文藝春秋SPECIAL 2015秋の記事一覧

司馬遼太郎と三島由紀夫 「国民作家」の戦争体験 - 福嶋亮大(文芸批評家・中国文学者)

従軍した司馬と戦場に行けなかった三島。対照的な体験は二人の文学にどのような影響を与えたのか? 戦後日本の文学者として、司馬遼太郎(1923年生)と三島由紀夫(1925年生)は双璧の存在である。司馬は今なお根強い崇拝の対象であり(日本人にとっての「国民作家」は結局、村上春樹ではなく司馬遼太郎だろう)、三島は古典主義とロマン主義のせめぎあうその小説群に留まらず、戦後日本批判とパフォーマンス的な自殺によ...

2015年09月16日 07:00

統制経済 岸信介の選択 - 中野剛志(評論家)

「満州は私の作品」と語った革新官僚の目指したものとは 岸信介研究の第一人者である原彬久・東京国際大学教授は、安倍晋三首相について「安倍氏の発言や著書を読むと、やはり安倍氏の中に岸信介はいるな、と思う」...

2015年09月16日 07:00

慰安婦問題 なぜ冷戦後に火が付いたのか - 木村幹(神戸大学教授)

日韓最大の懸案を解決するには、1990年代以降の両国関係の変質を理解しなければならない 従軍慰安婦問題が日韓関係における「のどに刺さった骨」になって久しい。とりわけ朴槿恵政権成立以後の韓国政府はこの問...

2015年09月09日 07:00

新・脱亜論 「内なる中国」と闘え - 平野聡(東京大学大学院教授)

中国中心の「華夷秩序」に対峙してきた日本。対中関係「最大の失敗」はどこにあったか 日本の存立を考える上で、すぐ西に存在する大国である中国との関係は無視し得ない。ある意味で日本の歴史とは、如何にして中国...

2015年09月09日 07:00

最大の失策「三国同盟」を招いた対ソ恐怖症 - 清水政彦(弁護士・戦史研究家)

「ユーラシア連合」からの孤立という恐怖のシナリオが国策を誤らせた 日米戦争はなぜ生じたか? 戦後日本における太平洋戦争観は、もっぱら日本を中心とする東アジア目線で語られてきました。しかし、太平洋戦争が...

2015年09月02日 07:08

ヒロシマ・ナガサキ 核抑止の原点 - 三浦瑠麗(国際政治学者)

今もなお平和は核抑止ぬきには考えられない。そのような世界で日本がなしうることは何か? 核兵器の存在ほど、広く日本国民に一種独特の感情を呼び起こすものはないかもしれません。広島・長崎における原爆投下の記...

2015年09月02日 07:08

緊急提言 憲法から9条を削除せよ - 井上達夫(東京大学大学院法学政治学研究科教授)

憲法学者たちはいつまでごまかしを続けるのか憲法を形骸化させ、安全保障論議を妨げる。戦後70年の今こそ問う 今年5月14日、安倍政権は集団的自衛権行使のための自衛隊出動を合憲とみなす閣議決定をおこないま...

2015年08月26日 07:00

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