ラスカルの記事一覧

働く人の給与はこれからどう推移するか

安倍政権の経済政策「アベノミクス」は、その出だしから株価の上昇と為替の円高是正をもたらし、好調な滑り出しをみせた(最近、やや足踏み状態となっているが)。こうした動きは、4月に発表されたこれまでとは次元の異なる日銀の量的・質的金融緩和に先んじて始まっており、今後の経済政策に対する市場参加者の期待に動かされる形でもたらされたと解釈されるが、これから先は、この期待の効果が消費や設備投資、雇用の拡大など経...

2013年06月09日 20:18

真の失業率──2013年4月までのデータによる更新

完全失業率によって雇用情勢を判断する場合、不況時に就業意欲を喪失し労働市場から退出する者が発生することで、完全失業率が低下し、雇用情勢の悪化を過小評価することがある。この効果(就業意欲喪失効果)を補正...

2013年06月01日 09:29

貨幣的側面からみたこのところの経済の動き

このところ、日銀による量的・質的金融緩和が物価と賃金にどのように反映されるかが世間の注目を浴びており、物価が上昇しても賃金は上昇しないのではないかという懸念が指摘されている。この点をいくつかの指標から...

2013年05月15日 08:08

吉川洋『デフレーション “日本の慢性病”の全貌を解明する』

リンク先を見る デフレーション―“日本の慢性病"の全貌を解明する 作者: 吉川洋 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2013/01/19 ...

2013年05月03日 18:59

景気回復にともなう雇用の改善には、世代ごとに異なる動き(その2)

前回のエントリーでは、非正規職員・従業員数が2002年から2007年までの間にどの程度変化したかを世代別に確認し、その結果、この間、景気回復期にあり、新規学卒者の就職状況も改善していたが、2007年も...

2013年02月17日 06:56

景気回復にともなう雇用の改善には、世代ごとに異なる動き(その2)

前回のエントリーでは、非正規職員・従業員数が2002年から2007年までの間にどの程度変化したかを世代別に確認し、その結果、この間、景気回復期にあり、新規学卒者の就職状況も改善していたが、2007年も...

2013年02月04日 19:58

景気回復にともなう雇用の改善には、世代ごとに異なる動き

以前のエントリーで、パート・アルバイトで就業する有業者とパート・アルバイトでの就業を希望する無業者を合計した、いわゆる「フリーター」の属性に相当する者の数を年齢階級別(5歳刻み)に集計し、5年ごとに実...

2013年01月30日 20:21

真の失業率──2012年11月までのデータによる更新

完全失業率は、不況時に就業意欲を喪失し労働市場から退出する者が発生することで、雇用情勢の悪化を過小評価することがあるが、この効果(就業意欲喪失効果)の影響を補正し、完全失業率とは異なる方法によって推計...

2013年01月28日 21:54

オリバー・ウィリアムソン(浅沼萬里、岩崎晃訳)『市場と企業組織』(4)

< リンク先を見る 市場と企業組織 作者: オリヴァー・イートン・ウィリアムソン,浅沼万里,岩崎晃 出版社/メーカー: 日本評論社 発売日: 1980/0...

2012年08月22日 22:37

オリバー・ウィリアムソン(浅沼萬里、岩崎晃訳)『市場と企業組織』(3)

リンク先を見る 市場と企業組織 作者: オリヴァー・イートン・ウィリアムソン,浅沼万里,岩崎晃 出版社/メーカー: 日本評論社 発売日: 1980/01 ...

2012年08月20日 21:37

SNAの日米比較──2012年第2四半期までのデータによる更新

昨日、四半期別GDP統計の第2四半期分が公表されたので、日米比較を行ってみることにする。まずは、実質GDPの動きから。リンク先を見るリンク先を見る スケールの違いに注意が必要だが、実質GDPは、日米と...

2012年08月14日 22:24

オリバー・ウィリアムソン(浅沼萬里、岩崎晃訳)『市場と企業組織』(2)

リンク先を見る 市場と企業組織 作者: オリヴァー・イートン・ウィリアムソン,浅沼万里,岩崎晃 出版社/メーカー: 日本評論社 発売日: 1980/01 ...

2012年08月04日 11:10

オリバー・ウィリアムソン(浅沼萬里、岩崎晃訳)『市場と企業組織』

※一部追記・修正しました。(07/22/12) リンク先を見る 市場と企業組織 作者: オリヴァー・イートン・ウィリアムソン,浅沼万里,岩崎晃 出版社/メーカー: ...

2012年07月22日 10:52

オリバー・ウィリアムソン(浅沼萬里、岩崎晃訳)『市場と企業組織』(1)

※一部追記・修正しました。(07/22/12) リンク先を見る 市場と企業組織 作者: オリヴァー・イートン・ウィリアムソン,浅沼万里,岩崎晃 出版社/メーカー: ...

2012年07月22日 00:01

レベッカ・ソルニット(高月園子訳)『災害ユートピア なぜそのとき特別な共同体が立ち上がるのか』

リンク先を見る 災害ユートピア―なぜそのとき特別な共同体が立ち上るのか (亜紀書房翻訳ノンフィクションシリーズ) 作者: レベッカソルニット,高月園子 出版社/メーカー...

2012年06月18日 20:19

真の失業率──2012年4月までのデータによる更新

完全失業率は、不況時に就業意欲を喪失し労働市場から退出する者が発生することで、雇用情勢の悪化を過小評価することがあるが、この効果(就業意欲喪失効果)を補正し推計した「真の失業率」を、最新のデータを加え...

2012年06月06日 08:18

池尾和人『現代の金融入門【新版】』

リンク先を見る 現代の金融入門 [新版] (ちくま新書)  金融取引、銀行システム、企業統治(ガバナンス)の基本から中央銀行による金融政策、金融規制監督まで、幅広く取り扱う入門...

2012年04月12日 20:11

小野善康『成熟社会の経済学 長期不況をどう克服するか』

経済・社会, 書籍(感想) リンク先を見る 成熟社会の経済学――長期不況をどう克服するか (岩波新書) 作者: 小野善康 出版社/メーカ...

2012年03月30日 13:43

信頼、幸福と批判的精神

リンク先を見る幸福の研究―ハーバード元学長が教える幸福な社会作者: デレック・ボック,土屋直樹,茶野努,宮川修子出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2011/09/23 前回のエントリーでは、...

2012年02月26日 22:42

デレック・ボック(土屋直樹他訳)『幸福の研究 ハーバード元学長が教える幸福な社会』

リンク先を見る幸福の研究―ハーバード元学長が教える幸福な社会作者: デレック・ボック,土屋直樹,茶野努,宮川修子出版社/メーカー: 東洋経済新報社 本書は、原題に"The Politics of Ha...

2012年02月12日 22:38

ESPフォーキャスト調査による就業者数の予測

16日に公表されたESPフォーキャスト調査により、今後の就業者数の推移を予測する。まず、実質GDPの水準はつぎのようになる。リンク先を見る 実質GDPは、緩やかに上昇しているが、経済危機以前のピークの...

2012年01月17日 21:39

タイラー・コーエン(久保恵美子訳)『フレーミング 「自分の経済学」で幸福を切りとる』

リンク先を見るフレーミング 「自分の経済学」で幸福を切りとる作者: タイラー・コーエン,久保恵美子出版社/メーカー: 日経BP社 フレーミング効果とは、行動経済学で提示される人間のもつ代表的なバイアス...

2012年01月11日 20:57

今年の経済に対する期待

これはヨーロッパのある都市でも同じように感じたことだが、日本の地方都市は、サービスが悪いと感じることがある(特に、地方の公共交通機関など)。ちょっとした動作を一つとっても、「遅い」と感じることがあり、...

2012年01月06日 23:32

今年の10冊

恒例のことでもあるので、今年もこのエントリーを書くことにする。1.カーメン・ラインハート、ケネス・ロゴフ『国家は破綻する 金融危機の800年』 リンク先を見る 国家は破綻する――金融危機の...

2011年12月25日 07:27

雇用政策のジレンマ

ここにいう「ジレンマ」とは、通常、雇用情勢がよくなること、例えば、求人数が増加すれば、雇用政策の執行はより容易になると考えるのが自然であるが、逆に、雇用情勢がよくなることによって、雇用政策の執行がより...

2011年11月30日 18:48

平木典子『カウンセリングとは何か』

リンク先を見るカウンセリングとは何か (朝日選書) 本書は、「特定のカウンセラーと来談者(クライエント)がつくり上げる、二度と同じことがない、独特のかかわり合い」であるカウンセリングについて、その「プ...

2011年09月24日 22:34

2000年代の長期的な公的需要の低下を考える

日本経済は、1990年代半ばより、一時的なものを除いて物価上昇率はマイナスとなっており、デフレーションが継続している。デフレーションは、貨幣供給面からみると、先日のエントリーでも指摘したように、財・サ...

2011年09月04日 21:28

文筆家の「嘘」を見極めるためのいくつかのポイント

以下、自戒も込めて。1.「○○というのは、△△では当たり前」、「●●は、▲▲によってそのほとんどが説明できる」といった議論は、その前提や文脈をよく見極める必要がある。前提が違う場合にはまったくあてはま...

2011年08月30日 20:27

労働生産性の日米比較

1990年代以降の経済については、米国では順調に成長が続いた一方、日本では「失われた10年」とよばれるような長期にわたる停滞があったことが対比的に論じられている。ところが、従業員1人あたりでみた実質付...

2011年08月24日 23:00

米国の「日本化」?

最近公表された米国のSNA統計をみると、米国経済は、このところ踊り場的局面を迎えつつあり、雇用については、しばらくは厳しい情勢が続くことが見込まれている。実質GDPの対前期比は0.3%の増加であるが、...

2011年08月16日 18:46

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