度の導入に大きな役割を果たした香取照幸氏だが、「将来世代にツケを回して成り立っている日本の社会保障制度は、危機に瀕している」と警鐘を鳴らす。「社会保障と税の一体改革」は、消費税率の引き...

2019年11月14日 14:52

北欧の福祉を見て「日本でも同じレベルの制度をつくれる」と確信しました -「賢人論。」第104回(中編)香取照幸氏

2000年、日本の介護保険制度がスタートした。それまで「公助」である措置制度で運営してきた高齢者介護を「共助」である保険制度に転換する、大きな出来事だった。そのとき、厚生省(現・厚生労働省)の高齢者介...

2019年11月14日 14:02

戦後、国土のほとんどが焼け野原になった状況のなかで、社会保障の理想と理念がはじまった -「賢人論。」第104回(前編)香取照幸氏

香取照幸氏は、1980年に厚生省(現・厚生労働省)に入局。人口減少と高齢化という深刻な社会問題と真っ向から対峙し、「介護保険法」や「子ども・子育て支援法」など、数々の重要法案の策定に尽力してきた。また...

2019年11月14日 12:39

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