舛添要一の記事一覧

アビガンをコロナ治療薬としてなぜ早期承認しないのか

トランプ大統領は抗マラリア薬のヒドロキシクロロキン( Hydroxychloroquine)を、新型コロナウイルス感染予防薬として服用していると述べたが、これまでの研究では、その効果は実証されておらず、かえって有害だという。フランスの高名な感染症学者ディディエ・ラオール教授はこの薬を推薦しているが、逆にイヴ・ビュイッソン教授は予防効果など全くないと否定している。 一方、世界ではインフルエ...

2020年05月20日 22:49

コロナは中国による世界支配(パックス・シニカ)をもたらすか

新型コロナウイルスの感染拡大防止、そして世界経済恐慌に対応するには、世界中の国々が協力しなければならない。ところが、この危機の最中にもアメリカと中国が覇権争いを演じている。 今後の国際秩序はどうなるの...

2020年05月14日 06:54

対策は評価しないのに、政府与党の支持率が変わらない。 - 5月11日のツイート

コロナは失業との戦いでもある。失敗は第二のヒトラーを生む。40年前、ミュンヘンの下宿屋の親父が、人生でヒトラー時代が最高だったといつも私に言っていた。ナチスは、大恐慌後の600万人の失業を、政権獲得後...

2020年05月11日 10:24

感染実態を把握するために抗体検査の活用を

日本ではPCR検査が不十分なために、感染実態が掴めていない。この問題は以前から指摘してきたが、検査を増やすと医療崩壊するという「脅し」などで政府や専門家会議は抑制してきた。責任は重い。 感染者数を正確...

2020年05月10日 11:16

全く他人事で責任意識のかけらもない。 - 5月5日のツイート

会見で尾身氏がPCR検査が遅れている理由を縷々述べたが、全く他人事で責任意識のかけらもない。2009年に厚労大臣として私が新型インフルに対応した ときも、専門委の座長がこの人物。対応に不信感を持った私...

2020年05月05日 09:02

迷走続く日本の新型コロナウイルス対策:PCR検査不足のツケ

5月1日に、専門家会議は、日本の実効再生産数が4月10日には全国で0.7、東京で0.5まで下がっていると発表した。この数字だけを見ると、緊急事態宣言は解除できるはずである。 日本は、これまで感染増を上...

2020年05月04日 07:26

アビガンを巡る2つの文書

岡江久美子さんが、新型コロナウイルスの感染で4月23日に亡くなった。日本中に衝撃が走り、コロナの怖さを再認識させた。PCR検査をもっと大量に、そして迅速に行っていれば、このような悲劇も避けられたかもし...

2020年04月27日 15:47

来年、東京五輪は開催できるか

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。世界の感染者は約250万人、死者も16万人を超えている。 3月24日夜のバッハIOC会長と安倍首相のトップ会談で、東京五輪の1年延期が決まったが、感染が収束し...

2020年04月21日 17:34

感染症対策の総指揮をとるのは、今や加藤厚労大臣ではなく西村経済再生大臣なのか。 - 4月19日のツイート

速報:NHK鳥取放送局の20代男性職員がコロナに感染。感染経路は不明なのか。東京や大阪にでも出張していたのか。鳥取砂丘も安泰ではなくなった。5月の連休に予定されていた京都の「春の古書大即売会」、新型コ...

2020年04月20日 15:46

病原体の黙示録

新型コロナウイルスが世界中で猖獗を極めている。 感染症の歴史を振り返ると、多くの死者を出した病原体の蔓延は、国際社会の覇権構造の変質や文明の交代に大きな影響を与えた。たとえば、ペストの大流行が中世ヨー...

2020年04月18日 10:27

クオモNY州知事の日本への警告

アメリカの新型コロナウイルスの感染拡大は深刻だ。感染者は46万人を突破。とくにニューヨーク州は16万人を超えた。そのような状況下、獅子奮迅の戦いを展開しているのがクオモ知事だ。 彼は、日本に対して2つ...

2020年04月11日 11:34

緊急事態を宣言すべきか

日本でも緊急事態宣言が出されそうである。最低3週間、欧米の例を見ると、さらに長い期間にわたることが予想される。感染防止は重要だが、そもそも、PCR検査が不十分で正確な感染実態は把握されていない。 自粛...

2020年04月06日 11:05

新型コロナウイルスの感染拡大、第二波、第三波が来るか?

3月29日深夜、志村けんさんが新型コロナウイルスに感染して亡くなり、日本中に衝撃が走った。改めて、このウイルスの怖さを再認識させられたものである。 2009年に私が厚労大臣として新型インフルエンザに対...

2020年04月01日 09:59

「集団免疫(herd immunity)」論は間違っていない

「集団免疫」とは、ある集団の構成員の6〜7割が感染し、免疫を獲得すれば、彼らが残りの3〜4割を守ってくれるために、感染が終息するという考え方である。この考え方は正しい。 感染症は、病原体であるウイルス...

2020年03月27日 13:19

「集団免疫(herd immunity)」論をどう考えるか。

パンデミックとなった新型コロナウイルスの感染拡大は、世界で感染者が約40万人に達するという状況である。とくにアメリカとヨーロッパが酷い状況になっている。 イタリア、ドイツ、フランス、スペインに比べ、比...

2020年03月24日 21:52

なぜ新型コロナウイルスは厄介か:2009H1N1との比較

通常のインフルエンザは夏になると終息するので、今回のウイルスも暑くなるのを待っていれば大丈夫、五輪は真夏の開催だと楽観論を述べる者もいる。 しかし、WHOは、「夏になったらウイルスの活動が弱まるとは限...

2020年03月19日 21:20

東京五輪開催か中止か延期か:基本文書を読む

新型コロナウイルスが世界中に拡大し、WHOはパンデミックを宣言した。2020東京五輪が予定通り開催されるかどうか、微妙である。 この問題を考えるための二つの基本文書を解説するが、基本的にはIOCが損を...

2020年03月15日 21:06

<なぜ一斉休校にするのか>:安倍首相のプロパガンダとは違うフランスのオリヴィエ・ヴェラン厚生大臣

2月27日に、安倍首相は全国民に向かって、小中高校の一斉休校を要請した。 2日後の、29日、この措置を正当化するために記者会見を行い、「何よりも子供たちの健康・安全を第一に」と述べている。 この言葉を...

2020年03月11日 19:36

危機管理上「失格」だ:なぜ加藤厚労大臣は民放のテレビ番組に出続けるのか

新型コロナウイルスの感染拡大に対して全力を挙げないといけないときに、加藤厚労相は、民放の特定のテレビ番組に出続けている。これは、危機管理の基本に反する愚行である。なぜか。 私が気づいただけで、2月8日...

2020年03月08日 18:43

感染症の危機管理:新型インフルエンザ対応の教訓(21)政権交代、無知な大臣を騙す官僚たち

厚労大臣がしっかりしないと、役人たちは大臣を騙し、自分たちの利権を守ろうとする。それが2009年夏の政権交代でも繰り返された。 政権交代後、長妻大臣の下で、ワクチン接種が1回でよいのか2回必要なのかに...

2020年03月05日 21:13

感染症の危機管理:新型インフルエンザ対応の教訓(20)ワクチンの発注

新型コロナウイルスについては、一日も早い特効薬やワクチンの開発が望まれる。SARSやMERSについてはワクチン開発に成功しなかったが、今回はどうか。特効薬については、既存の抗HIV薬やインフルエンザ治...

2020年03月05日 08:38

感染症の危機管理:新型インフルエンザ対応の教訓(18)ワクチンの手配

2009年5月に始まった新型インフルエンザのときには、8月に本格的な流行となった。暑くなれば、ウイルスの活動が鎮静化するわけではない。油断は禁物である。 ワクチンの手配も、副作用の問題もあり、随分と苦...

2020年02月25日 17:51

感染症の危機管理:新型インフルエンザ対応の教訓(17)感染症よりも政治のほうが怖い

2009年、厚労大臣の私は、新型インフルエンザとの戦いを進めていたが、政治の世界では、総選挙という戦になってしまった。何でこんな時期にと悔しかったが、政局だったので仕方がない。感染症よりも政治のほうが...

2020年02月24日 14:02

感染症の危機管理:新型インフルエンザ対応の教訓(16)感染経路不明の患者が続出する事態

2009年の新型インフルエンザのときは、幸いにタミフルやリレンザを服用して自宅静養するのが1番良いという結論を出すことができたため、国民は大いに安心した。 新型コロナウイルスはまだ、その段階まで行って...

2020年02月22日 14:16

感染症の危機管理:新型インフルエンザ対応の教訓(15)重症者・死者を出さない対策が重要

今回の新型コロナウイルスの感染拡大は、まだフェーズが6、つまりパンデミックにはなっていない。しかし、新型インフルエンザのときはそうではなかった。 2009年6月11日夕方、WHOのマーガレット・チャン...

2020年02月19日 22:09

感染症の危機管理:新型インフルエンザ対応の教訓(14)感染症対策と共に経済対策が必要に

新たな感染症発生の場合、最も重要な作業の一つは、どのような症状が出るかというデータを蓄積し、広く公表することである。2009年の新型インフルエンザのときも、その努力を行った。 2009年5月22日の記...

2020年02月19日 09:13

感染症の危機管理:新型インフルエンザ対応の教訓(13)具体的症状のデータが不可欠

新型コロナウイルスの感染について、厚労省は、今日2月17日、診療の目安となる指針を発表したが、もう少し症状のデータがほしい。 2009年の新型インフルエンザのとき、水際作戦については、全く意味がないと...

2020年02月18日 09:58

感染症の危機管理:新型インフルエンザ対応の教訓(12)水際作戦から国内の医療現場作戦へ

2009年、新型インフルエンザが猛威を振るっているときでも、霞が関は省庁の縄張り争いが激しく、危機管理に支障を来す状況であった。 そこで、厚労相の私は、自らに権限を集中させるために、政府全体で新たに基...

2020年02月17日 17:49

アメリカの専門家は、クルーズ船を「感染のホットスポット」と表現した。 - 02月17日のツイート

2月16日現在の日本国内感染者:クルーズ船355人、検疫官1人、救急隊員1人、チャーター機帰国組13人、その他44人の計414人。これから「その他」が増えていく。400人超という数字を見ると、世界は日...

2020年02月17日 11:38

感染症の危機管理:新型インフルエンザ対応の教訓(11):厚生労働大臣に権限を集中する

2009年の新型インフルエンザ発生のとき、霞ヶ関の縄張り争いが、迅速かつ効果的な対策を妨げた。 5月21日には、京都市で小学5年生の男児が新型インフルエンザに感染していることが判明した。門川大作京都市...

2020年02月16日 12:11

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