みんなの介護の記事一覧

ネットで他者を非難したり不毛な論争をしている人は、自分自身の精神をマネジメントできていない - 「賢人論。」第109回(後編)宇野常寛氏

現在、宇野常寛氏は「遅いインターネット計画」を提唱している。SNSやネットニュースを通じて無数に発信される情報は、猛スピードで拡散される。いまや「速すぎるインターネット」が世の中を息苦しくし、さらに〝考えなくてよい文化〟を生み出していると宇野氏は指摘する。私たちの生活にも大きく関わってくるソーシャルメディアやインターネットとの向き合い方について語ってもらった。取材・文/木村光一 撮影/公家勇人「遅...

2020年01月31日 21:15

非正規雇用でも子供が育てられるような社会をつくらなければ、この国に未来はない - 「賢人論。」第109回(中編)宇野常寛氏

宇野常寛氏は、石破茂・元地方創生担当大臣との共著『こんな日本をつくりたい』(太田出版)序文で次のように述べている。〈「戦後」的な社会システムを、根本的につくり直さなければいけなくなってきている〉。さら...

2020年01月31日 20:47

ワイドショーやツイッターの「歪んだ正義」がこの国を息苦しくしている - 「賢人論。」第109回(前編)宇野常寛氏

宇野常寛氏はサブカルチャーから政治問題まで幅広く論じる気鋭の評論家として、ニュース番組のコメンテーターや、批評誌PLANETSの編集長を務めるなど幅広く活躍してきた。そして、著作『ゼロ年代の想像力』(...

2020年01月31日 18:56

日本人はもっと、「自分たちは幸せな国に暮らしているんだ」と自信と誇りを持つべきです - 「賢人論。」第108回(後編)金美齢氏

気鋭の評論家・金美齢氏へのインタビューもいよいよ終盤。2009年に日本国籍を取得した金氏に、超高齢社会を迎えた日本の未来について語っていただく。金氏によれば、私たち日本人は日頃から社会に対して不平不満...

2020年01月29日 12:30

老いることに抗ってみても仕方ありません。それよりも「老いを美しく」魅せるように努力すべきです - 「賢人論。」第108回(中編)金美齢氏

金美齢氏は59歳でテレビデビューした後、85歳の今も現役の評論家として日々講演会や執筆などで活躍している。まさに人生100年時代を象徴する存在。そんな金氏の事務所兼自宅にお邪魔し、著書『九十歳美しく生...

2020年01月18日 11:24

「人生100年時代」で重要なのは老後までにどんな人間関係を築いてきたか - 「賢人論。」第108回(前編)金美齢氏

台湾出身の金美齢氏は、並み居る知識人を舌鋒鋭く論破する気鋭の評論家として知られる。「朝まで生テレビ!」「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中」などの討論番組で、田原総一郎氏、田嶋陽子氏、堀江貴文氏...

2020年01月18日 11:04

いま多くの人が自分はリスペクトされていないと感じている。国中に蔓延する停滞感や閉塞感の元はそこにある。 - 「賢人論。」第107回(後編)小熊英二氏

現在、少子高齢化が止まらない日本では、年間30万人、1週間で6,000人の人口が減り続けているという。こうした状況下、労働力不足の切り札として外国人の受け入れが政府主導で進められている。彼らに熱い視線...

2020年01月15日 16:42

年金制度の不備を個人に問うのは不当。自己責任論は的外れです - 「賢人論。」第107回(中編)小熊英二氏

『下流老人』が新語・流行語大賞にノミネートされたのは2015年──今から4年前のこと。〝下流老人〟とは〝生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者〟を指す。小熊氏が「地元型」「残余型」と...

2020年01月15日 15:35

雇用格差は「日本社会のしくみ」によってつくられた - 「賢人論。」第106回(前編)小熊英二氏

『社会を変えるには』『生きて帰ってきた男』などの著作や朝日新聞『論壇時評』でも知られる慶応大学教授・小熊英二氏。膨大なデータを通し、人々が紡いできた歴史と現代社会の関係性を歴史社会学者の立場で解き明か...

2020年01月15日 15:01

日本企業の多くが「昔の成功モデルでやっていける」と盲信している - 「賢人論。」第106回(後編)河合雅司氏

『未来の年表』(講談社現代新書)の3冊のシリーズを通じて河合雅司氏が一貫して提言しているのは、拡大路線でやってきた従来の成功体験と決別し、日本社会全体が「戦略的に縮む」ということだ。そしてそれは、日本...

2019年12月10日 17:36

大量生産・消費から少量生産・消費への転換こそが、「豊かさ」を維持するための方策 - 「賢人論。」第106回(中編)河合雅司氏

『未来の年表』、およびそれに続く『未来の年表2』、『未来の地図帳』(ともに講談社現代新書)が累計86万部のベストセラーになった河合雅司氏。同シリーズは、人口減少・高齢化時代を迎える日本に警鐘を鳴らすだ...

2019年12月10日 17:27

人口は国家の要諦。社会保障は「人口の問題」なのです - 「賢人論。」第106回(前編)河合雅司氏

2020年に日本人女性の半数が50歳を超え、そのままいくと2027年には輸血用血液が不足し、2040年には自治体の半数が将来的な消滅の淵に立たされる──。人口減少、少子高齢化が進む日本の未来に警鐘を鳴...

2019年12月10日 17:05

厚労省のブラックな働き方は、官僚たちから弱者への共感を失わせてしまう -「賢人論。」第105回(後編)武内和久氏

2019年8月、厚生労働省に衝撃が走った。「生きながら人生の墓場に入った」「家族を犠牲にすれば、仕事はできる」「毎日いつ辞めようかと考えている。毎日終電を超えていた日は、毎日死にたいと思った」など、現...

2019年11月29日 18:37

高齢者を地域で支える「地域包括ケアシステム」は、「大いなる自己矛盾」にも見えます -「賢人論。」第105回(中編)武内和久氏

厚生労働省が「地域包括ケアシステム」の推進を明確に打ち出したのは、2012年の改正介護保険法から。「高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、医療、介護、予防、住まい、生活支援サー...

2019年11月29日 18:05

介護を「福祉」の枠組だけで考える時代は終わりました。これからの介護は社会全体で考えるプラットフォームです -「賢人論。」第105回(前編)武内和久氏

かつて、バリバリの厚生労働省キャリア官僚だった武内和久氏は、退官3年後の2018年、『介護再編 介護職激減の危機をどう乗り越えるか』(ディスカヴァー携書)を刊行し、元官僚とは思えない革新的な提言で大き...

2019年11月29日 17:50

もうこれ以上、社会保障費の負担を後代にツケまわしできない -「賢人論。」第104回(後編)香取照幸氏

日本の介護保険制度の導入に大きな役割を果たした香取照幸氏だが、「将来世代にツケを回して成り立っている日本の社会保障制度は、危機に瀕している」と警鐘を鳴らす。「社会保障と税の一体改革」は、消費税率の引き...

2019年11月14日 14:52

北欧の福祉を見て「日本でも同じレベルの制度をつくれる」と確信しました -「賢人論。」第104回(中編)香取照幸氏

2000年、日本の介護保険制度がスタートした。それまで「公助」である措置制度で運営してきた高齢者介護を「共助」である保険制度に転換する、大きな出来事だった。そのとき、厚生省(現・厚生労働省)の高齢者介...

2019年11月14日 14:02

戦後、国土のほとんどが焼け野原になった状況のなかで、社会保障の理想と理念がはじまった -「賢人論。」第104回(前編)香取照幸氏

香取照幸氏は、1980年に厚生省(現・厚生労働省)に入局。人口減少と高齢化という深刻な社会問題と真っ向から対峙し、「介護保険法」や「子ども・子育て支援法」など、数々の重要法案の策定に尽力してきた。また...

2019年11月14日 12:39

「ケア」の本来の意味は「気にかけること」。まずは、周りにいる人を気にかけてあげることから - 「賢人論。」第103回(後編)井手英策氏

慶應義塾大学三田キャンパスを闊歩する長身の井手英策氏は、一見クールでスマートな人物に見える。だが、ひとたび税や財政に話題が及ぶと、口調はたちまち熱気を帯び、眼光鋭く、目指すべき理想の社会について滔々と...

2019年11月12日 21:15

社会のみんなが幸せになるためには、増税という選択肢もあります - 「賢人論。」第103回(中編)井手英策氏

慶應義塾大学経済学部教授であり、新進気鋭の財政社会学者でもある井手英策氏は、先の参院選でも話題になった「消費増税で幼児保育無償化」を最初に構想した人物としても知られている。昨年刊行した『幸福の増税論—...

2019年11月12日 20:23

北欧では、社会という「大きな家族」の中で介護を行います - 「賢人論。」第103回井出英策氏(前編)

昨年上梓した『富山は日本のスウェーデン 変革する保守王国の謎を解く』(集英社新書)がベストセラーになり、一躍注目を浴びた井手英策氏は、民進党でブレーンを務めたこともある、リベラル派気鋭の論客だ。当時の...

2019年11月12日 19:50

死は敗北ではない。死を学ぶことによって医学は進歩してきた - 「賢人論。」第102回海堂尊氏(後編)

現役の医師として死亡時画像診断、すなわちオートプシー・イメージング(Ai)の社会導入に奔走しながら、「チーム・バチスタ」シリーズをはじめとする多くの小説を世に送り出した海堂尊氏。「小説を書くのは趣味で...

2019年11月01日 16:13

「今なら書けそう」という感覚になったときの作品が『チーム・バチスタの栄光』だった - 「賢人論。」第102回海堂尊氏(中編)

累計1,000万部を超えるベストセラーとなった「チーム・バチスタ」シリーズは、海堂尊氏が自ら提唱した死亡時画像診断、すなわちオートプシー・イメージング(Ai)を世に知らしめた。だが、そのことは小説を書...

2019年11月01日 15:50

日本の解剖率はわずか2%台。日本人の98%は「死因不明」で亡くなっている - 「賢人論。」第102回海堂尊氏(前編)

現役医師でありながら2006年、『チーム・バチスタの栄光』(宝島社文庫)で第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し作家デビューした海堂尊氏。同作を中心としたシリーズ作は、最終作『カレイドスコープ...

2019年11月01日 15:06

介護にAIを導入することは夢物語ではなく大いに期待できることです - 第101回土居丈朗氏(後編)

東京商工リサーチによると、2019年上半期の介護事業者の倒産件数は55件。介護保険法が施行された2000年度以降最多を更新した。その9割が資本金1,000万円未満の小規模事業者で、人手不足の影響や業界...

2019年10月30日 20:43

「老後資金2,000万円」問題は、老後の心配を解決する策を国民に提示することが目的だった - 第101回(中編)土居丈朗氏

2019年6月、金融庁は金融審議会報告書で「夫婦そろって65歳から30年間生きると、老後資金が総額で2,000万円不足する」との試算を発表し、物議をかもした。「公的年金はそんなに頼りないのか」、「老後...

2019年10月30日 20:16

日本の税制は「公平・中立・簡素」という3つの原則の上に成り立っている - 第101回土居丈朗氏(前編)

平成から元号が改まった令和元年の10月、消費税が10%に引き上げられた。安倍内閣が2度に渡って延期してきた消費増税が、3度目の正直で実行されたわけだ。果たしてこれには、どんな意味があるのだろうか?増税...

2019年10月30日 18:36

私たちは史上初めて「老い」を実地学習する機会を得た世代である - 第100回上野千鶴子氏(後編)

野氏はバリバリの社会学研究者でありながら、一般向けのエッセイ本を何冊も上梓していて、固定ファンも多い。特に人気なのが、前編リードでも紹介した「おひとりさま」シリーズだ。そんななか、少しだけハードな内容...

2019年10月25日 16:51

介護ワーカーの待遇は社会の合意によって決められる - 第100回上野千鶴子氏(中編)

家族社会女性学・ジェンダー研究者学者の上野千鶴子氏は、1997年に介護保険法が成立するはるか以前から、わが国の介護問題を眼光鋭く注視してきた、稀代の“介護ウォッチャー”でもある。2011年に上梓した『...

2019年10月25日 15:55

介護保険制度のスタート時に介護ワーカーの待遇が低く設定されていたことが、今日まで影響を与えている - 第100回上野千鶴子氏(前編)

2007年刊行の『おひとりさまの老後』(法研、のち文春文庫)は75万部を超えるベストセラーとなり、日本社会に“おひとりさまブーム”を巻き起こした上野千鶴子氏は、自身も生涯にわたっておひとりさま道を貫く...

2019年10月25日 15:32

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