青山社中筆頭代表 朝比奈一郎の記事一覧

2022年の簡単な展望と「本当に新しい資本主義」

1.2022年のごく簡単な展望表面的安定発足して3か月を迎えようとしている岸田政権の支持率が異例の上昇をしている。これまでのところ、隣国の韓国を含む諸外国と比べてコロナ感染をうまく抑え込んでいることへの評価が表れているものと思われる。所得制限やクーポン券の扱いなどでゴタゴタを繰り返した10万円給付問題や、オミクロン株の水際防御の不手際などは、幸いにして政権への大きなダメージにはなっていない。コロナ...

2021年12月29日 09:57

自民党総裁選や存在感のない野党を受けての憂鬱~「シン攘夷」のために~

本エッセイ執筆時のわずか数時間前に、自民党の第27代総裁として岸田文雄氏が選出された。ほどなく、第100代の内閣総理大臣に選出されることはほぼ確実である。こう書くと何か劇的な瞬間に立ち会っているかのよ...

2021年10月01日 16:33

「分断」に満ちた世の片隅で思う事  ~アフガン情勢、自民党総裁選などから『竜とそばかすの姫』を考える~

序: 「分断」に溢れる世界でアフガンから来る世界の分断平和裏に綺麗に撤兵し、米国も他国も以後は深く関与することなく、自らの殻の内側で安寧を得るのかと思いきや、そうは問屋が卸さず逆に阿鼻叫喚の様相を呈し...

2021年09月01日 15:51

オリンピックからの学び ~日本政治・日本経済の復活を願って~

【起】最近、知人たちなどから、オリンピックについての感想を良く聞かれる。私はアスリート経験があるわけでもなく、告白すれば、どちらかと言えば運動音痴であるわけで、もちろん、聞き手も私にスポーツとしての評...

2021年07月31日 11:22

「こども庁」創設は今本当に必要か ~コロナ下の緊急時、優先順位が明白に違うのに、誰も何も言わない同調圧力の怖さ~

起: 緊急事態宣言下で感じる同調圧力「そういえば社会人になって25年目、早くも四半世紀目となる年度がスタートしたか」というちょっとした感慨に浸りながら、しんしんと雨の降る中、東京の自宅でこのエッセイを...

2021年04月30日 20:24

「総務省幹部接待問題」や「相次ぐ法案作成ミス」についての率直すぎる感想

標題の二つの問題が典型的ですが、最近、霞が関(中央省庁)を巡って様々な問題が噴出しています。どうしてこういう問題が起こるのか、日本はこんなことで大丈夫なのか、再発は防げるのか、等々、気にされている方も...

2021年03月31日 18:17

政治未経験だったトランプ前大統領が受け、政治家30年以上の菅総理が受けない理由 ~ 50年単位で変遷してきたラジオ時代、テレビ時代、インターネット時代と政治 ~

菅政権の苦境が止まらない。外形的には、度重なるスキャンダルが特に効いているように見える。今年の主な動きだけでも、1)自民党総裁選で菅選対の事務局長だった吉川元農水大臣が収賄罪で1月に起訴され、2)2月...

2021年02月27日 07:34

2021年~30年の10年で、日本を活性化させる起死回生の秘策? ~経産省への大胆な期待~

【1.経産省の人たちとの再交流】「先輩、10周年おめでとうございます。コロナという想定外の事態もあり、一年、本当に激動でした。この一年を振り返って、是非飲みましょう。」同じ課で机を並べたこともある経産...

2020年12月29日 13:09

ほろ苦い複雑な味 ~霞が関と『半沢直樹』~

つい先日、久々に夕方過ぎに霞が関にいたこともあり、懐かしの長崎飯店を訪ねて皿うどんを食べた。虎ノ門ヒルズのビジネスタワーもオープンし、新駅もできるなど、霞が関のすぐ横の虎ノ門地域は驚くほどに再開発が進...

2020年10月01日 06:49

安倍政権と日本の政治 ~ (1)安倍政権の評価、(2)短期的・中長期的な日本政治の行方・あり方、についての私見 ~

(1)安倍政権(第2期)の評価 ~攻めの前半/守りの後半~政権の総括正直、安倍総理の辞任は予想外であった。28日に記者会見をして国民に病状を説明するとの事前情報から、可能性として、厳しい病状を踏まえて...

2020年08月31日 15:24

「上流」の時代

コロナの猛威が止らない。もちろん、激増しつつある世界・国内の感染者の動向も心配ではあるが(東京はついに本日※、感染者数が463人/日に)、感染者数は検査数を増やせば増加するのはある意味当然でもあり、個...

2020年08月01日 08:04

新都(メガ首都圏)構想 ~Go West!:西へ、東へ、そして北へ~

コロナとアメリカ ~急速な崩壊と希望~アメリカが壊れかかっている。コロナ下で直接訪問も出来ず、全て伝聞情報からの想像ということにはなるが、かつて2年ほど東海岸で生活した経験などから見て、とてつもない地...

2020年06月30日 22:11

アフター(ウィズ)・コロナと日本の戦略 ~「あいまい国家・日本」の針路に自信を持とう~

1.情けない日本のメディア・ネット空間(ちょっと長めのメディア批判)一貫性のないメディア・炎上系政治芸人「さすがにくだらない批判ばかりで飽きた」最近の私の心象風景を一言で表すとこうなる。現在の状況を踏...

2020年05月01日 10:20

コロナ後の世界(アフター・コロナ)をどう見るか ~危機を契機に日本各所で議論が進み、各人が「始動」することを期待~

2020年を迎えた年初には想像もしなかったが、新型コロナウイルスの感染拡大が大変なことになっている。ついに、今年を象徴するイベントになるはずだった東京オリンピック・パラリンピックまで延期されることにな...

2020年04月02日 10:39

新型コロナウイルス狂騒曲 ~子曰わく、民は之に由らしむべし。之を知らしむべからず。(泰伯第八)~

ある意味「対岸の火事」だった中国発の新型コロナウイルス問題だが(日本でもダイヤモンド・プリンセス号騒動があったので、せめて「岸壁の火事」と言うべきだろうか?)、一昨日の2週間のスポーツ・文化イベントの...

2020年02月28日 22:04

文化を巡るあれこれ ~ゴーン氏「脱出」、新型コロナウィルス拡散など雑感~

2010年(11月)に経産省を離れて青山社中を設立し、早くも10年目を迎えた2020年。感慨にふける間もなく、年初の1月から出張でベトナム・ホーチミンや奈良県明日香村という私にとっての「非日常空間」に...

2020年01月31日 19:56

非合理に見えて実は合理

2020年が目前に迫る年の瀬、いよいよオリンピックが近づいてきたという実感が強い。弊社が外苑前にあることから、新しい国立競技場の雄姿を見ることが多いこともその一因であろう。何となくワクワクするのは私だ...

2019年12月28日 12:58

グローバル人材とは何か

2度目の訪問となった中国四川省江油市からの帰りにこのエッセイを書いている。江油市は、人口88万人の市であり、日本であれば政令市になれる人口規模だが、100万人都市が300あると言われる中国においては、...

2019年11月30日 12:26

進次郎氏の憂鬱? ~ 近衛文麿路線を如何に脱するか ~

9月11日、「安定と挑戦」を掲げて第四次安倍第二次改造内閣がスタートした。ただ、標語とは裏腹に、その重心は、挑戦より安定にあるように見える。新内閣では、「憲法改正」や「全世代型の社会保障改革」に向けて...

2019年09月30日 21:29

「怒り」を巡るあれこれ

8月3週目と4週目は、休暇と出張で約2週間もの間、東京を離れていた。東京での日常は、朝の新聞読みにはじまり、昼間・夜と、常に携帯ニュース等に追われる生活だが、出張すると生活習慣が崩れ、新聞も読まず、ニ...

2019年08月30日 20:03

安倍政権という「ビジネスモデル」 ~サブスクリプションとベンチャー投資~

終わってから実はまだ一週間しか経っていないが、遠い過去の様に感じる。7月24日(日)に投開票があった参議院議員選挙のことだ。史上2番目の低さという低投票率と予定調和的結果もあって、「既に終わったこと」...

2019年07月31日 19:29

余は如何にして民間人となりし乎 ~中国の現実から、経産省を辞めて民間人になった理由を改めて意識する~

先月、日中リーダー会議に参加すべく上海に行ったついでに、約20年ぶりに深センを訪問した。一言で言えば、秋葉原(華強北路など)とシリコンバレー(南山地区など)を足したような「場の迫力」に圧倒され、もう、...

2019年06月01日 14:36

「優しい日本」が加速させる「厳しい現実」という皮肉 ~Ask what you can do for your countryを思い出そう~

間もなく平成が幕を閉じ、令和が始まる。1)平成の30年間の総括、そして、2)令和の見通しと私たちが考えておくべきこと、についての私見は、それぞれ、先月から連載がはじまったJB Pressで、3月・4月...

2019年04月30日 16:57

“イチロー的存在が日本を救う” ~イチローの人生・言動にみるリーダーシップ ~

結果として日付が変わる頃にイチロー選手が引退会見を行うこととなった3月21日(祝)の夜。私は、23時放映開始の報道番組に出演するべく、事前打ち合わせやメイクを済ませて出演者控室で待機していた。本番20...

2019年04月01日 07:42

行政改革と国会改革

経済産業省の官僚時代、「新しい霞ヶ関を創る若手の会」(通称:プロジェクトK)という省庁横断的な若手官僚からなる集まりを主宰し、組織・人事・業務の3方面から具体的な霞が関改革案をまとめたことがある。 ...

2019年03月06日 10:09

外国人労働者の受け入れ拡大 新しく「日本人を迎える」覚悟を

仕事上、東京以外の地域に行くことが多い。本エッセーを書き始めた今月半ばから月末にかけての10日で、近畿や四国や北関東の自治体5カ所を訪問している。悲鳴を上げる老骨直前の「中年骨」にむち打って何とか業務...

2018年12月30日 14:34

ゴーン氏逮捕劇の本質はロビイング?!

確たる情報を持っているわけではない。だが、日本政府の影を強く感じる。日産のカルロス・ゴーン前会長の逮捕劇のことだ。報道が事実であれば、ゴーン氏の私腹の肥やし方は日本の常識的にはあり得ない話だ。私も憤り...

2018年12月04日 10:34

本格的な地方分権の必要性 ~奇跡の「海士町」を訪問して想う~

大方の予想通りではあるが、自民党総裁選は安倍晋三氏の圧勝で終わった。 盛り上がらなかったことを嘆く人が散見されるが、そもそも政治とは空気のようなものだ。危機の時ほど多くの気持ちが高まる。関心...

2018年09月30日 10:15

2人のK君(地方創生/外国人移民についての雑感)

自民党総裁選が近づいている。8月17日付のJapan Times (https://goo.gl/f9zMQQ)や、27日付のフジサンケイビジネスアイ(https://goo.gl/81XUpC)にて...

2018年08月31日 20:37

外注国家日本の行く末 ~人手不足・GDP成長至上主義が家族・幸せを壊す?

深刻な人口減少・人手不足を前に、外国人労働者に関する議論が世間を賑わせている。政府は、これまで事実上の外国人受け入れのゲートウェーとなっていた、いわゆる「技能実習制度」の拡充のみならず、造船・介護・建...

2018年08月08日 12:50

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