郷原信郎の記事一覧

“桜を見る会前夜祭”安倍首相の「ホテル名義の領収書」説明への疑問

今年の「桜を見る会」の前日にホテルニューオータニで開かれた前夜祭について、安倍首相は、昨日、「すべての費用は参加者の自己負担。旅費・宿泊費は、各参加者が旅行代理店に支払いし、夕食会費用については、安倍事務所職員が1人5000円を集金してホテル名義の領収書を手交。集金した現金をその場でホテル側に渡すという形で、参加者からホテル側への支払いがなされた。」と説明し、少なくとも2017年分までの安倍総理に...

2019年11月16日 14:36

服役後5年“不屈の闘志”で司法試験合格した佐藤真言氏を阻む「不条理の壁」

2011年、東京地検特捜部に「震災復興融資詐欺事件」で逮捕・起訴され、実刑判決を受けて服役した経営コンサルタントの佐藤真言氏が、今年の司法試験に合格した。5年前には、服役していた佐藤氏が、予備試験を経...

2019年11月06日 11:30

関電第三者委は、法曹キャリア「てんこ盛り」の“透明な皿”

昨日(10月9日)、開催電力は、八木誠会長と岩根茂樹社長が辞任すること及び但木敬一弁護士(元検事総長)を委員長とする第三者委員会を設置したことを発表した。多額の金品受領について「被害者的な言い訳」に終...

2019年10月10日 11:20

日本郵政鈴木副社長「NHK暴力団発言」で露呈した「放送法コンプライアンス」の“無理解”

関西電力の岩根茂樹社長と八木誠会長が、2010年2月に、関電本社の役員会での講演で、私のコンプライアンス論を聞いてくれていた人達であるのに、彼らの金品受領問題に関する記者会見での言動が、残念ながら、全...

2019年10月09日 12:40

関電経営トップはなぜ居座り続けるのか~「関西検察OB」との”深い関係”

組織の経営トップないし、それに近い立場の人間は、その組織の運営に極めて大きな影響力を持つ。そういう立場の人間が、信頼され、その地位に相応しい責任感と倫理観を持って、職務を行うことで、組織の健全な運営が...

2019年10月07日 09:54

青梅談合事件・一審無罪判決に控訴した”過ちて改めざる”検察

9月20日、東京地裁立川支部で、酒井政修氏に対して言い渡された「青梅談合事件」の無罪判決に対して、控訴期限の昨日、検察官は控訴を行った。マスコミから得ていた情報でも、無罪判決を覆すのは困難だとして、事...

2019年10月05日 16:33

「会社役員収賄罪」としての“犯罪性”に迫れるか~関電金品受領問題、記者会見のポイント

9月27日朝刊で報じられた、関西電力幹部が高浜原発の地元の有力者からの長年にわたって多額の金品を受領していた問題(【関電幹部、原発地元有力者から金員受領の“衝撃”~「死文化」した“会社役員収賄罪”も問...

2019年10月02日 10:11

福田多宏氏控訴審判決で問われる「刑事司法」「検察改革」の現状

私が、「権力との戦い」と位置付け、全力で取り組んできた3つの刑事事件について、この夏から秋にかけて、相次いで判決言渡しが行われている。国立循環器病研究センターの官製談合防止法違反事件(国循事件)の桑田...

2019年09月30日 14:32

「関電幹部、原発地元有力者から金銭受領」のモラル崩壊~「死文化」した“会社役員収賄罪”すら問題に

電力会社幹部と原発立地自治体の「有力者」との間の重大な問題が表面化した。 関西電力の八木誠会長や岩根茂樹社長を含む同社幹部ら6人が2017年までの7年間に、関電高浜原子力発電所が立地する福井県高浜町の...

2019年09月27日 19:13

福田多宏税理士・法人税法違反事件、「大逆転判決」の可能性~10月9日大阪高裁判決への期待

最近、権力集中の政治状況もあって、世の中全体は、権力におもねる傾向が強まっているように思える。これまでも、「長いものには巻かれない」という生き方を通してきた私だが、「権力との戦い」に注ぐエネルギーは、...

2019年09月26日 17:40

青梅談合事件、「無罪判決」に涙

9月20日午後1時半、東京地裁立川支部の302号法廷で青梅談合事件の判決言渡しが行われた。広い傍聴席は、被告人の酒井政修氏の家族、知人、同業者の人達、マスコミ関係者などでほぼ満席だった。この事件の摘発...

2019年09月21日 09:24

青梅談合事件、「”人質司法”の常識」を覆すことができるか~9月20日午後、東京地裁立川支部で判決~

「犯罪事実を認めない限り、長期間にわたって勾留が続き、自白し、起訴事実を認めるのと引き替えに釈放される」という日本の刑事司法における「人質司法」の悪弊が、これまで多くの被疑者・被告人に、耐えがたい苦痛...

2019年09月19日 22:26

ガバナンスに揺れる日産、「車の安全」コンプライアンスは大丈夫なのか

日本を代表する自動車メーカーの一つ、日産自動車のガバナンスは、今も、大きく揺らいでいる。昨年11月19日、カルロス・ゴーン会長とグレッグ・ケリー代表取締役が、支払われてもいない「退任後の報酬」について...

2019年09月17日 08:51

「西川社長辞任」で日産のガバナンスは根本的に改善するのか

日産自動車の西川廣人社長が、今週月曜日(9月9日)の定例取締役会後の記者会見で、とうとう社長辞任を表明した。SAR(株価連動型インセンティブ受領権)報酬の不正受領の事実が社内調査の結果明らかになったと...

2019年09月13日 14:49

日産西川社長 役員報酬不正受領で辞任不可避、検察審査会の判断にも影響は必至

日産自動車の西川廣人社長が、株価に連動する役員報酬制度(SAR)について、社内規定に違反して不当に数千万円を上乗せして受け取ったことが、社内調査の結果で判明し、9月4日に開かれた監査委員会で報告された...

2019年09月05日 09:26

日本郵政株売却に”重大な疑義”を生じさせた長門社長「冗談ではない」発言

かんぽ生命保険の不適切販売問題を受けて、かんぽ生命株式会社(以下、「かんぽ生命」)の植平光彦社長と、販売委託先の日本郵便株式会社(以下、「日本郵便」)の横山邦男社長が、7月10日に開いた記者会見につい...

2019年08月03日 15:02

吉本興業、独禁法「優越的地位の濫用」による摘発が現実のものに

一昨日(7月23日)出した記事【“吉本興業下請法違反”が、テレビ局、政府に与える重大な影響】で、吉本興業ホールディングス(以下、「吉本HD」)をめぐる問題について、下請代金支払遅延等防止法(以下、「下...

2019年07月25日 09:31

「吉本興業と芸人の取引」は下請法違反~テレビ局、政府はコンプラ違反企業と取引を継続するのか

振り込め詐欺グループの宴会に参加して金を受け取ったとして謹慎処分を受けた、宮迫博之氏と田村亮氏の2人の記者会見を受けて、吉本興業ホールディングス(以下、「吉本」)の岡本昭彦社長が、7月22日に記者会見...

2019年07月23日 10:41

「契約書のない契約」という“闇”~吉本興業の「理屈」は、まっとうな世の中では通用しない

7月20日、振り込め詐欺グループの宴会に参加して金を受け取ったとして謹慎処分を受けた、「雨上がり決死隊」の宮迫博之氏と「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮氏の2人が記者会見を開いた。引退を覚悟して、謝罪...

2019年07月22日 13:59

日本郵便横山社長の姿勢への重大な疑問~「日本郵政のガバナンス問題」としての保険不適切販売問題

日本郵政傘下のかんぽ生命保険の最大9万3000件に上る不適切販売が明らかになった問題で、かんぽ生命株式会社(以下、「かんぽ生命」)の植平光彦社長と、販売委託先の日本郵便株式会社(以下、「日本郵便」)の...

2019年07月15日 10:48

産経新聞は、誤った「印象操作」記事は撤回・謝罪すべき~なぜ「人質司法」解消に水を差すことに拘るのか

産経新聞の、【保釈率倍増、高まる逃走・再犯リスク 裁判所判断に浮かぶ懸念】と題する記事や、それを受けての社説について、昨日(6月23日)、アップした記事で、今回の事件で収容を免れて逃走した男が、周辺の...

2019年06月24日 09:46

実刑確定者逃亡事件は、検察組織の姿勢の問題 ~「人質司法」の裏返し

神奈川県愛川町で、実刑確定者が、収容しようとした検察庁職員や警察官に抵抗し、刃物を持って逃走した事件をめぐり、検察庁・警察の対応の拙さが批判されているが、刑事裁判の確定、刑の執行の境界線のところで起き...

2019年06月23日 11:35

“野村證券情報伝達”で問われる「法令遵守」を超えたコンプライアンス

東京証券取引所(以下「東証」)が設置した「市場構造の在り方等に関する懇談会」(以下「懇談会」)の委員を務める野村総合研究所(以下、「野村総研」)の研究員が、野村證券のリサーチ部門に所属するストラテジス...

2019年06月10日 21:27

「ラグビーWC観戦券付きツアー」をめぐるコンプライアンス上の問題

大手旅行会社JTBが、ラグビーワールドカップ2019日本大会の観戦チケット付きツアーの販売を行っている。ネット広告にはJTBは、「ラグビーワールドカップ2019™日本大会」国内唯一の公式旅行会社です。...

2019年06月07日 14:13

日産西川社長に対する「不当不起訴」は検察審査会で是正を

本日(2019年6月4日)、日産自動車株式会社(以下、「日産」)代表取締役社長西川廣人氏に対する不起訴処分について、告発人の東京都内在住の男性からの委任を受け、申立代理人として、検察審査会への審査申立...

2019年06月04日 17:06

“上原の悔し涙”にみる「個人と組織の関係」

昨日(5月21日)、巨人の上原浩治投手が記者会見を開き、現役引退を表明した。 広島カープファンの私にとって、「巨人の上原投手」というのは、まさに「憎たらしい投手」そのものだった。現在、セリーグ3連覇中...

2019年05月21日 12:38

「日産公判分離せず」は、法人処罰の問題ではなく、司法取引の問題

カルロス・ゴーン氏、グレッグ・ケリー氏と、法人としての日産自動車が併合起訴された金融商品取引法違反の事件について、平成最後の平日の4月26日夕刻から東京地裁で行われた裁判官・検察官・弁護人の「三者打合...

2019年05月10日 10:24

令和の時代に向けて日本の刑事司法“激変”の予兆~「日産公判分離せず」が検察と日産に与えた“衝撃”

昨年11月19日、突然のゴーン氏逮捕から始まり、国内外から大きな注目を集めてきた「日産・ゴーン氏事件」。平成最後の1週間に起きた「ゴーン氏再保釈」と、それに続く「日産公判分離せず」という裁判所の判断は...

2019年04月30日 11:57

“ゴーン氏再保釈”、「人質司法のカード」を失った検察

日産の前会長カルロス・ゴーン氏について、東京地裁は、25日、保釈を認める決定を出した。4月23日に、ヤフーニュースの記事【“ゴーン氏再保釈”の可能性が高いと考える理由】で、再保釈の可能性が高いと述べた...

2019年04月25日 14:08

正義の「抜け殻」と化した検察官~国循事件控訴審、検察「弁論放棄」が意味するもの

4月16日、大阪地検特捜部が、国立循環器病研究センター(以下、「国循」)の元医療情報部長の桑田成規氏を逮捕・起訴した「国循事件」の控訴審第2回公判期日が開かれ、最終弁論が行われて結審した。判決は、7月...

2019年04月19日 10:09

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