古山明男の記事一覧

公立学校はサラリーマン養成所

子どもたちは教育を受けるうちに、どこかの時点で、自分の職業につながる教育を選択します。 その選択の時点が、今の日本では、あまりに早い時点になっているのではないでしょうか。それも、選択ではなく、それしかないという形でコースを押し付けられます。どういうコースかというと、サラリーマンになるコースです。小学校が、まるでサラリーマン養成所のようなものになっているためです。 このコースには、明示されていないカ...

2017年12月22日 10:02

不登校は『制度公害』(6)

不登校は『制度公害』です。制度の不備が原因で、たくさんの親と子どもたちが苦しんでいます。学校復帰策だけでは解決できません。教育を多様化して、フリースクールやホームエデュケーションを合法化すべきです。 ...

2015年03月25日 09:28

不登校は『制度公害』(5)

社会的問題になるほどの「不登校」が生じるのは日本だけです。 「不登校」の原因は、いじめでも学力不振でもありません。それだったら、世界中にあるのです。子どもと学校が合わないときに、日本には他の教育手段が...

2015年03月18日 13:45

不登校は制度公害(4)

大量の不登校という現象は、日本に特有のものです。決して世界的なものではありません。不登校は、制度の不備が多数の子どもを追い詰めている『制度公害』です。 以下は、拙著「変えよう!日本の学校システム」 一...

2015年03月11日 22:16

不登校は制度公害(3)

不登校は、制度が不備であるために、自分に合った教育に出会えない子どもたちがたくさん生じ、学校に行かないことを非難され、追い詰められていったという現象です。不登校は『制度公害』です。 以下は、拙著「変え...

2015年03月07日 22:14

不登校は制度公害(2)

不登校が小中学校で12万人も生じる現象は、個々の子どもと家庭の問題であると捉えている限り、解決しません。 不登校は、制度が不備であるために、自分に合った教育に出会えない子どもたちがたくさん生じ、学校に...

2015年03月02日 16:50

不登校は「制度公害」(1)

不登校が小中学校で12万人も生じる現象は、個々の子どもと家庭の問題であると捉えている限り、解決しません。 不登校は、制度が不備であるために、自分に合った教育に出会えない子どもたちがたくさん生じ、学校に...

2015年02月27日 00:17

多様な学び保障法の意味

現在、民間から「子どもの多様な学びを保障する法律」(略称「多様な学び保障法」)を作って、すべての子どもの学ぶ権利を保障しようとする動きがあります。 この法律について説明します。 骨子案が公開されていま...

2015年01月24日 11:19

教育委員会の歴史(5) なぜ文部省は解体されなかったのか

日本の教育委員会の歴史について、途中で止まっていました。申し訳ありませんでした。 健康問題でした。 じつは、心臓の手術を受けて、退院してきたところです。 今療養中の身ですが、おかげさまで、日常業務から...

2013年11月20日 19:25

教育委員会の歴史(4) 戦前の視学制度

戦前の教育行政は、一般行政と分離していなかった。国の方針が、教育内容にそのまま反映していた。 教育内容は、国定教科書によって定められていたが、もう一つ教育内容を統制するものとして視学制度があった。視学...

2013年07月23日 18:35

教育委員会の歴史(3) 戦前の教育行政

日本の教育委員会は、1948年に、アメリカの教育委員会制度を模倣してできました。制度の形式はよく似ています。しかし、その中身はまったく違っています。 単純な言い方をすれば、アメリカの教育委員会は住民に...

2013年07月11日 01:00

教育委員会の歴史(2) 広義と狭義の教育委員会

教育委員会。 いったい、なんでしょう。わかりにくいですね。「行政委員会」という、政治の手が及ばないようにしてある行政機関なのだ、ということは前回述べました。 さらにわかりにくくしている理由に、「教育委...

2013年07月08日 01:00

教育委員会の歴史(1) 行政委員会

教育委員会は存廃も含めて、議論がなされています。 日本の教育委員会について、広い視野から正確な資料を提供したく、拙著「変えよう!日本の学校システム」(平凡社 2006)から、教育委員会について書いた部...

2013年07月04日 16:32

ソ連を怖がったため、ソ連と同じになってしまった体制(1)

拙著「変えよう!日本の学校システム」(2006)を書いたとき、内容をコンパクトにするために結局使わなかった原稿がたくさんあります。読み直したらけっこうおもしろいので、多少手を入れてブログに出します。 ...

2013年06月29日 20:33

いじめ防止対策推進法

「いじめ防止対策推進法」が6月21日に成立しました。http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_gian.htm内容を一読しまして、かなりの効果があるだ...

2013年06月25日 13:35

「自信がない」こと

20歳くらいのときだった。 理系の大学生だったが、自分のしたいことがわからなかった。そのうち、自分がほんとうに情熱を燃やせるのは、人間と社会がいったいどうなっているかなのだと思った。 語られる言葉がす...

2013年02月04日 12:01

いじめが発生しやすいところ

黒沢明監督の映画「どですかでん」(原作山本周五郎「季節のない街」)に、女房の尻に敷かれてこき使われているみじめな亭主が登場する。あまりのことに、他人がその女房の批判をする。そうしたらその亭主が、「よく...

2013年01月13日 13:56

教育委員会について本気で考える

8月29日に、シンクタンク構想日本が主催する「JIフォーラム 教育委員会について本気で考える」にパネリストの一人として参加しました。 構想日本代表の加藤秀樹氏が司会役で、パネリストの「教育委員会廃止論...

2012年11月23日 20:21

自己知と感受性

自己知というのは、一生続く、もっとも価値ある学びなのだと思います。自分がどのような動機で動いているのか、それは全存在、全感覚を使ってのみ、理解できるものです。言語でのみ自分を捉えていると、どんなに反省...

2012年08月30日 16:42

読書感想文の宿題をやめましょう

夏休みの読書感想文の宿題をやめましょう。強制されても苦痛なだけです。得るところがありません。感想文は書きたい人だけ書けばよい。「感想を書きなさい」と言われても、「おもしろかった」と書けば、それ以上書く...

2012年08月28日 09:44

ささやかな恐怖。学校で植え付けられた

けさ、自分がいつもひたされていた恐怖のことを意識できていました。ささやかな恐怖。何十年もずっとひたされてきたものです。身体全体で感じる、ちょっとすくんだような感じ。子どもが怯えて、物陰に隠れるような感...

2012年08月17日 08:15

管理社会といじめ

大津市のいじめ自殺事件が大きく報道されています。 新聞やネット上に、被害者に呼びかける声、加害者に呼びかける声、自分の体験を赤裸々に語る声、それぞれ真摯なものがたくさんあります。でも私には、いじめは、...

2012年07月25日 09:00

自主高校があっていい

中学生のお子さんを持つ親と話していたこと。 子どもに詰め込み勉強をさせたくはない。しかし、現実に高校受験があるのでどうしたらいいか。私はこう言いました。 「自主高校があっていいじゃないですか。」 学び...

2012年07月20日 08:49

なぜ数学が必要なの?

「なぜ数学が必要なの?」 そう尋ねる中学生がいます。 「それって、数学をやりたくないから言う、逃げなんだよね」 そう言う先生たちがいます。「こいつ、うまいこと逃げようとしやがって」、そう内心思う先生も...

2012年06月25日 09:54

5重の壁はなぜ役に立たなかったのか

福島事故以前、原子炉は「5重の壁」があるから、放射性物質が外部に出ることはない、と安全性を謳われていました。5重の壁とは1燃料ペレット2燃料被覆管3原子炉圧力容器4原子炉格納容器5原子炉建屋でした。し...

2012年06月24日 08:35

なぜ成績をつけるの?

なんで教育に成績付けがあるのか不思議に思いませんか? 子どもが自転車に乗ろうとチャレンジしています。習得が早い子もいる、遅い子もいる。でも、たいていは乗れるようになります。乗れるようになれば嬉しいです...

2012年06月11日 08:11

社会問題の根幹と思えること

これは社会問題の根幹に関わるんだ、と思える教育問題について。ストレスの大きい生き方をする人たちに、大きく言うと2種類あります。一つは、他人と摩擦を起こさないことを最優先させて生きる人たちです。他人と対...

2012年04月23日 10:08

「1Q84」 単純な世界観から抜け出すこと

村上春樹の『1Q84』が文庫本になってコンビニに置かれていました。そろそろ読むか。1冊買いました。いったん読みだすと、もう、やめられない。けっきょく、文庫本になっていない単行本2冊まで買って、第三部ま...

2012年04月18日 09:41

入試による教育水準コントロールへの疑問

春は高校別の大学入学者発表の季節です。週刊誌が売り物にしています。 これがまた、実質的な高校ランキングとなっています。東大を頂点とする有名大学に何人入ったかがたいへん重要なのです。有名大学合格者数が増...

2012年04月10日 09:55

集中力ではなく 

J.クリシュナムルティという哲学者がいます。この人の教育思想に基づいたクリシュナムルティ・スクールが、インド、アメリカ、イギリスに6校あります。 クリシュナムルティ教育が、他の教育と異なる大きな特徴が...

2012年04月07日 18:57

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